KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

免疫療法再開

2022年08月18日 | 俳句
昨日の話です。
書いたら途中で名文?消してしまい、やる気うせていますが。
あまりにも痩せすぎたので、1ケ月治療お休みし体調回復させたかったのに、その効果もなく。でも昨日は3月以来のCT検査もあるので治療の効果も見えるはず。レントゲンでは毎月確認していたがCTの方がより確実に見えるらしい。
結果、かなり病巣は小さくなっているし、1ケ月延期でも悪化はしていないようだ。
ともあれ、今回は再開することにした。口内炎もお腹の具合も完治はしていないけど、完治を待ったらがんの方が元気を取り戻すかもしれない。

化学療法室は拡張工事のため、今月から当分、病院の中央にあるホールが臨時の治療室になった。
何だか野戦病院めいている。


さて今日は、抗がん剤ではないが化学療法の一つ、免疫療法について少し書こうと思った。それも書き始めが消えてしまった。いままでにも書いたことだが、私の肺がん(肺腺がんの一つ)はステージ2・リンパ転移もないらしかったので普通なら手術で完治出来る。でも心臓が....状態。ペースメーカーの上、膠原病まで患っている。で、ドクターストップ。手術成功心臓止まった、では何にもならないので、最後の手段の免疫療法のテセントリク、というのを使うことになった。その前に一回だけ肺がんの抗がん剤を試したが、とてもキツすぎて高齢者にはムリだった。
何年か前は治験を募集していた薬なので、新しいし何処の病院でも使える、という訳でもないようだ。試してみたら、私には効果が出た。但し、副作用は結構出る。副作用について、使っている人の立場の話が余り見つからなかった。なので私のような高齢者の体験でもお役に立つかしらん?と思った。無論、副作用は人それぞれ。全く出ない人も居るようだ。でもこの薬の最大の利点は、脱毛がないこと。抗がん剤の脱毛経験者としては、二度と経験したくない。

点滴の薬の量は体重により違うので、超痩せ過ぎの私の点滴時間は参考にならないはず。その点滴中から目眩もちの私でも目眩が強くなる。起き上がる時、要注意。翌日から1週間くらいは微熱と頭痛の出ることが。これがコロナ時代にはとても困る。私のように施設にいると、副作用、と言っても念のため、なんて騒ぎになるので、処方されているカロナールを早めに飲む。発熱は2~数日間。
一番困るのは下痢。治療の1回目2回目くらいは数日でおさまったものの、回を重ねると次第に症状の悪い期間が長くなり、食べても食べても痩せる状態が続いた。腹痛はあまりない。おおよそ午前中におさまるものの、外出に困る。
口内炎と味蕾・味覚障害。最初の回では数日で回復したがこれも、だんだん長く続くようになった。6月以来、きれいに治った日はない。といっても酷い時期と軽い時期があるので我慢の限界は越えない。

その他、動悸息切れ、などもあるようだが私は元々心不全の症状で息切れ状態、なので副作用かどうか不明。湿疹も出来やすくなったが、これも本来のアレルギー体質で不明。

ともかく、痩せても命あって歩ける今があるのはテセントリクのおかげです。

(註)私は自分もがん体験者、夫をがんで亡くし夫の家族・自分の両親兄姉、がんで亡くしています。がん、というおどろおどろしい漢字を見るだけで気分が落ち込みます。病ダレの中に山ほど腫瘍が出来る、と想像させる字、この世から放逐して欲しいと思っています。この事、このブログに何度も書きましたわがまま、お許しを。

我を待つ池畔のベンチ秋めきぬ  KUMI






コメント (4)
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