KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

桜の寿命

2023年03月12日 | 俳句
天気 晴のち曇

今年は桜の開花が早くなる、と言われているが、白木蓮の咲いてきた写真があちこちのブログなどに掲載されるようになった。写真は、8年前のちょうど今日撮ったもの。

白木蓮の咲く所までは、もう簡単に歩いては行けない体力になってしまった。でも、以前の家からは近いので毎年、行っていた。
何本かの木が並んでいて、日当たりが良いのでもう咲いているかもしれない。


そして、その木々がみごとな花を咲かせる頃になると、同じ公園の桜が咲き始める。

公園の桜は殆どが古木。多分、戦後すぐにでも植えたものだろうか。そろそろ寿命になりそうだった。
ソメイヨシノの寿命は80年と言われている。エドヒガン桜とオオシマ桜との交配種、とされ、江戸時代に江戸・染井村の植木職人が作り上げたらしい。だから、寿命は人間とほぼ同じだ。植物とはいえ、手入れをしなければ寿命は短くなるだろう。手入れをしていれば80年以上花を咲かせ続けるだろう。同じソメイヨシノの桜並木も、古木が目立つようになった。お隣・国立市の大学通りの見事な並木も、ひこばえが目立ち、そろそろお疲れの木々が・・この並木は、戦前に植えられたのだと思う。手入れが良いので長持ちはしたけれど、寿命になった木が増えた、と数年前から言われていた。
十分に楽しんだ風景なので、そろそろお疲れ様、とお別れしても良いかも。

水温む映れる雲を揺らしては  KUMI
コメント (4)
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