KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

杉花粉大飛散始まる

2024年02月26日 | 俳句
天気 晴

写真は、猫の居た境内の枝垂れ梅。写真の猫はもう居ないだろうが、梅は咲いていると思う。
昨日から天候が冬型に戻って気温も今頃の寒さに安定するようだ。一昨日は風がなくて暖かさを感じたので、面会に来てくれた義姪母娘と久々に買い物に出た。靴はまだ履けないので、古い上履き用草履を履いて。ちょっと出ただけなのに、花粉の飛散が多くなったようで帰ったら目がショボショボになった。涙が止まらない。眼科の点眼薬を多めに貰ってあるのでまだ安心。
今日は風が強いので、かなり飛散しているらしい。少し窓を開けただけでもクシャミが・・ 最近はあまり外へ出ないので以前ほどには花粉を体感しなくなったものの、我が花粉症歴はもう半世紀に及ぶ。最初はまだ花粉症の定義のない頃で、春先になると「何で鼻風邪をひくのだろう」と疑問に思っていたものだ。

人間はよく、分類される。男と女(最近は二つではないようだが)、年代別、体重別、などなど。今や国民病、経済的損失多大、と言われる花粉症、診断された人とされない人とに「分別」してはどうだろう? 花粉症に認定されたら、税負担を軽減するとか、マスクやティッシュの無料券を配布するとか。通院のための「花粉症休暇」を作るとか。
本当に、花粉症は面倒なのですよ、非花粉症の方にそのことを知って欲しいのです。花粉症になると物品にも金がかかるけれど、精神的な負担も大変です。
花粉症歴半世紀の私は、理解のない夫に「料理しながらクシャミするな、汚い」とか、「(外で)食事中に涙なんか拭くな、誤解される」とか無理解に言われてどんなに厭な思いをしたことか。今なら立派なモラハラ(モラル・ハラスメント)ですよ。クシャミする苦しみを理解しようとしない・・
その夫が、50代後半になって花粉症に。クシャミ連発して鼻の症状が私よりもひどく、私は内心、やっと人の苦しみが解ったか、と思ったものだ。でも、車の運転中にクシャミの出るのは怖かった。

桜が散る頃に杉花粉は治まるが、今度はヒノキ花粉に代わる。私はヒノキはあまり反応しないらしい。ただ、夏の終わり頃から、禾(ノギ)系(芒とか土手にあるイネ科の雑草)の花粉には反応する。
ま、出かけなければ被害にもあまり遭わない。でも、今も目が痒くて痒くて。目薬、目薬。

春寒し独りごつこと増えし日々  KUMI
コメント (8)
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