KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

宇宙のゴミ

2011年09月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

気温が急に下がって、でも日差しが戻るとちょっと暑くなって、妙な一日だった。
明日から、久しぶりの秩父札所鍛錬吟行。震災の直後の予定が中止になって半年伸ばされた。
2時間余りで行けるところなのに、何だか落ち着かない。午前中は隣りの駅まで買い物に行ったものの、午後は明日の準備をしてあとは何も手につかなかった。

明日は、用済になった人工衛星が地球に落ちてくるのだそうだ。燃え尽きるから破片になってばらまかれるだけらしいけれど、大きなものは100㎏を超すとか。個人に当たるのは何兆分の一?とか。怖い話ながら、何だか宇宙からの帰還の「物体」を見たい気もする。
まさか、狭い日本の、人目につくところに落ちることもないとは思うが。

吾亦紅挿して暮れゆく野を思ふ KUMI
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台風一過

2011年09月22日 | お散歩写真
天気 晴のち曇夕方一時雨

朝起きたとき、富士山がすっきり見えて、まさに台風一過の青空だった。
が、あちこちの木が暴風で枝を折られていて痛々しい。
9時から、近くの市の施設で月2回の太極拳の日。公園の脇を通ると、広々とした空の何ときれいなこと。





しかし、帰宅したら富士山は見えず、だんだん雲が多くなってきた。
長続きしない台風一過の青空だった。

野分過ぐ大樹の枝を捥ぎとつて KUMI
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台風直撃

2011年09月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨のち暴風雨のち曇

本当に台風が来てしまった。この家に越して30年。初めて体験する台風直撃の暴風雨。台風は、たいていが富士山を恐れてか南へ逸れてくれるのに、今回は静岡に上陸してまっすぐに富士山を通過して、我が家から遠くない山梨。埼玉との都県境あたりを通過したらしい。台風15号恐るべし。
30~40mくらいの強風が吹いただろうか。裏の駐車場の木が倒れたのを見て、ちょっと怖くなった。幸い、木はよその家の車と車の間に倒れたので被害はなかったようだ。我が家の車の近くの木は、大木なので大丈夫だった。

電車が止まり、震災時のような光景があちこちにあったようだが、年寄りは家を出ないでいたすらじっとしているのが一番だ。

さて、我が家の被害・・ベランダのものは飛ばないように片付けたものの、最大強風の時刻、ゴーヤが吹き飛ばされそうになった。飛んだらよそ様に迷惑になるので、家の中から慌てて切り落として片付けてしまった。西日の強いこれから、まだ役に立つはずだったのに・・
数日前に室内から撮った写真。



試しに、と今年は3本だけで育て方もちょっと失敗したが、小さな実を4個収穫、まだ4個が育っている最中だったのに・・
来年は今年の教訓をもとにガラス戸の半分を覆うようにしてみよう、と思ったていた。全部を覆ってしまったらベランダへ出られなくなる。
でも、今日の台風でちょっと考えてしまった。

暴風雨鎮まりまづは虫の声 KUMI
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震災の傷跡

2011年09月20日 | お散歩写真
天気 雨

台風が近づいている。といってもこちらの昼間は静かな霧雨だけで。愛知の大雨を知ってびっくりした。それがこちらに来るのかと思うと落ち着かない。とはいえ、我が家は地震の揺れには弱くても雨には強い。平らな市内でもいちばん高い所にあるから、洪水のおそれだけはない。

小雨の中、新車の交通安全祈願に高幡不動尊へ行った。
車のお札をもらうなんて若い頃は考えてもいなかった。が、20年ほど前に高速道を走行中に前のトラックが撥ね飛ばした石つぶてがフロントガラスを直撃したことがあった。銃で撃たれたような穴が空き、亀裂が出来て、高速道を下りるまで恐怖だった。
そのあとで高幡不動尊でお札をいただき、それ以来恐怖体験はない。お不動様に守られていたのだと思っている。

高幡不動尊にはいつもなら季節ごとに行くのに、今年は初詣以来行っていなかった。今日知ったのは、五重塔が何やら工事中だったこと。



震災で塔の上の方が壊れ、その修復工事なのだという。
昭和に復元した塔なので、地震対策はしてあったと思うが、あの長い揺れには耐えきれなかたのだろう。我が家の被害と同じだ。
もし、あんな未曾有の震災でなかったら「高幡不動の塔が壊れた」というのはニュースになったことだろう。ニュースにならない震災の爪痕は、あちこちにあるはずだ。
明日の台風が、これ以上の被害を起こさないように祈るばかり。

声明のひびく境内秋気満つ KUMI

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白曼珠沙華

2011年09月19日 | お散歩写真
天気 晴のち曇 夜雨

奄美沖でウロウロしていた台風が、Uターンしてこちらへ来るのだという。
蒸し暑さは相変わらず、でも天気の良いうちに、と彼岸花を見に公園の林へ行ってみた。
彼岸花・・曼珠沙華、どちらの呼び名でも良いけれど、やっぱり曼珠沙華、の方ほっとする。
我が家の前にもたくさん固まって咲いているけれど、やはり、自然の中にさりげなく咲くのがいちばん似合う花だと思う。
林は、こんな風になっている。



一応都立公園(武蔵国分寺公園)なので、遊歩道との境に柵がある。私でもまたげるような柵だが、中まで入るのはちょっと・・。柵近くから撮れる花は限られていて。

黒い実は、藪みょうが。



水引草もあちこちに。



やはり、白花の方が気品を感じる。



白い曼珠沙華は園芸種、とも言う。が、この林ではもう自生化している。植えたものが自生するようになったのかどうかは解らない。
林の中はひんやりしていたものの、外へ出ると蒸し暑くて汗だくになった。

木洩日のとどく白花曼珠沙華 KUMI
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