冬木の芽

天気　晴のち曇がち

夜になったら雨も。明日はあたたかい雨になるらしい。
今日も、寒中とは思えない穏やかな日。午後、何かあるかな、といつもの公園ではなく、南にある市の公園の方へ行ってみた。今年初めてかもしれない。霜が降りるとぬかるむ公園なので、近いけれど足が遠のく。
途中の家の塀際に、秋からずっと咲いている菊があってまだ咲いていてびっくりした。


公園には何もない。人も居ない。冬木を見上げると、桜の花芽がちょっとだけ見えて。
芝生の広場はセキレイが目立った。


ちょうどセキレイを連写で撮っているときに、芝生広場に接したJR線に電車が。
慌ててセキレイに向けていたカメラをそのまま電車に向け、ちょっと流し撮りのマネなど。その成果？あまり電車がブレずに写っていた。


少し強くなった風はやはり冷たくて、ベンチにゆっくり坐っている気分ではなく、早々に切り上げた。

自転車の籠に子犬や春隣　　KUMI

四温晴

天気　晴

昨夜は、若い夫婦の客があって夜遅くまで楽しく話が弾み、ブログの余裕がなくなった。
何だか色々あって忙しかった1週間だった。

新しい週が始まって、今日はまさに三寒四温の四温の日。やっと晴天と散歩時間とが合致した。
まず薬師堂へお参りに行くと・・お堂のそばの消防署に薬師如来さまが鎮座。毎年、今頃に現れる、多分署員の作ったご愛嬌の張りぼて。重要文化財の本物は年1回の御開帳。


文化財の隣りに消防署がある、というのは心強いこと。

公園の紅梅が、やっと開き始めた。この紅梅は大木で、1ヶ月以上も咲き続けてくれる。




アオサギはすっかり定着してしまい、私が行ったときは水辺に居た。すると、犬連れのよく会うオジサンがサギに拾った小枝を投げつけた。サギは、いつもの梢に退散。


多分、サギが居るとカワセミが遠慮して漁が出来なくなるからだろう。
さっそく、カワセミが現れた。


カワセミは先住者だ。あとから来たアオサギが我がもの顔で小魚を獲るのは何だか許せない。いつまで居るつもり？

池の辺に人の増えゆく四温晴　　KUMI

雲

天気　晴

２日ぶりの晴れ。朝、富士山が見えてきて、晴れていく空と残った雲とが空を二分した。
そのうちに日差しが出て、雲が面白いように分裂していく。
久しぶりに広角レンズで空を撮ってみたのだが・・フィルター付けっぱなしだったのに気付かず、空の色が暗くなってしまった。




テロリストに人質となった日本人２人の「拘束期限」が今日の昼まで。そのニュースでなんとなく世間が暗くなっているような。何も進展なし、のまま夜になった。
でも、そんなこととは関係なく、夜は世界選手権のスノーボード競技を楽しんだ。オーストリアのゲレンデの風景を眺めるだけでも楽しい。楽しみはそれとして楽しませてもらう。
去年は足の故障でついに断念したスキー、今年はまだゲレンデに立つ気概だけはある・・のでやっぱり無理しても行こう。と思わされた。きっと大丈夫。

髪切つて冬青空を眩しみぬ　　KUMI

水仙

天気　雨

昨日よりは冷たくない雨の一日。
大丈夫かな、と思いつつ太極拳に出かけた。前回は神経痛がかなり痛かったので泣く泣く休んだ。なので一ヶ月ぶり。月2回しかない貴重な時間だ。仲間たちとの自主運営なので（といっても殆ど友人任せで）参加者が少ないと先生への謝礼が・・となってしまう。
雨なので少ないかな、と思ったら、今日はいつも通りに集まった。良かった～私が行かなくても大丈夫だった？
と、足を気にして少し加減しながら動いたこともあり、運動不足気味の体が、かえって軽くなった。元気な先生と仲間に出逢えるのが何より。

行きの道端で、水仙の咲く一画があり気になった。
水仙の咲き始める頃に母が亡くなった。もう忌日は過ぎたが。梅の咲き始める頃に長姉が亡くなった。姉は50代の後半だった。花の少ないこの時期、このふたつの花が咲き始めると母と姉を思い出す。
帰りに、雨の中でパチリ。
前のガラケーは防水になっていたけれど、このスマホは？・・慌てて雨の水滴を拭った。
晴れたらもっとゆっくりと撮りに行こう。

伏して咲く水仙なほも雨の打つ　　KUMI

みぞれ

天気　雨時々霙・雪

とにかく寒い雨の一日で、降っているものが雪にならないのが不思議。上空の気温が高いから、と言われても地上は寒くて寒くて。今冬になって一番の寒さだったという。
一昨年は、今頃に雪が降った。そのときの写真。今日はこれほどまでの雪にはならなかった。


1月に南関東に雪が降るのは珍しい。
大雪は、去年もそうだったように立春過ぎてから、と決まっている。

吟行句会のかわりに、情けなくもリハビリ通院。さすがに整形外科は患者が少なかった。私以外はジイさまたちと若い人ばかり。
冷えないように雪靴を履き、コートも「羽毛布団」と私が名づけた20年以上前のぶかぶかのダウンコートを着ていった。このダウンコート、一生着よう、と思って奮発したので本物の細かい羽毛がたくさん入っていて、雪国へ行くときには随分助かった。
ただ、ゆったりしたこのスタイルは、今では相当な時代遅れ。ま、そんなことを気にしていたらまた冷えてしまうから、寒のうちは恥ずかしがらずに着ることにしよう。

窓に雪膝に重たき本を伏せ　　KUMI