KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

本籍

2019年11月19日 | 俳句
天気 晴のち曇

少しは体調良くなったかな、と思い、午後になってから戸籍謄本を取りに本籍地の区役所へ。駅周辺の道路などは整備されたものの、サンプラザもまだ昔のまま。懐かしい。でも、サンプラザは建て替えが迫っているらしい・・と、噂しか知らない。

戸籍謄本をとるにも、自分のものであっても写真付き身分証明がないと交付されない。写真がないと、健康保険証と、もう一つ何かを見せなくてはならないようだ。私は免許証はとうに返上しているが、マイナンバーカードもあるし、身体障害者手帳もある。でもそれもなかったらどうするのだろう?
そんなことを考えながら交付を待っていたら、すぐに窓口の電光掲示板に私の番号札の番号が表示された。随分早い・・財布の用意をしながら窓口へ行くと、「あの・・本籍が違いますけど」と。
申請書を見ても解らない。暫く考えたら、本籍の〇丁目が間違っていた。以前の夫の家があった場所の✖丁目を書いていたのだ。本籍地は夫が生まれた場所、少し離れた所なのを忘れていた。本籍を書くことなんて、最近は殆どなかったから記憶が曖昧になってしまったのだ。死亡届は?と帰宅して確認したら、それは間違いなく書かれていた。
仕方なし。夫の生まれた地、と言われても私には縁もゆかりもない地番だし。結婚前の本籍なら、しっかりと覚えている。

待たされた時間も含め、往復2時間弱。
疲れないと思っていたのに、帰宅したら耳鳴り眩暈がひどくて、しばらくソファで横になってしまった。
暖かい日だたが、夕方から、空気が変わった。明日は木枯らし1号が吹くかも、という。多分、季節ががらりと変わるのに体がついていかないのかもしれない。

街角の桜の老樹紅葉(もみ)づれる  KUMI
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吟行句会・向島百花園

2019年11月18日 | 俳句
昨日の話です。

一昨日の散歩で何とか体調が大丈夫そうなので、隔月の吟行へ半年ぶりに出てみることとした。「東京」つまりは23区内へ行くのも何ヶ月ぶりかのこと。1時間半の行程は長く感じた。風は少し冷たいものの、私の好きな小春日和。今年は秋が遅かったので園内はまだかれ切っておらず、菊の展示が目立った。10月に雨が多かったせいか、ススキが園内を占拠しているような・・


規定の10句を作れるかなあ、と不安だったが、何とかそろえることは出来た。半分は駄句になったけれど、まだ作る力は残っていたようで。
今までは、句会のあとにみなが寄る喫茶店(カフェではなく昔ながらの喫茶店という風情)へはよほど早く句会が終わらないと寄れなかった。夕食を作らねばならぬ。でも、昨日は時間を気にせず、最後まで付き合い、帰宅したら7時半近くなっていた。
が・・
とっても疲れた。ようやく家までたどり着き、夕食を作る気力もなく、レトルトの牛丼を温めて朝の残りのご飯をチンしてお終い。何なのだろう?この息苦しさは・・夫の入院中も同じような状態が続いていて、でも今はかなり消えてきたと思ったのに。
そしてそれが今日まで続いていて、戸籍謄本をとりに行くのは中止した。これ以上悪くなったら暮らせなくなる。天気も良いし「気象病」でないことだけは確か。

午前、少しの片づけと電話での用足しを2件。長い電話をしているだけで息苦しくなってくる。これは、日によって重い軽いの差はあっても、ずっと以前から続く症状なので、今更通院しても原因は解らないだろうと思う。心電図をとってみても正常なのだし・・内科のドクターも困るだけのようだ。
倒れることはないから、回復は休養するほかないのかもしれない。でも、毎日家に居てばかりでは何も先へ進まない。
「どうしようかしらねえ」と、写真の夫へ愚痴を言ってみる。

瞑想のやがて居眠り日向ぼこ  KUMI
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リハビリ散歩

2019年11月16日 | お散歩写真
天気 晴

土日は役所にも銀行にも行けないし、今日は誰も来ないし、ひとまずは休憩とした。
明日は久々に吟行句会へ行こう、と決意したものの・・最後に行ったのが確か5月。吟行での句の作り方も忘れたかも。
ということで、俳句と体力のためのリハビリ散歩に出た。いつも行っていた近所の都立公園を一回りしただけだが。こんな近くにも、7月初め頃行った記憶があるだけで、何と数ヶ月ぶりのことだ。見慣れてきた風景も新鮮に映る。カメラを外へ持ち出したのもその時以来だろう。
空がともかく澄んでいて、でも銀杏やその他の紅葉は今ひとつ。上の写真の一本だけが綺麗だった。
花梨の実もまだ熟れていなくて、葉っぱも青々としていた。


いちばん綺麗だったのは、この桜の紅葉だった。あとの桜は、台風で殆どの葉を落としてしまったようだ。いつもは綺麗なニシキギも??という状態。


帰路、図書館前のツツジの帰り花にびっくりした。一本まるごと花が咲いていた。


帰宅してから、昨日届いた年金の書類を開いた。戸籍謄本、やはりとりに行かなくては何事も始まらない。死亡届を病院の管轄の市役所へ出しているので、本籍地での処理は遅れる。でも、住民票はもう除票になっていたから、本籍地でも2週間経てば処理済、と思うけれど。
昨日のコメントで、ふきのとうさんが2年以上も前に亡くなられたご主人の銀行通帳の解約に苦労された、と書かれていた。私は、独身の姉の相続の時にそれで大変な思いをした。もっとも、終活を全くしていなかった姉の始末は、銀行のことよりも他のことの方が大変だった。通帳の中身が1万円でも1000万円でも手続きは同じだ。
ともかく、銀行は一つにしておいた方が良い。姉は銀行三ヶ所と郵便局とに口座を持っていた。金融機関によって手続き方法は違う。いちばん面倒だったのは「ゆうちょ銀行」の書類作成だった。わが家では、その経験があるので夫婦して徒歩5分の銀行へすべてをまとめた。たいした金額ではないけれど、定期預金を夫は余命を知ってから解約してくれた。以前にがんに罹ったとき、公正証書の遺言書も作成した。
それでも、あちこちと多岐にわたる手続きが・・

おいおい、書いていきます。いずれ我が身、の高齢者の参考になるかもしれませんので。

ジョギングの靴ぎんなんを又踏んで  KUMI
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手続き色々

2019年11月15日 | 俳句
天気 晴

写真は、昨年の昭和記念公園の皇帝ダリア。近所の都立公園でも咲くはず・・でも、台風で倒れてしまったかしらん?まだお散歩の余裕がない。

夫の亡後の手続き色々、ノートに書き出してあり、少しづつ片付けることにしている。一気に片付けようとすると疲れそうだ。
今日はもう金曜日。携帯電話を何とかしないと、通話料は20日締め切りで1ヶ月分を計上されてしまうようだ。今日の手続きは、お父さん犬の携帯会社と、電話や通信のすべてを任せているJCOMさんへ行くこととした。どちらもお隣の駅前にあるので、デパートで買いたいものもあるからちょうど良い。
のろのろと洗濯・掃除を済ませて家を出た。あら、南天がもう赤くなっている。今朝は冷え込んだので色付きが良かったのかも。


携帯電話は、私名義で加入しているので、一台を解除するのは簡単だった。20日を過ぎたらまた2台分を支払うことになってしまうので、今日行って正解だった。
ついでに、先月アプリを入れたものの、途中で頓挫したままだった「Pay Pay」を使えるようにしてもらった。近所のスーパーで使えるようになっていたので便利そう。
JCOMの名義変更の方が時間がかかった。終わるともう、昼食時間。また、駅ビルのパン屋のカフェでお気に入りのランチプレートを。

帰宅したら、年金の書類が届いていた。空けるとまた仕事が増えるので、今日はもうお終い、と封は切らずに置いてある。来週になったら戸籍謄本をとりに行かなくては・・本籍地は、夫の実家のあった23区内。この家を買ったとき「もうここから越さないのだし、面倒だから本籍も移さない?」と言ってみたが、夫は「うん」とは言わなかった。生まれ育った地に未練があったのだろう。郵送依頼してもいいが、そう時間のかかる所ではないし懐かしい地なので、出かけてみよう。

わが名書く書類幾枚冬めきぬ  KUMI
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冬仕度

2019年11月14日 | 俳句
天気 晴

写真は、去年の11月18日に国営昭和記念公園へ紅葉を見に行ったときの、広場からの富士山。去年の方が富士山の冬仕度は遅かったようだ。
今年は、秋が極端に短くてこの数日でやっと晩秋の陽気となってきた。北海道には大雪が来たし、朝は冷え込むし、そろそろ冬物を・・と、ようやく思い立った。真冬のものと真夏のものを入れ替えるだけの作業。「冬仕度」は秋の季語になるけれど、立冬前に衣類の冬仕度をする人は南関東ではあまりないだろう。

夫のセーター類は、もう出す必要もないし、夏の衣類を収納する必要もない。どうしよう・・とりあえず、少しづつ処分していくほかはない。嵩張る夫のものが洋服タンスや押し入れからなくなれば、嵩張らない私の衣類だけになって、衣替えも不要だ。
などと都合の良いことだけ考えていたら、セーターの中の一枚が惜しくなった。20年以上も前の私の作品。袖口がほつれているので修理しなくては、と思っていたっけ。記念に写真だけ撮っておくことに。


いずれ処分してしまうもの。でも、北欧の柄のデザインをどこかの手編みの本から写し、糸や色も丁寧に選んだ作品で、夫は気に入っていた。編み込み模様に凝ってあれこれと作った時期が懐かしい。その後は仕事にもしたことがあり(退職後勉強し直して、一応プロでした)私の唯一の手仕事として自慢できるものだったが・・指と目の衰えで辞めてしまった。時間のかかる割には、お金にはならなかったが、自分の作品が売られているデパートのテナントの前で、にんまり・・ということも思い出した。

捨つるものばかり増えたる冬仕度  KUMI
   (こんな句はいっぱいありますねえ)
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