KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

インフルエンザ禍

2023年12月16日 | 俳句
天気 晴

イイギリの実。ちょうど今頃にもまだ真紅の実がたわわに生ったままだ。詳しい訳ではないが、冬の紅い木の実は原則、小鳥が食べてしまう。南天やら千両万両、ヒヨドリの大好物。でもこのイイギリだけは美味しくないらしく公園にいつまでも残っている。

さて、インフルエンザの勢いは終らなくて、2階から4階へ飛び火して4日目。私の前の部屋の一人だけとはいえ、私は戦々恐々だ。夏にも彼女がコロナ感染して、それをまだ確定されない前に認知症の彼女とあれこれあって、結局私まで感染してしまった。手摺りに掴まれば歩けるので「感染するから部屋を出ないでね」と職員や看護師が言っても、耳が遠いので解っているやら居ないやら。複数の重介護要因(耳が遠い・認知症・車椅子)の人が感染症になったら、本当は施設では無理、と思ってしまう。
彼女の病気も軽いものではないし、車椅子に乗らないととても危険な状態の体力なので、部屋の外へ出るのも大変な筈なのになぜか出て来る。音で解るから、ついつい私も外へ出てしまう。去年、廊下で倒れて私の部屋のドアにぶつかって大きな音を立てたことがあった。頭を打っては居なかったので良かったものの・・
という人が今度はインフルエンザ。一体、どこで感染したのか?? 毎日出入りしているマッサージ師か職員か・・とにかく、私まで感染してコロナの二の舞にならないよう、私は物音がドアの外でしてもドアは開けないことにした。
いつになったら自由になれる?食事は部屋まで持ってきてくれるし、コロナの時のように外出禁止ではないし、入浴も大丈夫そう。でも、ドアの向こうに患者が居ると思うと緊張する。感染だけは絶対にしたくない。コロナよりも簡単に感染するという医師も居るし・・予防接種はしていても罹ることは、4年前に私は体験済。要は、注射していれば命に関わる症状にはならないだけのこと、と思う。

今日は異常なくらい暖かかった。ちょっと買い物に出て、私にもとても楽な陽気だった。でも、来ると思わせて遠ざかっていた真冬が、明日からは本格的に列島を覆うようだ。
寒い日には、去年よりかなり辛くなっていた膠原病の症状。さて、明日からは本格的な寒さとの闘いになりそうだ。頑張らねば。

ネット句会の今月の題、「耳袋」「鮫」 
今日が締切で、出さなかった駄句の一つ。

隕石と鮫と並んで海の底  KUMI
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良いこともあるけれど・・

2023年12月15日 | 俳句
天気 晴

5年前までは時々マガモのつがいの来ていた公園の池の冬日差し。

昨日夕刻からドライアイらしき目のトラブル、だんだんひどくなって乱視の普段用眼鏡かけてもちょっと遠い所がボヤけてしまう。まさか白内障の再来?などと思ってしまい、今日の午後は慌てて眼科へ。どっちみち、今年中には一度行っておかねば医院も年末年始の休みに入ってしまう。
眼科の点眼薬で何とか回復。でも、これからは油断するとドライアイがひどくなるので用心用心。おまけに、膠原病の強皮症の症状がこの冬はさらに悪化してきた。
詳しく書けるほどには眼の症状は復活していないので、今日は省略。


政治資金集めのパーティ券事件が拡大するばかりで、何とも口の中に砂の残るような厭な気分の毎日だ。
やっぱり元凶は凶弾に亡くなった前々総理大臣の存在に突き当たる。日本人は、亡くなった者を誹謗中傷することは避ける、という意識がある。もし、あんな事件で斃れないまま、今の事実が判明したら・・いや、生きていたら又、どんな手を使っても、うやむやにしたのだろう。
私が、かの総理の顔を見るのも声を聞くのも名前を書くのもイヤでムカつくのでひたすら避けてきたのは、やはり、理屈では解らぬ怖さがあったのだろう。もう、思い出すのも気分が悪くなるし、免疫力が低下しそう。

良いことは、今日は大谷翔平クンのドジャーズ移籍の会見くらいかな?でも、ドジャースのファンという訳ではなし。強いチームで戦いたいのは解るけれど、私は60年以上も弱小球団のファンなので、エンゼルスが強いチームになってくれるシナリオが欲しかった。

真夜を灯の消えぬビル街冬紅葉  KUMI
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散らない枯葉

2023年12月13日 | お散歩写真
天気 晴

用あって立川まで。一人で行く元気はないので、後輩のMさんに付き添ってもらった。
帰り際に、駅前大通りの欅並木を見て帰ろう・・と寄ったら、いつもならみごとに裸木となっている並木に、まだ枯葉色の葉っぱがしがみついていて。空がすっきり青いだけに何だか汚い光景。
朝の富士山は純白のお化粧直しをしていて綺麗だった。

実は今日、朝から私は機嫌が悪い。
朝、いつもの時間に食堂へ行ったら、誰も居ない。え、時間を間違えた?と慌てて4階へ帰って、ラウンジでテレビを見ていたKさんに「今日は食堂は使わないの?」と聞いてみた。ひどく耳の遠い彼女とは、あまり話はしたくないけれど・・認知症の人よりは解っている筈。彼女の話では、発熱の人が何人か居てインフルエンザらしいので、朝食は部屋で待つように、と言われているのだという。
「え、いつ言われたの?」
「昨日の夕食の終わっり頃よ」
「私は少し早く帰ったから、その後なのね」
もう、何で私にだけ知らせないのよ!!!!怒り心頭。おまけに、今日は大事な用で出掛ける予定。コロナの隔離だったら外出まで禁止になることもあるのだ。付き添う人への連絡も早くしなくては・・
私よりも早く部屋へ帰った人は、4階だけでも最低2人居る。その2人は知らされたのだろうか・・と。2人とも男性なのでわざわざ部屋へ確認に行くのも・・。昨夜は、用もなかったので部屋から出ず、夜勤が誰なのかも知らずに過ごした。でも、「明日の朝のこと、聞いていますか」くらいは声をかけてくれたっていいでしょう。大体が、私は食堂から部屋へ帰るときにエレベーター付近に居る職員へは必ず「ご馳走さまでした」と挨拶をしている。私がその「部屋待ち」の話の前に帰室したことを知っている筈。もう、腹が立って、食事を運んできた介護士(多分夜勤だった)に大声で「なぜ誰も私にだけ知らせてくれなかったのよ!食堂へ行ってしまったわよ」と怒鳴ってしまった。いつも怒鳴ることなどない私に怒鳴られて、びっくりしたと思うけれど、仕方がない。誰の責任なのかは全くわからないのだから。
結局、9時になって事務室の営業が始まってから文句を言いに行き、謝罪は聞けたものの、でも情報の流れなかった理由と責任は不明のままで。不満の残る処置だった。終わってしまったことをいつ迄も根に持っていても仕方なし、自分が疲れるだけなので諸々の不満には終止符を打った。

看護師の話では、2階の何人かが発熱し、一人が入院。でもそれ以上にはならないらしい、とのこと。2階は認知症の人が多いので、マスクは以前からしない人が殆ど。インフルエンザが凄く感染力の強いのは私も知っているので、4階に発生していないのが幸運だった。外出は出来るので昼前に出かけ、ランチを食べて帰宅。
何だか、街も、又マスクが増えたような気がする。コロナだけではなく、色々なウィルスが子供の世界を中心に蔓延しているようだ。気を付けなくては。

生き物のやうに枯葉の走り来る  KUMI
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1000億円って幾ら?

2023年12月11日 | 俳句

天気 曇のち雨

写真は、以前のマンションから見ていた今頃の落日。ここへ入所の前年の写真だ。今はちょうど富士山のあたりへ日が沈むので、この地域は日暮れが早い。ここからは、同じ落日が見えても鉄塔やケーブル線などが邪魔で、4階では7階住まいの以前のような絶景とはいかない。
ともかく、冬の夕暮れの富士山は以前の我が家の何よりの自慢だった。

昨日今日、と又々体調最悪の天候になった。昨日は暖かすぎ、今日は寒い訳ではないが気温・気圧は急降下。で、私は酸欠の金魚みたいに息苦しくて、目眩が酷くて、耳鳴り度マックス。酸素吸入でもしたい気分なのに、毎日測る酸素飽和度は極めて正常。血圧もまずまず・・なので、寒くてもいいから天気の安定だけが待たれる。


大谷翔平選手のドジャース移籍の契約金が、10年で70億円だという。円換算すれば1000億円をゆうに超えるというから、どのくらいの金額なのかピンと来ない。1億円なら、今は都心のちょっとしたマンションの値段らしい。このあたりでは駅前新築の超高級マンションが買えそう。それが1000戸分?
1000億円なんて、庶民には想像もつかない金額で、日本でそれだけの額を受け取ったら税金は幾らになる? などと余計なことを考えた。でも、頭の中まで酸欠状態で、それ以上は無理、考えても意味ないし・・オシマイ。

お金といえば、三日前、シャワーを浴びている間に電話が鳴ったらしい。無論、浴室にまではスマホは持参しないのであとで気づいた。2回も鳴ったらしいが、調べても知らないスマホの番号からだ。ご丁寧に留守電まで入っている。大事な内容かも・・と留守電を聞いてみると女性の声で・・「・・お取引の仮想通貨口座云々・・」ははーん、新手の詐欺かもね。すぐに削除してしまった。
もし、電話に出ても関係ないのですぐに切ったとは思うが、電話が「通じた」しかも「詐欺にひっかかりそうなバアサンの電話」と解れば、名簿に「使える」として番号は残ったかもしれない。運よくシャワー浴びてる時間で良かった! ちなみに、私は向こうが名乗っても知らない相手の場合、自分の名前は名乗らない。それは20年以上、続けていると思う。名乗ったことで名前のなかったかもしれない相手の名簿に名前を残すことになってしまう。無言で電話に出ることは相手によっては失礼と思ったが、詐欺回避のためなので許してもらった。

とにかく、電話による詐欺は世界的に流行していて、英国では日本の10倍くらいの金額が詐欺に遭っているのだという。
私は原則スマホでの電話は使用しないので(ペースメーカー植え込みの障害者です)室内でなければ知らない人からの電話には出ない。室内なら音声通話に切り替えられる。日本での詐欺は固定電話が90%以上らしいが、これからはスマホにも増えるのかもしれない。

鉄塔に残照光る冬落暉  KUMI
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歳末ムード

2023年12月09日 | 俳句
天気 晴

花屋の色合いもクリスマスや正月へ向けて派手になってきたものの・・スーパーの正月向け商品の売り場は、何だかまだ浮いている。寒さが足りないせいだろうか。来週はそろそろ?と穏やかな陽気に思う。とはいえ、急激な気温や気圧のアップダウンはとっても困る。

このシーズン初めての苺。今年は日照が長かったので、ハウス育ちの農産品も味は良いそうだ。蜜柑は甘いものの実が小さいので、収穫減になって農家は困っているそうだが、小さい方が私は好きなので嬉しい。ただ、今はまだ口内炎と口唇ヘルペスが治っていないので、沁みる酸味のある果物が食べられない。苺は何とか・・で、買ってみたら、本当に去年の今頃のものよりも甘いのでびっくりした。


全国的に熊が冬眠しなくて、これも困ったことのようだ。
昨日、「八王子市役所付近に熊出没」というニュースにまさか・・と思った。証拠は残っていないけれど、目撃者は居るらしい。八王子市は人口も多いが地域も広く、山間部に近いところなら熊も棲むだろう。でも、市役所あたりは繁華街ではなくても無論住宅が多い。ただ、川が近いから餌を探して川沿いに山から下ってきたのかもしれない。東京の西側には「圏央道」という高速道が通っている。関東の、放射線状に走る高速道・・東名道とか中央道とか東北道とか・・を繋ぐ環状線で比較的新しい。それが出来たおかげで、人間にはとっても便利になった。このあたりから東北道へ出るのにも都心を通らずに行けるので、有難かった。
で、その圏央道の西側・・山側に熊は棲息していて、圏央道が熊の棲息地との境界になっていたようだ。が、最近はそれを越えて人間界、つまりは東京の都会部へ進出しいているらしい。高速道を熊が越えるのは大変だと思うけれど、どこかに「抜け道」があるのだろう。人間に便利なものは動物には邪魔物。新しい高速道の出来る前からイノシシは都会に居住地を広げていた。熊は、越えられないと思うものの・・そのうちに「圏央道で熊と衝突」なんていう事故が起きるかもしれない。昔、札幌市内をドライブしていたら「熊注意」の標識にびっくりしたけれど、首都高速道にも熊の標識の出る日が来るかも。

冬ぬくし双子を乗せてベビーカー  KUMI
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