桜町地区は行田市役所の北東約1kmのところ
秩父鉄道ぎょうだし駅のすぐ北側に長久寺があります
参道を東側踏切り脇に開いています
参道を入った境内に
駐車スペースが在ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/92/8764c2b294872a3d34837cc21dfbefb8.jpg)
参道です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/df/a23018607420f18eef96952ec17feede.jpg)
説明版です
長久寺 所在地 行田市桜町
長久寺は、新義真言宗の寺で應珠山擁護院長久寺と称し、本尊は胎蔵
界大日如来である
創立は文明年間(1469~1487)で、開基は成田氏14代下総
守顕泰、開山は僧通傳である。顕泰は忍城を築くにあたって、鬼門鎮護
の道場を建立して、武運長久を祈り、寺名も長久寺としたという。長久
寺の古記録に応永年間(1394~1427)成田五郎家時建立とあり
大檀那顕泰となっている。この古記録は宝暦12年(1762)9月に
記されたものである。これから察すると、成田家中興の英主であった祖
父家時に開基の功徳を譲って、顕泰は大檀那となったと思われる。
長久寺の本堂は、天正18年(1590)石田三成忍城水攻めの時、
兵火によって焼けたのを始めとして、再建、焼失をくり返し、現在の堂
宇は弘化5年(1848)に建立したもので、明治28年に瓦葺に改め
た。
なお、本寺には市指定絵画の「絹本着色両界曼荼羅・紙本着色十二天
画像」、市指定書籍の「大般若経」、市指定の天然記念物の「菩提樹・
公孫樹」等がある。 昭和57年3月
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/bb/acfeb7292668d86639c48f689a9c7ea5.jpg)
山門です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/85/7fc9ba285044d2db850d2ae28ca8e5a9.jpg)
山門の額です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bf/9a92e3d747f8647f0dd6fbac40b169fa.jpg)
山門の説明版です
行田市指定文化財
長久寺山門(付扁額)
平成21年7月30日指定
この山門は、長久寺の境内南側に位置し、東面を正面としています。
本瓦葺、切妻造りの四脚門で、本柱桁行寸法3,38m、側柱梁間寸法
2,53m、両端に昭和60年に改修された脇塀が付属しています。
山門の建立年代を記す棟札などは発見されていませんが、桃山時代の
特色を引継ぐ建物装飾が見られることや古文書等の記録などから、江戸
時代初期の建造と推測できます。
長久寺は、天正18年(1590)の石田三成らの軍勢による忍城攻
めの際に兵火を受けていて、この山門はその復興の際に建てられた可能
性も考えられています。
山門の正面には後付と思われますが、本山智積院第7世能化であった
運敞筆の扁額が掲げられています。運敞は延宝4年(1676)に長久
寺に立ち寄っていることから、その折りにこの扁額は書かれたものと思
われます。
この山門は、江戸時代初期の北関東における寺院建築を知る上で貴重
な建造物であり、一体となっている扁額からも長久寺の格式と本山との
関係がうかがえる歴史資料であると言えます。
平成23年 行田市教育委員会
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f9/ec86f375c9b87182e5053da255bec9d0.jpg)
山門前左に六地蔵様です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/36/951429f40b628d5c0b4cbae7ddc57fa9.jpg)
山門を入ると右手に鐘楼です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/8b/e4a613dd7837f8cbcfc14ebe275d6668.jpg)
参道の奥に目的のイチョウが見えて来ます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ae/41647abf95db3f34bcda5d3ceed53548.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/85/3ad5b0a78909b1dd87a4904a96fac30e.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/42/8b673244478fd8c85d723a571b0a6371.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f6/fc796b6eb8c77f62bd997c884a9ebefb.jpg)
南側から![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/16/3c2ebcfeda202cbdd24173065a65dadd.jpg)
説明版です
行田市指定文化財
長久寺の公孫樹
昭和39年1月31日指定
長久寺は文明年間(1469~1478)に忍城主成田顕泰が、
忍城の鬼門鎮護のために武運長久を祈願して建立した寺院である。
その長久寺本堂前庭にあるこの巨木は、樹齢300年以上と推定さ
れる公孫樹の雄木です。
樹高28m、目通り幹周4,4m、根回り7,6mを計ります。
幹がまっすぐに伸びる損傷のない見事な巨木で、樹勢も旺盛で枝
は傘状に四方に広がっています。
行田市内有数の巨木として貴重な天然記念物であると言えます。
平成23年 行田市教育委員会
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/93/dc36bf6e6ba829a550c7d74f8aae0a49.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ce/815dfda86d13f10e31a8edea38648958.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4c/5a4b6d8d5f01a82c1b481fa2e9c96cf4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/68/d32d63f6ea3b4a883c3b67171ea210b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e1/1f018faef4a1612211738d728423d00e.jpg)
本堂側(北北東)から逆光を利用して見ました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e6/792b1e636f1d63d2c3ab4df6d5cfe8b7.jpg)
本堂です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fc/4c6f076339febe8190f3d353528f9d37.jpg)
文化財説明版です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
では、次へ行きましょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
秩父鉄道ぎょうだし駅のすぐ北側に長久寺があります
参道を東側踏切り脇に開いています
参道を入った境内に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/92/8764c2b294872a3d34837cc21dfbefb8.jpg)
参道です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/df/a23018607420f18eef96952ec17feede.jpg)
説明版です
長久寺 所在地 行田市桜町
長久寺は、新義真言宗の寺で應珠山擁護院長久寺と称し、本尊は胎蔵
界大日如来である
創立は文明年間(1469~1487)で、開基は成田氏14代下総
守顕泰、開山は僧通傳である。顕泰は忍城を築くにあたって、鬼門鎮護
の道場を建立して、武運長久を祈り、寺名も長久寺としたという。長久
寺の古記録に応永年間(1394~1427)成田五郎家時建立とあり
大檀那顕泰となっている。この古記録は宝暦12年(1762)9月に
記されたものである。これから察すると、成田家中興の英主であった祖
父家時に開基の功徳を譲って、顕泰は大檀那となったと思われる。
長久寺の本堂は、天正18年(1590)石田三成忍城水攻めの時、
兵火によって焼けたのを始めとして、再建、焼失をくり返し、現在の堂
宇は弘化5年(1848)に建立したもので、明治28年に瓦葺に改め
た。
なお、本寺には市指定絵画の「絹本着色両界曼荼羅・紙本着色十二天
画像」、市指定書籍の「大般若経」、市指定の天然記念物の「菩提樹・
公孫樹」等がある。 昭和57年3月
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/bb/acfeb7292668d86639c48f689a9c7ea5.jpg)
山門です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/85/7fc9ba285044d2db850d2ae28ca8e5a9.jpg)
山門の額です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bf/9a92e3d747f8647f0dd6fbac40b169fa.jpg)
山門の説明版です
行田市指定文化財
長久寺山門(付扁額)
平成21年7月30日指定
この山門は、長久寺の境内南側に位置し、東面を正面としています。
本瓦葺、切妻造りの四脚門で、本柱桁行寸法3,38m、側柱梁間寸法
2,53m、両端に昭和60年に改修された脇塀が付属しています。
山門の建立年代を記す棟札などは発見されていませんが、桃山時代の
特色を引継ぐ建物装飾が見られることや古文書等の記録などから、江戸
時代初期の建造と推測できます。
長久寺は、天正18年(1590)の石田三成らの軍勢による忍城攻
めの際に兵火を受けていて、この山門はその復興の際に建てられた可能
性も考えられています。
山門の正面には後付と思われますが、本山智積院第7世能化であった
運敞筆の扁額が掲げられています。運敞は延宝4年(1676)に長久
寺に立ち寄っていることから、その折りにこの扁額は書かれたものと思
われます。
この山門は、江戸時代初期の北関東における寺院建築を知る上で貴重
な建造物であり、一体となっている扁額からも長久寺の格式と本山との
関係がうかがえる歴史資料であると言えます。
平成23年 行田市教育委員会
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f9/ec86f375c9b87182e5053da255bec9d0.jpg)
山門前左に六地蔵様です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/36/951429f40b628d5c0b4cbae7ddc57fa9.jpg)
山門を入ると右手に鐘楼です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/8b/e4a613dd7837f8cbcfc14ebe275d6668.jpg)
参道の奥に目的のイチョウが見えて来ます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ae/41647abf95db3f34bcda5d3ceed53548.jpg)
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南側から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/16/3c2ebcfeda202cbdd24173065a65dadd.jpg)
説明版です
行田市指定文化財
長久寺の公孫樹
昭和39年1月31日指定
長久寺は文明年間(1469~1478)に忍城主成田顕泰が、
忍城の鬼門鎮護のために武運長久を祈願して建立した寺院である。
その長久寺本堂前庭にあるこの巨木は、樹齢300年以上と推定さ
れる公孫樹の雄木です。
樹高28m、目通り幹周4,4m、根回り7,6mを計ります。
幹がまっすぐに伸びる損傷のない見事な巨木で、樹勢も旺盛で枝
は傘状に四方に広がっています。
行田市内有数の巨木として貴重な天然記念物であると言えます。
平成23年 行田市教育委員会
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/93/dc36bf6e6ba829a550c7d74f8aae0a49.jpg)
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本堂側(北北東)から逆光を利用して見ました
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本堂です
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文化財説明版です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
では、次へ行きましょう
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