ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県佐渡市、新穂大野「清水寺のコウヤマキ」です!!

2022-07-11 06:27:54 | 巨樹・大木
 新穂大野地区は、佐渡市役所の東約7kmのところ

 県道181号線から県道237号線へ東へ進み日吉神社前信号を右(南)へ県道65号線です

 ドラッグストアとホームセンターの先に大野ダムへの標識がありますので左(東)へ

 道なりに進んで、やがて大野川に沿うようになって上って行くと

 大きな右カーブ外側に文化財標柱です

 右を見ると参道入り口仁王門です

すぐ先を右に入って駐車スペースに車を止めさせていただきました

 仁王門を潜ると杉並木の参道です

 この杉並木の杉はいずれも目通り幹囲3m以上の一般的に言う巨木ばかりです

 中でもこの杉は目通り幹囲5m近くありそうです


 参道を進んで来ました

 中門です

 中門を入ると正面木の枝の先に清水の舞台を模した堂です

 文化財の説明版です
   市指定文化財(建造物)
  清水寺本堂(附棟札一枚・佐州清水図一枚)・鐘楼(附棟札2枚)・中門・仁王門
 清水寺は、新穂大野の大野川扇状地の扇頂に立置し、境内には15棟の堂宇があります。
 京保15年(1730)建立の本堂は、当寺が属する真言宗豊山派の総本山である長谷寺本堂を模して建てられたとされ、屋根正面を入母屋とし、前面の札堂に舞台を付けた懸造としています。
 鐘楼は本堂前庭に面した中門の左手に配され、中門と仁王門を参道石段の起点と終点に設けて軸線の効果を高めています。本堂、鐘楼、中門、仁王門は、いずれも完成度と保存度が高い建造物であり、長く直線的な参道や伽藍配置と組み合わさり雄大な空間を構成しています。また、歴史的価値を明らかにする棟札3枚や境内俯瞰図「佐洲清水図」の残されており明確な歴史資料を伴った仏堂として貴重です。
    平成26年10月
    佐渡市教育委員会

 こちらも文化財説明版です
   県指定有形文化財(彫刻)
  木造二十八部衆及び雷神像(平成31年3月22日指定)
 清水寺の本尊である千手観音立像の眷属として、観音堂の左右脇壇に祀られた像で、平安後期に遡る作とされる。
 二十八部衆の内一躯は足と台座のみであるが、多くは像高約60~70cmで、雷神(風神像は欠)を含めて計29躯が現存する。
 本像は、京都蓮華王院本堂の風神・雷神合わせた30躯(国宝)に先立つ、最古級のものと考えられている。
 蓮華王院とは図像の系譜を異にしており、平安後期における当地域の歴史的特性、文化を考える上で貴重な作例である。
   佐渡市指定有形文化財(工芸品)
  清水寺明応九年鰐口(平成16年3月1日指定)
 この鰐口は鼓面径42.7cm、肩幅9.3cm、鼓厚9.3cmで、鐘座(鼓面中央)には蓮華の陽刻があり、8枚の花弁に9個の蓮子(れんし=蓮の実)があしらわれている。
 また鰐口の銘には「佐洲加茂郡下村十禅師旦那、四郎左衛門 願主 同内方 敬白」と「明徳九天庚七月二日 柏崎大窪今金屋大工家吉」とあり、この銘により、鰐口は明応9年(1500)7月2日に柏崎大窪(新潟県柏崎市大久保)の金屋大工家吉が鋳造し、下村(佐渡市新穂舟下)の十禅師権現(舟下日吉神社)が所蔵した後、願主の四郎左衛門とその内方(妻)により清水寺に奉納されたことがわかる。
 佐渡では14番目に古い鰐口であり、工芸品としての価値に加え、中世の佐渡越後地域の物流交易を探るうえでも貴重である。
     令和2年2月
     佐渡市教育委員会
 左手には庫裏です


 鐘楼です

 目的のコウヤマキです

 庫裏側の塀の内側です

 本堂への石段です
 
 石段の中段から見ました、目通り幹囲4.5mの大木です


 清水寺の舞台です

 入り口です

 文化財の鰐口です

 本堂です

 見事な彫刻です

 舞台です


 境内社です

 舞台から中門を見ました


 草に覆われた境内社です

 石碑です

では、道路向い側の「新穂大野の大イチョウ」へ行きましょう

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