旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

安来・清水寺、紅葉が素敵でした。

2014-11-24 11:47:05 | 島根
2014年11月21日、島根県にある安来・清水寺(きよみずでら)にお参りしました。山号は瑞光山(ずいこうざん)です。
縁起書より「厄払いの寺としてしたわれる清水寺は、今は去る1400年前、用明天皇即位2年(587)尊隆上人に開かれた観音霊場である。開基以前のこと、"山上に瑞光現われ、その光明を因として山を瑞光山と号し、また水の清く霊なるをもって清水寺と名づく"と伝えられる。その後歳月を経て荒廃するも、中興開山盛縁上人復興に尽し、大同元年(806)平城天皇の詔勅を受け、七堂伽藍を完備する。承和14年(847)11月、慈覚大師(天台座主円仁)、唐留学の帰路、当山に立ち寄り、光明真言会(現在の諷誦)を創め、これを機に天台宗となる。盛時には僧坊48を数えたという。その後再三火災に遭うも、明徳4年(1393)、再び大伽藍を復興、今日の寺域を形づくる。戦国時代に入るや、尼子と毛利の戦いに巻き込まれ、毛利によって焼き討ちにあい、根本堂(現存)を除いて全焼す、その後、毛利家、歴代松江藩主の庇護を受けて復興。地域の信仰を集め、安政6年、信徒の力のみにて山陰唯一の宝塔を建立する。明治の神仏分離、昭和の農地解放と幾多の法難を受けるも、寺家檀信徒、心合わせて伽藍を維持し、平成4年(1992)、1万人以上の浄財をあおいで、光明閣大講堂新築、根本堂(重文)解体修復の大事業を完遂、その名声、大いにあがる。」
島根県安来市清水町528
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伽藍の配置図

案内図

石碑

参道



岩不動尊



無常橋

大門



石碑

大門をくぐっての参道

お出迎え観音

紅葉が素敵でした。





開山堂

浮見観音

弁天堂

紅葉

手水舎



高燈籠



地蔵様

稲荷社



観音様

階段の参道、本堂へ

狛犬

香籠堂

護摩堂

縁起書の説明板

根本堂(重要文化財)





堂内

絵馬、1609年の清水寺で一番古いもの。



境内







羅紗門堂

鐘楼堂

観音御砂踏霊場



仏足石

三重塔













石碑



供養塔

狛犬

蓮乗院

光明閣








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美保神社、仏谷寺、美保関灯台

2014-10-19 23:34:01 | 島根
2014年10月17日、美保神社と美保関灯台に行きました。
須々海海岸の絶景に感嘆し、加賀の潜戸を目指し、観光船が出ているマリンプラザしまねに着きました。「本日欠航」にショック、これだけ晴天なのに・・・。しかし、現地は波があるとのことで、仕方ないと諦めて、急きょ予定変更で約40km東、1時間かけて美保神社と美保関灯台に行くことにしました。
遊覧船の運航期間は3月から11月ですが、当日の運航については、加賀潜戸遊覧船TEL0852-85-9111にて確認してくださいとのことでした。
美保神社
ご祭神は三穂津姫命、高天原の高皇産霊命の御姫神で大国主神の御后神と事代主神(えびす様)です。創建は、天平5年(733)編纂の『出雲国風土記』及び延長5年(927)成立の『延喜式』に社名が記されており、その頃には「社」が存在していたことがわかります。
松江市美保関町美保関608
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鳥居





青石畳
神社前の通りには青い越前石が使われいます。



狛犬



手水舎

神門と廻廊



大鼕





















社務所

祓所

拝殿

本殿(重要文化財)
大社造の二殿の間を「装束の間」でつないだ特殊な形式で、美保造または比翼大社造とよばれており、建築用材の大半は美保関周辺に自生していた松を使用し、屋根は檜皮で葺いています。



狛犬



授与所

末社

絵馬

寶栄丸の折れ舵

4本爪の錨

美保関は美保神社の門前町として繁盛した町です。美保神社から仏谷寺に至る青石畳は江戸時代の参拝道の遺構です。 美保神社の鳥居をくぐり右に曲がると石畳の通りがあり、150mほど行って左に曲がり100m行くと仏谷寺に着きます。本通りには周辺の海岸から運ばれた緑色凝灰岩が敷かれています。敷設されたのは江戸時代後期といわれています。古い町並みと石畳の道が落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
艮門をくぐると青石畳が続きます。







































仏谷寺
後鳥羽上皇や後醍醐天皇が隠岐に配流される折に、行在所とされたところです。





八百屋お七の恋人、小姓の吉三の墓

堂内に国宝の仏像を安置しています。



美保関港



美保関灯台に向かいます。
島根半島の最東端の地蔵埼に美保関灯台があります。
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説明書

海岸

与謝野鉄幹、晶子歌碑

美保関灯台(国の有形登録文化財)
海抜73mの岩上にあって高さ14m、明治31年(1898)完成した凝灰岩の石造りの建造物です。
説明書













ビュッフェ





海難事故があった説明書



石碑

美保関の由来



景色


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絶景の須々海海岸・洗濯岩

2014-10-19 21:58:25 | 島根
2014年10月17日、出雲大社のお参りの後、東に走り、県道37号線から須々海海岸は絶景です。透き通る海の綺麗さと長年の自然の営みによる岩の造形美が見事です。
須々海海岸
砂岩と泥岩で、みごとな洗濯岩となっています。地層はおよそ1,400万年前にできたもので、この景観は6千年程度の間にできたと推定されます。
JR松江駅から14kmほど北側ですので、少し足を伸ばせば絶景が見れます。
松江市島根町大芦
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動画

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出雲大社

2014-10-19 20:59:24 | 島根
2014年10月17日、日御碕神社から出雲大社にお参りしました。
千家国麿さんと高円典子さまのご結婚で、今、話題のパワースポットでしょうね。日本の神社はどんな宗教の人でも参拝できます。出雲大社は男女の仲を取り持つだけではなく、人と人の縁もあるのではないでしょうか。宗教に名を借りた殺戮がある世の中ですが、どの宗教においては殺生を認めていないのではないでしょうか。お互いを尊重し合い、対話で解決し、安寧を願うものです。
出雲大社の創建については、日本神話などにその伝承が語られています。主祭神は大国様として馴染みの深い「大国主大神」で、「古事記」に記される国譲り神話には、大国主大神が高天原の天照大神に国を譲り、その時に造営された天日隅宮が出雲大社の始まりといわれています。
出雲市大社町杵築東195
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案内図

祖霊社













おくにがえり会館





神楽殿



長さ13m、重さ4.5tの日本最大の注連縄です。







鏡の池





金毘羅宮

社務所

手水舎

石碑

ムスビの御神像





石碑

参道



大国主大神

兎の像

参道

銅鳥居(重要文化財)
高さ6m、柱の直径52cm、毛利元就の孫の孫の毛利綱広が1666年に寄進したもの。

拝殿





神牛

神馬

仮拝殿

八足門(重要文化財)







観察楼及び廻廊(重要文化財)

西廻廊(重要文化財)

西側

摂社氏社本殿(重要文化財)

宝庫(重要文化財)

彰古館



参拝記念碑

本殿北側の兎さん、可愛いですね。





大神大后神社本殿(重要文化財)



本殿(国宝)



左・神饌所(重要文化財)、右・楼門(重要文化財)



手前左・摂社神魂伊能知比売神社本殿(重要文化財)、摂社大神大后神社本殿(重要文化財)

末社釜社本殿(重要文化財)

願い札



店舗





こちらで五種盛りそばを食べました。


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須佐神社(島根県重要文化財)

2014-10-19 15:41:18 | 島根
2014年10月17日、お参りしました。
16日に泊まった立久恵温泉の八光園の仲居に、出雲大社にお参りしますと話しをしたら、その前にこちらの神社にお参りするといいということを聞いたので、訪れました。旅館から10kmほどのところです。国道184号線を南に走り、反辺交差点から約3㎞のところです。
御祭神は須佐之男命、配祀は稲田比売命、足摩槌命、手摩槌命(須佐家の祖神)です。
説明書きより『「出雲国風土記」の須佐郷の条には、須佐之男命が当地に来て最後の開拓をし、「この国は小さい国だがよい国だ。自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」と言って「須佐」と命名し、自らの御魂を鎮めたと記されています。』全国には須佐之男命ゆかりの神社が数多くありますが、ここは唯一須佐之男命の御魂を祀る神社で、ヤマタノオロチ退治に登場する四神が祀られています。確かに地名が須佐です。
出雲市佐田町須佐 730
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駐車場の片隅に慰霊碑

鳥居の前の道路に方位除け

鳥居

手水鉢、祭事があるとかで餅を売っていました。





落葉の槇
雲陽詩より「須佐之男命の妃姫である稲田姫が誕生山で御子をお産みになったとき、産具を柏の葉で包み、それを松葉で綴って川に流され、その包物が流れついたところに繁茂して今日に至る。今でも柏の葉の縁に松葉で刺したような穴がある。」この古事が後世、須佐神社の神紋「蔓柏」となったもので蔓は松葉を文様化したもの。従って須佐家の家紋の起源とのこと。
「神魂の杖ともならむ亀すがた 世人の道を祓い清めん」



隋神門





塩の井、下関から来られた和装の美人をパチリ
社記より「境内に湧出している塩の井は大社の稲佐の浜に続いているので、微かな塩味を感じる。湧水に間渇があるのは潮の干満のためである。須佐之男命自ら潮を汲みこの地を清められたという。」

西末社



東末社

神楽殿

拝殿

本殿
出雲大社と共に典型的な大社造りの建造物で島根県重要文化財として指定されています。









稲荷社

大杉
社殿の背後に、周囲7m余、樹高30m余、樹齢約1300年の杉の大木が世の歴史を見つめてきたのでしょう。

相生の松
本殿の裏に、1本の松であって雄松、雌松の両肌を持つ松の木があった。昭和の初めに枯れてしまい、今は跡を残すのみとなっています。

三徳社
三穂津比売命、事代主命をお祀りしています。

神馬の墓、三徳社横の素鵝川沿いにあります。
社記より「神社には馬を奉献するを常とし、どんな毛色の馬であっても必ず白馬なり、吉凶禍福、また国の大事をよく予知したという。」動物の命も大切にしようという教えでしょうね。
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立久恵峡(国の名勝天然記念物)、五百羅漢・千体仏・霊光寺・飛光寺

2014-10-19 08:51:47 | 島根
2014年10月16日、立久恵峡に行きました。立久恵峡は、JR出雲駅より国道184号線で10kmほど南のところの神戸川沿いにあります。"山陰の耶馬峡"と言われ、そのすぐれた岩石景観から昭和2年、名勝天然記念物に指定されました。高さ200mの安山岩の溶岩やその火山角礫岩によって形成され、50m以上の断崖地形の絶景ばかりか、川沿いや谷間、岸壁など多様な自然環境に応じて食物が数多く見られ、また野生動物のすみかとして貴重な場所となっています。1400年前より信仰のある立久恵山には1400体にもおよぶ石仏が寄進され、観光と信仰の地として年間20万人が訪れています。
出雲市乙立町
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宿泊旅館の八光園を出て、少し、散策をしました。
まずは不老橋です。



案内図
右端の川の南側が旅館の八光園

立久恵峡

神戸川



烏帽子岩

亀ケ淵
説明書きより『淳和天皇の時代(約1140年前)、この付近の川辺に夜毎に金光を放って不思議な声がするので村人が恐れ怪しんでいました。たまたま国内各地を巡り歩いておられた高野山の浮窓禅師がその実体を見届けようと川辺にたたずんで居られると大きな青い亀が一体の如来様を背に乗せ浮かび上がったので、禅師「汝いずれの所より来る」と問えば、亀「これなる如来、東方より来り、我に乗らせ給う。12日間、昼夜の別なく声を発し人を待ち給う。」と答えた。禅師は大変感激して恭々しく礼拝したのち、この如来様を立久恵峡天柱峯の岩窟に安置されました。これが亀ケ淵、亀が岩の由来と伝えられています。』



五百羅漢・千体仏





供養石碑







鳥獣慰霊碑

崖の上にも石仏様





















るり光水



霊光寺
創建は天長2年(825)、浮窓禅師の亀の背中の如来様を岩窟に安置した話が、朝廷に聞き及ぶと天長4年(827)には堂宇が造営され亀渕山飛光寺の勅額を賜りました。その後、修験道の行場として寺運が隆盛し最盛期には「出雲の立久恵」として境内には七堂伽藍が建ち、24の僧坊が甍を並べましたが元禄15年(1702)の大洪水により多くの堂宇、寺宝が流出し大きく衰退します。明治時代初頭に発令された神仏分離令と廃仏毀釈運動により奥の院を残して廃寺寸前になりましたが大正8年に再興され霊光寺と寺号を改称しています。
参道

本堂
大きなわらじが軒下にありました。





御神水、立久恵の岩の下から湧き出る水

香炉

鐘楼



境内より見上げて

朝日で奇岩が浮かび上がります。







境内より西の参道の石仏

石碑

浮嵐橋

神戸川



立久恵峡







地蔵尊
出雲国小田の海底より地蔵尊の御姿を発見し給う。不思議にも何百人何千人と漁に出ていたにも拘わらず本日まで御影を見たものはなく、波静かな日に、海底より両手を合わせた姿を見て、引き上げ、霊山に安置したとのこと。



飛光寺
約1200年前から、立久恵薬師如来を祀っています。











酔さん橋

24時まで照明をしています。旅館の部屋より






























































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