旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

彦根市河原町芹町地区

2020-09-30 09:08:13 | 滋賀
2020年9月28日、滋賀観光で重要伝統的建造物群保存地区の彦根市河原町芹町地区に行きました。
「彦根市は滋賀県の北東部、琵琶湖東岸に位置する。保存地区は、旧の城下町の南東隅に形成されたかつての町人地である。城下町と中山道、さらには東方の農村部及び山間部を結ぶ芹川北岸の往来に沿った町並みで、北から江戸時代の河原町、袋町、安清町、善利新町にあたる。
 彦根の城下町は、元和期(1615~1624)に三重の堀を巡らす城下の骨格が定まり、寛永期(1624~1644)にかけて城下町も整備されるが、河原町は元和4年(1618)以前、南端の善利新町も寛永18年(1641)には成立したとされる。
 保存地区は、ゆるやかにS字を描く幅二間程度の往来に沿った約780メートルの範囲である。所々に不整形の敷地を見せながら、短冊形に割られた敷地が並び、芹川の流路を付け替えて城下町を整備した名残を、現在の地割りによく残す。
 この往来に沿って、切妻造、瓦葺、二階建とする伝統的な町家が建ち並ぶ。軒の低い厨子二階として虫籠窓を備えるものが多く、袖うだつを設けるものもある。片側を土間とし、部屋を一列もしくは二列に並べる間取りが大半で、二列の場合には土間側の一列を幅一間とするのが特徴である。
 敷地に合わせて不整形に建てる町家や、近代以降も商業地として栄えた様相を伝える銀行等の近代建築、表構えを洋風に改造した町家等が、町並みに変化を与えている。
 彦根市河原町芹町地区伝統的建造物群保存地区は、江戸時代前期に河川を付け替えて形成された城下町の特徴ある地割りを良く伝えるとともに、街路に沿って江戸時代から昭和戦前期にかけて建てられた町家等を良く残し、商家町としての歴史的風致を良く伝えている。」
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滋賀中央信用金庫銀座支店店舗(登録有形文化財)
「1918年(大正7年)建築、木造2階建、スレート葺、建築面積54㎡。市街地の交差点に建ち、木造二階建、建築面積54㎡、寄棟造スレート葺である。交差点側を隅切りして腰折れ破風を載せ、左右に切妻破風を並べる。外壁は二階分の柱形と縦長窓を配するなど、瀟洒な外観で街角のアイストップとして親しまれる。」















高﨑家住宅主屋(旧川原町郵便局舎)(登録有形文化財)
「1934年(昭和9年)建築、木造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積84㎡。通りに北面して建ち、桁行12m梁間7.7m、木造一部二階建、寄棟造妻入、桟瓦葺である。正面はタイル貼とし、上部をコーニス風にモルタルで仕上げ、出入口にペディメントを飾る。近世町家の正面を洋風化した一例で、町並に変化を与える。」















































お疲れさまでした。
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千代神社(彦根市)

2020-09-30 08:52:28 | 滋賀
2020年9月28日、滋賀観光でお参りしました。
説明書より「千代神社は、古図や記録によれば、もと佐和山の近くにあった千代宮を、佐和山城の築城のおりに彦根山麓へ移し、更に、彦根城の築城に際しては、旧地へ戻している。その後、1632年(寛永9年)には長光境内へ移されたが、1638年(寛永15年)に多賀大社の本社および末社造営の際に、再び旧地へ移転されて、現在の本殿が建立され、1965年(昭和40年)に現在地へ解体移築されている。天宇受売命・猿田彦命を祭神とし、芸能の始祖神特に、天宇受売命は、俳優の始祖、芸能の祖神と仰がれ、崇敬の篤い神様として知られている。井伊家の保護のもと産土神として信仰を集めている。」
滋賀県彦根市京町2丁目9−33
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社標

鳥居



手水舎

社務所





狛犬



拝殿









本殿(重要文化財)
「江戸前期の1638年(寛永15年)建立、正面三間、奥行二間の流造、檜皮葺。母屋に向拝を付け、柱上の組物は出三斗組、妻飾りは豕扠首組である。全体に漆の極彩色が施され、輪郭内を植物の彫刻で統一した蟇股、大柄なひまわり牡丹を彫った手狭のほか、木鼻、虹梁など随所に意匠の優れた彫刻が施された華やかな建物である。この本殿は同時期に建てられた近在の胡宮神社、大滝神社(共に滋賀県指定)の本殿と共に江戸時代前期の均整の良くとれた流造本殿の典型例である。」

末社






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龍潭寺(彦根市)

2020-09-30 08:03:25 | 滋賀
2020年9月28日、滋賀観光でお参りしました。
「奈良時代行基によって開基された、臨済宗妙心寺派の寺院です。井伊氏の始祖、藤原共保(ともやす)以来の井伊家の菩提寺です。」
滋賀県彦根市古沢町1104
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寺標

石田三成公象



参道



山門



本堂



鐘楼

梵鐘







大洞観音堂
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清涼寺・長林稲荷神社(彦根市)

2020-09-30 08:02:52 | 滋賀
2020年9月28日、滋賀観光でお参りしました。
説明書より「清涼寺は、彦根藩祖井伊直政公の発願により創建された佐和山の麓にある曹洞宗の古刹である。直政公が関ケ原の戦功により佐和山城主となり、1602年(慶長7年)、直政公卒するや、この地を墓所となし、以来井伊家歴代の菩提寺となった。また、直政公の戒名より山号を『祥壽山』寺号を『清涼寺』としている。譜代大名筆頭の井伊家の権勢により、各地より高僧が住持として招かれ多くの修行僧が集まり『彦根の清涼寺・天下の清涼寺』として名を馳せた。日本を開国に導いた英傑、大老井伊直弼公が青年期に参禅修行され、生前に自ら戒名を定め自身の肖像画に歌を書き添え治めている。」
滋賀県彦根市古沢町1100
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通用門

山門





本堂



書院

長林稲荷神社
「清凉寺の横に鎮座しています。長林稲荷大明神は清涼寺の鎮守井伊直政の守護神と伝わります。」
鳥居

明神鳥居が立ち並びます。

拝殿
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観音寺(米原市)

2020-09-30 00:15:04 | 滋賀
2020年9月28日、滋賀観光でお参りしました。
「観音寺は、滋賀県湖北の伊吹山の麓にあり、仁寿年間(851年 - 854年)、三修によって創建された。もとは伊吹山四大護国寺として法相宗に属していたが、弘和(永徳)3年(1383年)に天台宗に改めた。
滋賀県米原市朝日1342
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惣門(重要文化財)
「江戸中期の1701-1800に建立された。一間一戸薬医門、切妻造、桟瓦葺。鐘楼、惣門は、本堂と一連の建築で境内の構成や景観を考える上で重要である。」

寺標

参道



塔頭・玉泉院



本坊



本堂(重要文化財) 
本堂は、1716年(正徳6年)の建立で、地元の大工宮部太兵衛が棟梁をつとめた。内陣の龍の持ち送り彫刻や内部の仕様・彫刻を各部で変化を持たせる点に特徴があり、滋賀県の近世社寺建築を代表する仏堂として貴重な建物である。」















薬師堂





鐘楼(重要文化財)
「江戸中期の1725年(享保10年)建立、桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、桟瓦葺。」








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