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豊後高田市の富貴寺

2016-09-15 20:36:35 | 大分
2016年9月8日、九州旅行3泊4日の最終日です。鉄輪温泉のおにやまホテルに宿泊し、新門司港18時40分発の阪九フェリーで帰神までの観光です。別府から北向きに走り豊後高田市の富貴寺をお参りしました。
大分県豊後高田市田染蕗
map
「蓮華山富貴寺(蕗寺)は、六郷満山のなかで、満山を統括した西叡山高山寺の末寺の一つ。天台宗に属します。寺伝によると、養老2年(718)仁聞菩薩の開基といわれています。昔この地に、高さ970丈もある榧の大木がありました。その影は数里を越え、朝は河内の塔御堂、夕には田原の釜割まで届いたそうです。竹田番匠が、この榧の木の一本で大堂を造り、仏像を刻んだといいます。その余材で牛を刻み、それでもまだ余材があったので、刻んだ牛に乗せて熊野に運んだところ、途中で牛が動かなくなりました。その地に建てたお堂が真木の大堂であると言い伝えられています。国宝・大堂は西国唯一の阿弥陀堂であり、九州最古の和様建築物です。内陣中央には本尊阿弥陀如来像(重文)が安置され、堂内の壁画(重文)は平安三壁画の一つに数えられています。境内には国東塔、石殿、板碑、笠塔婆、仁王像、梵字石などが多数あります。」
国東半島観光ガイドマップ

富貴寺の説明書









山門













大堂(国宝)
「平安後期、浄土思想阿弥陀信仰全盛期の建立で、総素木(榧){かや}造りです。三間四間の建物で周囲に廻縁があります。大面取りの方柱に舟肘木をのせ、その上に単層宝形造りの屋根をのせ、行基瓦葺ニ重繁垂木になっています。簡素な形、優美な屋根の線、それらがどっしりとした安定感を与えています。内部は板敷で、四天柱で内陣が区切られ、阿弥陀如来坐像が安置されています。須彌壇の格狭間の線はふっくらと優しい形をしており、小組格天井は端正です。大堂はこれまでに四回の大修理が加えられました。文和2年(1353)の墨書のある棟木の一部が残存しています。」











笠塔婆(大分県指定有形文化財)





国東塔(豊後高田市指定有形文化財)



















大権現













笠塔婆

五輪塔群

本堂

















お疲れ様でした。

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