2017年6月20日、富山・石川2泊3日の旅行の最終日です。18日は神戸出発し、富山市八尾の街並み散策、富山城、富山市岩瀬の街並み散策、宇奈月温泉の杉乃井ホテルに宿泊し、19日は高岡の国宝の建物がある瑞龍寺、高岡大仏、重要伝統的建造物群保存地区の高岡市山町筋と金屋町の散策、日本のベニスといわれる射水市の内川、七尾の一本杉通り、高岡市の気多神社、和倉温泉で大観荘に宿泊、20日は神戸に帰路になります。無料の自動車専用道路の「のと里山海道」で柳田ICで降りて、羽咋の気多大社にお参りしし、次は妙成寺にお参りして、神戸に帰ります。
妙成寺(みょうじょうじ)
石川県羽咋市滝谷町ヨ-1
map
拝観料500円です。
パンフレットより「当山は北陸に於ける日蓮宗の本山である。今から700有余年前の永仁2年(1294)日蓮聖人の弟子・日像聖人が師命により妙法を京都に広めんとして佐渡から都上がりの途中船中で能登石動山天平寺座主満蔵法印(日乗聖人)を教化改宗一寺を建立したのが当山のはじめである。今の建物は、加賀前田家初代から五代に亘って造営されたもので、殊に三代利常公は生母寿福院の菩提所として本堂・祖師堂・五重塔等を建立し、前田家御用大工坂上又三郎親子三代によって桃山建築の雄渾華麗な面が遺憾なく発揮されている。」
総門
売店
寺標
案内図
説明書
客殿
庫裏(重要文化財)
「江戸前期の文禄2年(1593)建立、桁行16.4m、梁間10.2m、一重、正面切妻造、背面入母屋造、東面庇付、妻入、こけら葺。妙成寺最古の建築である。前田家外護以前に当庫裏が存在していた。当地の大工の手になり地方特色が濃く、長押、鴨居等の技法に時代的古色を表している。床下の一部に地下穴蔵を造って倉庫として居室廻りなど簡単な間取りは建築様式上、極めて古式と伝えられるものである。」
境内
浄行堂
「浄行菩薩は法華経に出現する菩薩で水が垢や穢れを清めるが如く吾々の煩悩の汚泥を除く。古来この菩薩に水をそそぎたわしでこすって願いをかけてきた。当山開山日像菩薩は浄行菩薩の垂迹といわれている。」
二王門(重要文化財)
「江戸前期の寛永2年(1625)建立、三間一戸楼門、入母屋造、桟瓦葺。禅宗の重層三間とは対照的である。二王尊は阿行と吽行である。」
鐘楼(重要文化財)
「江戸前期の寛永2年(1625)建立、桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、こけら葺。純和様を以て造られ袴腰と呼ばれる子市廻りの板囲いは入母屋屋根とよく均勢を保っている。本堂、祖師堂、五重塔と共に日蓮宗伽藍様式を小長するものである。」
開山堂(石川県指定文化財)
「延宝5年(1677)の建立、歴代供養笠塔婆を安置している。堂内には中世造立の石造笠塔婆七基を安置し、その内三基は市文化財に指定されている。」
経堂(重要文化財)
「江戸中期の寛文10年(1670)に四代藩主前田光高公の遺願によって建立された。桁行五間、梁間三間、一重、寄棟造、桟瓦葺。前一間通りを吹放しとし他は板壁を以て構成、天海版一切経を納める。北陸地方最古の法華経版木(応永22年)を蔵する。」
五重塔(重要文化財)
「江戸前期の元和4年(1618)建立、三間五重塔婆、とち葺。露盤下迄の高さ27.27m、総高34.18m、前田家御用大工坂上越後守嘉紹を棟梁として建立、北陸唯一の木造五重塔で、江戸時代初期の代表的傑作の一つでありとち葺の屋根は五重塔としては全国唯一である。」
北前船の豪商・西村家忠兵衛の墓
加賀騒動の大槻伝蔵の墓
浩妙院の墓
「3代藩主利常の長女」
寿福院の墓
「3代藩主利常の母」
丈六堂[釈迦堂](石川県指定文化財)
「貞享3年(1686)建立、丈六(約5m)立像の釈迦牟尼仏を奉安してある。重層入母屋造、柿葺。」
閻魔堂
三十番神堂拝殿(石川県指定文化財)
三十番神堂(重要文化財)
「桃山時代の慶長19年(1614)建立、三間社流造、正面軒唐破風付、こけら葺。桃山時代の技法をよく表わしている。一説に京都北野天満宮より移築したと伝えられ、洗練された美しさを有する。内陣には日本の国神三十体を祭祀するので三十番神堂と称し、日蓮宗伽藍として重要な堂舎である。」
三光堂(重要文化財)
「江戸前期の元和9年(1623)建立、桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺。屋根大棟両端の鬼瓦は石造りで地方色をよく表わし、堂内に三光天(日天・月天・明星天)が安置されているので三光堂と云われ、鎮護国家の祈願が行われてきた。」
本堂(重要文化財)
「桃山時代の慶長19年(1604)三代藩主前田利常公の帰依により前田家御用大工坂上又三郎を棟梁として建立された。桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、こけら葺。京都建仁寺流の流技により桃山時代の雄渾な手法を遺憾なく発揮し、構成(内部・内・外陣区画)の厳格な形式など密教風の古式な所がうかがわれる。本尊は、一塔両尊、四天王菩薩などである。」
回廊
祖師堂(重要文化財)
「桃山時代の寛永元年(1624)の建立と伝えられ、桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺。坂上一統の手による建物で唐様式を主調とし妙成寺建築物中、出色の貴重なものである。堂内の厨子も重要文化財に指定され宗祖日蓮大菩薩の尊像を安置する。」
回廊
庭園(石川県指定名勝)
「自然の地形を利用して築造された蓬莱式池泉鑑賞庭園で、江戸時代前期の作庭である。」
書院(重要文化財)
「江戸前期の万治2年(1659)綱紀の代建立、桁行15.0m、梁間14.0m、一重、寄棟造、こけら葺。前田家代々の菩提と利常公生母寿福院殿、息女浩妙院殿の冥福を祈るための御霊屋を営んで併せて参拝の御座所として建てられたものである。装飾は多く用いず、構造美を主とし江戸時代の建築であるが桃山文化の豪快な面も有する。」
大鏡寺
本覚寺
善住寺
いよいよ神戸に帰ります。
はくさん街道市場
「北陸自動車道の徳光PAに併設されています。1階が海産物や土産物店、2階が飲食店となっています。」
3日間天気がよくて、ドライブと観光を充分楽しみました。お疲れ様でした。
妙成寺(みょうじょうじ)
石川県羽咋市滝谷町ヨ-1
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拝観料500円です。
パンフレットより「当山は北陸に於ける日蓮宗の本山である。今から700有余年前の永仁2年(1294)日蓮聖人の弟子・日像聖人が師命により妙法を京都に広めんとして佐渡から都上がりの途中船中で能登石動山天平寺座主満蔵法印(日乗聖人)を教化改宗一寺を建立したのが当山のはじめである。今の建物は、加賀前田家初代から五代に亘って造営されたもので、殊に三代利常公は生母寿福院の菩提所として本堂・祖師堂・五重塔等を建立し、前田家御用大工坂上又三郎親子三代によって桃山建築の雄渾華麗な面が遺憾なく発揮されている。」
総門
売店
寺標
案内図
説明書
客殿
庫裏(重要文化財)
「江戸前期の文禄2年(1593)建立、桁行16.4m、梁間10.2m、一重、正面切妻造、背面入母屋造、東面庇付、妻入、こけら葺。妙成寺最古の建築である。前田家外護以前に当庫裏が存在していた。当地の大工の手になり地方特色が濃く、長押、鴨居等の技法に時代的古色を表している。床下の一部に地下穴蔵を造って倉庫として居室廻りなど簡単な間取りは建築様式上、極めて古式と伝えられるものである。」
境内
浄行堂
「浄行菩薩は法華経に出現する菩薩で水が垢や穢れを清めるが如く吾々の煩悩の汚泥を除く。古来この菩薩に水をそそぎたわしでこすって願いをかけてきた。当山開山日像菩薩は浄行菩薩の垂迹といわれている。」
二王門(重要文化財)
「江戸前期の寛永2年(1625)建立、三間一戸楼門、入母屋造、桟瓦葺。禅宗の重層三間とは対照的である。二王尊は阿行と吽行である。」
鐘楼(重要文化財)
「江戸前期の寛永2年(1625)建立、桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、こけら葺。純和様を以て造られ袴腰と呼ばれる子市廻りの板囲いは入母屋屋根とよく均勢を保っている。本堂、祖師堂、五重塔と共に日蓮宗伽藍様式を小長するものである。」
開山堂(石川県指定文化財)
「延宝5年(1677)の建立、歴代供養笠塔婆を安置している。堂内には中世造立の石造笠塔婆七基を安置し、その内三基は市文化財に指定されている。」
経堂(重要文化財)
「江戸中期の寛文10年(1670)に四代藩主前田光高公の遺願によって建立された。桁行五間、梁間三間、一重、寄棟造、桟瓦葺。前一間通りを吹放しとし他は板壁を以て構成、天海版一切経を納める。北陸地方最古の法華経版木(応永22年)を蔵する。」
五重塔(重要文化財)
「江戸前期の元和4年(1618)建立、三間五重塔婆、とち葺。露盤下迄の高さ27.27m、総高34.18m、前田家御用大工坂上越後守嘉紹を棟梁として建立、北陸唯一の木造五重塔で、江戸時代初期の代表的傑作の一つでありとち葺の屋根は五重塔としては全国唯一である。」
北前船の豪商・西村家忠兵衛の墓
加賀騒動の大槻伝蔵の墓
浩妙院の墓
「3代藩主利常の長女」
寿福院の墓
「3代藩主利常の母」
丈六堂[釈迦堂](石川県指定文化財)
「貞享3年(1686)建立、丈六(約5m)立像の釈迦牟尼仏を奉安してある。重層入母屋造、柿葺。」
閻魔堂
三十番神堂拝殿(石川県指定文化財)
三十番神堂(重要文化財)
「桃山時代の慶長19年(1614)建立、三間社流造、正面軒唐破風付、こけら葺。桃山時代の技法をよく表わしている。一説に京都北野天満宮より移築したと伝えられ、洗練された美しさを有する。内陣には日本の国神三十体を祭祀するので三十番神堂と称し、日蓮宗伽藍として重要な堂舎である。」
三光堂(重要文化財)
「江戸前期の元和9年(1623)建立、桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺。屋根大棟両端の鬼瓦は石造りで地方色をよく表わし、堂内に三光天(日天・月天・明星天)が安置されているので三光堂と云われ、鎮護国家の祈願が行われてきた。」
本堂(重要文化財)
「桃山時代の慶長19年(1604)三代藩主前田利常公の帰依により前田家御用大工坂上又三郎を棟梁として建立された。桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、こけら葺。京都建仁寺流の流技により桃山時代の雄渾な手法を遺憾なく発揮し、構成(内部・内・外陣区画)の厳格な形式など密教風の古式な所がうかがわれる。本尊は、一塔両尊、四天王菩薩などである。」
回廊
祖師堂(重要文化財)
「桃山時代の寛永元年(1624)の建立と伝えられ、桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、こけら葺。坂上一統の手による建物で唐様式を主調とし妙成寺建築物中、出色の貴重なものである。堂内の厨子も重要文化財に指定され宗祖日蓮大菩薩の尊像を安置する。」
回廊
庭園(石川県指定名勝)
「自然の地形を利用して築造された蓬莱式池泉鑑賞庭園で、江戸時代前期の作庭である。」
書院(重要文化財)
「江戸前期の万治2年(1659)綱紀の代建立、桁行15.0m、梁間14.0m、一重、寄棟造、こけら葺。前田家代々の菩提と利常公生母寿福院殿、息女浩妙院殿の冥福を祈るための御霊屋を営んで併せて参拝の御座所として建てられたものである。装飾は多く用いず、構造美を主とし江戸時代の建築であるが桃山文化の豪快な面も有する。」
大鏡寺
本覚寺
善住寺
いよいよ神戸に帰ります。
はくさん街道市場
「北陸自動車道の徳光PAに併設されています。1階が海産物や土産物店、2階が飲食店となっています。」
3日間天気がよくて、ドライブと観光を充分楽しみました。お疲れ様でした。
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