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岡太神社・大瀧神社

2019-09-27 08:16:59 | 福井
2019年9月24日、1泊2日の北陸旅行でお参りしました。
パンフレットより『岡太神社は雄略天皇の御代(457~79)に創建され、この五箇地区に紙漉の業を伝えた女神[川上御前]を紙祖の神として祀り、「延喜式神明帳」「(926)にも記載されている古社である。大瀧神社の創建は推古天皇の御代(592~638)大伴連が勧請したのが始まりと伝えられている。
 719(養老3)年、平泉寺水波神社を開いた泰澄大師は、この地を訪れ、水波能賣神である「川上御前」を守護神として祀り、「国常立尊」・「伊弉諾尊」を主祭神として「十一面観世音菩薩」を本地とする神仏習合の社を創建、大瀧児権現と称して別当大瀧寺を建立した。
 中世に入ると白山信仰の拠点の1つとして栄え、境内には七堂伽藍が建ち並び48坊の堂塔、社僧700余名を擁し隆盛を極めた。南北朝の動乱や織田信長の一向一揆討伐などの兵火で度々衰退の危機が訪れるが、その後の領主となった丹羽長秀や結城秀康をはじめとする歴代領主の保護により再度復興され、社伝の造営、改修が行われた。
 明治時代初頭に発令された神仏分離により仏式が廃され、大瀧児権現は現在の社号である大瀧神社に改称した。
 1923(大正12)年には大蔵省印刷局抄紙部に「川上御前」の御分霊が奉祀されて岡太神社は名実共に全国紙業界の総鎮守となった。
 岡太神社・大瀧神社の社殿がある境内を下宮というのに対し、背後にある権現山には山自体が御神体として信仰されていて山で、山頂付近に大瀧神社や岡太神社本殿、八照神社が並び立つ上宮は「奥の院」と呼ばれている。』
福井県越前市大滝町23-10
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一の鳥居

二の鳥居











手水舎

狛犬



神馬

狛犬



神門

拝殿・本殿(重要文化財)
「現在の大瀧神社下宮社殿は1843(天保14)年に再建されたもので、拝殿は入母屋、向拝一唐破風造、檜皮葺、本殿は大型一間社流造、檜皮葺、拝殿と本殿が一体化した複合社殿で、山の峰を集めたような、あるいは、幾重もの波が寄せあうような屋根、複雑さの中に流があり、重厚さの中に躍動があるなど、形容のしようがない独特の屋根形状である。建物全体に施されている獅子、龍、鳳凰、草花の彫刻も精緻かつ華麗な秀作とされている。」





















観音堂
「越前市指定有形文化財の十一面観音座像を安置しています。」



末社

神輿





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