旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

観世音寺・古涅槃寺

2022-12-01 20:32:49 | 鳥取
2022年11月30日、お参りしました。
パンフレットより「山号を施無畏山と号す。弘法大師(空海)が諸国巡業の際、鷲峰山麓の巨桜の霊木の一枝を採り不動尊として桜谷に南之坊を建立した寛弘年中(1004~1012)郡司紀氏郷娘「桜姫」が16歳の時、観音菩薩の示現により導かれ桜谷の桜の木尊像を刻み施無畏山観音寺を開いた。祈祷で知られた寺でもあり、度重なる台風や日照りなどの天災を防ごうと藩から四回も祈祷を命じられている。」
「さくら姫物語」
「昔、因幡気多郡の郡司として 紀氏郷という人がいた。この人にはさくら姫という美しい姫がいた。ある時、さくら姫は父と都に上がった。 たまたま勝美親王の嫁選びがあり、さくら姫が選べれた。しかし、姫は御仏の道にすがる気持ちが強く勝美親王の縁談に耳を傾けず故郷に帰ってしまった。親王は姫への思いを断ち切れず、わずかの供を連れて姫の後を追った。長旅の末気多郡宿にこられたが、病のため倒れられ、御輿で山を越す途中亡くなられた。さらに世の中の無常を感じた姫は仏道に入り、さくら谷の南の坊にこもった。 ある日、観音様のお告げがあり観音像を刻みこの南の坊に安置してまつった。姫の亡骸は、雲から現れた白衣の天人・天童に囲まれ車に乗せられ、蓮の花びらを散らしながら鷲峰山空高く昇って行った。人々は姫は鷲峰山大明神の化身ではないかと語り合ったと伝えられている。」
鳥取市鹿野町鹿野317
map
寺標











本堂













鐘楼

地蔵尊







古涅槃寺





金毘羅宮



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