2006.8.25(金)晴れ
7:00 起床
9:20 野沢温泉もみの木発
15:30 小千谷川岸旅館着
今日の朝季節が変わった。空気が昨日までと違うのだ。空も色が薄い、蝉は相変わらず声を絞っているが、コオロギの声だってだんだん大きくなっているのだ。
さよなら野沢温泉、4日間もいたら里心がついて一人になるのがとてもつらい。
荷物を3分の2にし、ポンプでエアーを満タンにしたら自転車が軽いこと。しかも今日から千曲川、信濃川に沿った下りのコース、気分的にも全然楽勝である。
野沢温泉村は意外と広く、1時間走ってもまだ村内である。R117は側道が広く、車も少なく最高に走りやすい。それにしても長野県も大きい、8月13日に長野県に入って以来12日間も滞在しているのだ。野沢温泉村、栄村と過ぎ、知らない間に津南町(新潟県)に入っていた。同時に千曲川も信濃川と名が変わっているのだ。
手頃な公園で昼食をとる。石塔は相変わらず多いが、長野と少し違う、念三夜塔というのがそれ、どういう意味があるのか?
恐ろしく長いスノウシェイドが何本もあるが、歩道がしっかりしており問題なし、ただ川はだんだん大きくなり不気味な感じがする。津南町は日本一の河岸段丘の町だとか、何でも日本一になるもんだ。
あっという間に十日町に到着、本来の宿泊地なんだがあまりに快調で、ええい小千谷まで頑張っちゃうか。十日町は本日夏祭りで、大通りには屋台が並んでいる。ひょっとしたら大きなチャンスを逃しているのかも知れない。
小千谷市に入るとやたら道路工事となった。信濃川沿いの土砂崩れも並はずれた惨状である。山古志村(現長岡市)方面の山肌には多くの茶色の面が見られる。
小千谷についていつもどおり宿探しをする、今回は駅前ですんなり見つかった。
さっそく主に工事の原因を聞く、「あの工事はこの6月の大雨ですか?」「いや、地震ですよ」「もう、2年もたっているのに」「そうなんです、大変ですよ。」
2年前の8月私は小千谷を訪れて、へぎそばを食べて帰ったのだ。今回あの店、あの町を確認したいという気持ちもあるのだ。 その際訪れたのは角屋というそば屋であったが場所も解らないので、とりあえず駅前の和田屋でへぎ蕎麦を一枚いただく。おいしい。
走行 80Km 累計 1087Km 費用1,864円