2006.8.26(土)曇り、晴れ
7:00 起床
9:30 小千谷川岸旅館発
15:30 弥彦村のと屋着
新たな県で何か一つテーマを設けようと思う。あれもしたいこれもしたい、あそこへ行きたいここへも行きたいとなると欲求不満となってしまう。新潟県は佐渡にメインをおこう。さて佐渡に渡るには寺泊がもっとも近い、寺泊から渡り新潟に帰れば距離も日程も得をする。とりあえず今日は寺泊まで走ろうと決める。
その前に2年前訪れた角屋の現状を見るべく昨日の道を戻る。角屋はしっかり建っていた。 造りも2年前のままだからさしたる被害も無かったのだろうか。いやいや例え建物に被害が無くても後遺症は相当と思う。長岡市に入り山古志に向かう道の現状をみたら、本当にあの地震の凄まじさを感じ取ることができる。
長岡市の国道は片側2車線で側道、歩道と大変立派である。歩道にさえ融雪設備のあるところもあり、歩道だけでも物集街道ぐらいありそうだ。そういえば田中角栄氏のお膝元なんだとげすの勘ぐりもでてくる。長岡市街を抜け、与板というところに着いた。雪よけの雁木の商店街が何キロも連なり、私好みの古い町並みである。 歴史民俗資料館があるので立ち寄ってみる。現状の町並みが歴史民俗資料館そのものであるような街なのだが、黒地に黄色のキリストの看板がやたら多く景観を壊している。彼らにはデリカシイという精神が無いのか。
中川清兵衛という人物、ご存じないと思うが、なんと日本のビール生みの親なのだ。この人のおかげで今日のビールをいただけるのだ。彼の生誕の地が与板ということである。 県道を寺泊に向かってひた走り、2週間ぶりに日本海に再会、さっそく佐渡汽船の事務所で佐渡への手続きを、、、、、。ここでがっくり、寺泊からは高速船のため自転車は積み込めないとのこと、電話で聞けばよかった。急にこの町が嫌になり、弥彦まで走ることとする。土曜ともあって海水浴客が大挙している、騒がしいのもつらいものである。
弥彦神社周辺ではなんとなく高そうな旅館ばかり、しまった寺泊なら安かったのにと悔しがる寸前、素泊まりの看板を見つけた。のと屋、決して安くはないがまあいいか。
女将に紹介されて、村営の日帰り温泉に行く。加温、循環、殺菌であるがなかなかの良いお湯で、飲泉場もありなんと言っても300円の入湯料がよい。しかし民間の日帰り温泉が完成し、10月には村外のものは入れなくなるそうである。ラッキー。
76Km 累計 1163Km 費用15,562円
飲泉場もある村営温泉