晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

久々の休養 11/19

2006-11-19 | 旅行記

 2006.11.19(日)     雨     
 7:15 起床   
11:00 本庄ホテル発~本庄市歴史民俗資料館~
14:30 本庄ホテル着 
 
 雨の予想、前回の雨の日(11月11日)も行動しているので、白河以来休養していない。今日は休養と決め込む。高橋尚子の走りも見たいし、横峰さくらやタイガーウッズのプレーも見たい。
 午前中に歴史民俗資料館に散歩に行く。旧本庄警察署を復元して資料館となっている。Img_1798_1
関西人には影の薄い埼玉県の街、本庄市も新しい街かと思いきや、中山道最大の宿場町として栄えた古い町なのである。郊外はどこにでもある殺風景な光景だが、旧街道の通る本庄駅周辺は落ち着いた町並みで、各種の商店が連なっている。一歩路地へ入れば白壁の土蔵などが残っており、往時をしのばせる。
 歴史民俗資料館は無料で資料も少ないが、宿場町としての資料が大半である。特異なのは諸井家資料で、東、南、北の諸井三家の明治期の活躍の資料が多く展示されている。南諸井家の諸井泉衛は明治5年に郵便取扱所を開設し、本庄における郵政事業の創始者と言うことである。本庄郵便局(現本庄仲町郵便局)の長を歴代の諸井家が昭和30年まで勤めたと言うことである。郵政の表彰に諸井賞というのがあったが、この諸井家とは脈絡は無いのだろうか。
 資料館の事務員さんがおいしいうどん屋さんを紹介してくれた。消防署の向かいにある
ます屋といううどん屋さんだが暖簾はなく、表もひっくり返っていておよそ食べ物屋さんらしくない。休みかなと思い戸を開けると、なんと満員の盛況である。野菜の天ぷらうどんの並を注文、大盛りは食べきれないので並にするよう言われていたのだ。関西人には合わない甘くて黒い出汁であるが、私はもうすっかり慣れっこになっている。お腹いっぱいになって450円、これは安い。Img_1802_1 Img_1803
おいしいうどん屋と近所の画廊、ユニークな街だ。



Img_1805_1

Img_1804_1旧中山道の商店街と国の有形文化財になっている仲町郵便局

 ホテルに帰ってスポーツ観戦、期待の三人が三人とも負けてしまった。

走行距離 0Km  累計4,541Km   費用2,853円

★ホテル本庄 本庄駅前 5,800円 朝食 500円 部屋にゆとりがあって落ち着いたビジネスホテル、LANもあり朝食もおいしい。職員さんが親切で連泊した。

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相馬山登頂 11/18

2006-11-19 | 旅行記

 2006.11.18(土)     曇り     
 7:15 起床   
 9:00 宿舎発~ヤセオネ峠9:37~山頂10:00~ヤセオネ峠10:22~
11:00 国民宿舎吾妻荘発~県道28号線~高崎~R17~
15:30 本庄ホテル着 
 
 宿に荷物をおいて空身で相馬山を目指す。キャンプ場を過ぎ登りにかかったとき、前方に不審物発見。昨日通ったときには何もなかったが道路上に茶色の物体がある。嫌な予感と思いつつ近づくと100キロ以上ありそうな大きな猪である。死んでいるのか気絶しているのかわからないが、自動車と衝突したのに違いない。路上の蛇を何度か記事にしながら写真が無いじゃないかというご意見があったので今回は証拠写真を撮る。急にむくっと起きあがったら大変なので後ろから失礼する。帰りにまだ居たら顔から撮ってあげよう。Img_1786  

大きな猪、南無阿弥陀仏



 登山道入り口からヤセオネ峠までは自転車で行ける。さっきの猪みたいのがでてきたらどうしようと思うと心細い。せめてもの救いは霜柱の道を誰か一人登っている足跡があることだ。りんりんと鳴りの悪い鈴を鳴らしながら行く、やがて鳥居やお地蔵さんが現れ、ヤセオネ峠に着く。鳥居には黒髪大神と書いてある、そういえば苦労が多いせいかずいぶん白髪が増えた。神妙にお参りをし、尾根に取り付く。3人の登山者が現れちょっと一安心、そういえば今日は土曜日だ。尾根は直登で鎖場やはしご等もありかなりきつい。宿にはすぐ帰りますと言っていた手前必死で登る。修験道の山道で、石塔や儀式跡のろうそくや御幣が続く、昨夕来なくて良かった。頂上には簡素な社殿と多くの石塔や灯籠がある。
すべて人力により担ぎ上げられたのだろう、信仰の力は凄い。榛名の最高峰とはいえケヤキだかクヌギだか木が生い茂って展望はよろしくない。神社の由来を見ると、黒髪は髪とは関係なく、本来水の神様だそうだ。Img_1789_1 さっさと頂上を後にし、転がるように下る。どんどん登山者が登ってくる。峠からは自転車でスイスイ、猪は片づけられていた。

相馬山山頂

 宿で準備をして再出発する。池の畔の駐車場にレッカー車が来ている。軽の四輪駆動が停めてあり前方がぐちゃぐちゃだ。「猪と当たったんだって」と話している。死んだ猪も気の毒だが、当たった車も気の毒だ。保険は効くのだろうか。
 一漕ぎで松之沢峠、あとは高崎市まで下りだ。路面が悪いのと寒いのでスピードが出せない。黒岩というロックゲレンデが現れる。昨日谷川岳の山岳救助隊が救出訓練を行ったと新聞に載っていた。名の通り黒い岩で堅そうだが傾斜がきつく難しそうだ。数パーティが取り付いている。あんなことよくやっていたなあと思う。Img_1794



黒岩ロックゲレンデ、取り付いているパーティの声が聞こえる。

 果てしなく続く下りは京都なら京見峠の下りを思わせる。ロードレーサーの練習には良いなあと思っていたら、数パーティが登ってきた、競輪の選手も登ってきた。高崎に着くと少し暖かい、相当下ったためだろう。
 R17は幹線道路でもの凄い交通量だ。歩道もしっかりしており快調に走るのだが、跨線橋のたびに、自転車歩行者通行止めになるのだ。いったいどうせえちゅうねん。勝手にルートファインディングして迂回するのである。何の案内も表示もない。そんな跨線橋が10個あまりあるだろうか。国道が自転車や歩行者のことなど何も考えていない典型である。
 2時を越えると急に暗くなってくる。今日はどこに泊まろうかと不安になり、寄居のかんぽの宿に電話する。どうせ満室だろうと思っていると空いてますよとの返事、一番安い食事で頼むと12,000円とのこと。昨日の国民宿舎の9,950円といい公共の宿は一体どうなっているのだ。伊香保グランドホテルは7,800円だぜ。丁重にお断りして
本庄でビジネスホテルを探す。
 
走行距離 67Km  累計4,541Km   費用13,395円

★国民宿舎榛名吾妻荘 9,975円 榛名湖湖畔にあり大規模な国民宿舎
  国民宿舎って高いよねImg_1783  


宿舎の上にある岩峰、堅くて登れそう。


★峠列伝(26)松之沢峠 群馬県県道28号線榛名湖から高崎に下る小さな峠だが、渋 川から登ってとして評価。 困難度 4  水場 有り  歩道 所々  景色 5
 伊香保温泉までは直登気味できつい(約8Km)その後は綴折れで楽(約8Km)

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榛名富士登頂 11/17

2006-11-19 | 旅行記

 2006.11.17(金)     曇り     
 8:30 起床   
10:50 伊香保グランドホテル発~県道33~
12:48 国民宿舎吾妻荘(榛名湖畔)着
13:05 宿舎発~榛名富士登山道13:40~山頂14:15~登山道14:45
15:30 宿舎着 
 
 榛名湖畔まで行き、榛名山を登るのが今日の行動、ゆっくり起きる。朝風呂も入り温泉街を散歩する。北方に谷川連峰が白く雪をかぶっている。今回天神平から登りたかったのだがこれじゃ登れない。岩登りには何度か訪れたが頂上には一度も行ったことのない山だ。Img_1766
 その他の山々が続いているが一体どの山がどれかわからない、赤城山だけは一番南に見えるのでわかるが、遠くに白く輝く独立峰らしき山は一体何なのだろう。郵便局でお金を用意し宿に帰るが、温泉街は強烈な坂である。これじゃ足の不自由な人など通行できない、
雪になれば車はどうするのかなどと気に掛かる。今日の行程は登り一本なのでどうも気が進まない。重い腰を上げてスタートすると意外と楽に登れる。昨日と違い綴り折れになっているので傾斜が緩いのだ。それでも榛名湖まで14Kmの表示がある。びゅんびゅん追い抜いていく車を尻目にじわじわ登って行く。見上げると恐ろしく上にガードレールが見える。がんばれる秘訣は楽しいことを考えること、着いたら蕎麦食おうとか、帰ったらゴルフ行こうとか。2時間弱で峠を越える。1キロ近い直線が続いたと思ったら、大きな湖と飲食店街が現れる。天空の湖、天空の街である。宿で登山の準備をして出発、湖を一周して榛名富士の登山道に取り付く。ケーブルが山頂まであるので登山道に人影はない。クマザサの山道を一気に山頂へ、ケーブルの駅と立派な神社があり興ざめ、筑波山よりましか。頂上からの眺めは霞んでいてよくない、晴れていれば富士山も筑波山も見えるそうだ。Img_1772 Img_1781

榛名富士と山頂


 山の案内板を見てびっくり、榛名富士(1391m)隣の相馬山(1411m)なのだ。
山高きが故に尊からずと言うことなのだが、どうも気になる。相馬山はアンデスのマチュピチュのようにぴゅんと尖った山で、どこから見ても特徴的な山である。学生時代から榛名山といえばあの独特の形をイメージしていたのである。登って見るべく榛名富士を走って下りる。18分で下りきり相馬山登山道に自転車で急ぐが秋の陽はつるべ落とし、あっという間に薄暗くなってきた。やむなく断念、明日早朝に登ろう。湖畔に榛名湖温泉というのもあり入ってみたいが、もったいないので宿の風呂にする。Img_1776
 
マチュピチュのような相馬山


走行距離 14Km  累計4,474Km   費用1,440円

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木曽川、天竜川?? 11/16

2006-11-19 | 旅行記

 2006.11.16(木)     晴     
 6:45 起床   
 9:00 シルバーホテル発~R122~R354~県道~
14:30 伊香保グランドホテル着
 
 いつものように快晴の朝が明ける。天気予報ではやたら寒さを強調されるのだが、部屋の中からではわからない。とにかく暖かいふうをして出発する。ところがちっとも寒くない。一枚脱ぎ、二枚脱ぎついにT-シャツ一枚となる。それでも登りでは汗が出るのだ。
実はここ10日間ほど悩んでいることがあるのだけど、やたら暑がりのやたら汗かきになっているのだ。普段はどうって事無いけど、普通に就寝して夜中の2時ぐらいになると暑くて汗かいて目が覚めるのである。そのまま眠れないで起きていると暑くはなくむしろ寒いのである。昼間はあまり感じないのだけれど、この時期にいくら登りだって半袖一枚はおかしいのかも知れない。石岡に行った日と今日は半袖一枚であった。
 男の更年期障害を克服してウコンの宣伝をしていたはらたいらさんが亡くなった。男にも更年期障害があり、男性ホルモンの減少が原因で気力減退、精力減退、倦怠感などの症状があるという。実はそれは4年ほど前に味わった、なにもやる気が起きなくて身体がだるくてどうしようもない時期が一年近く続いたものである。しかし今回は女性の更年期障害の特有の熱感、発汗ではないか。そんな事ってあるのだろうか。
 桐生市はかつて製糸で栄えた町と習ったが、今は何が盛んなのだろう。昨日からメインの通りを通ってきたがなんとシャッターの閉まった店の多いこと。閉まった店に落書きがされ余計寂しくなる。古河の町は同じような規模の町と思うが商店街が生き生きしている。
この違いは一体何だろう、町の産業の盛衰もあるだろうが商店街の生き残り策なども影響するのだろう。シャッター街となると止めどなく寂れていくという、寂しいことだ。
 この町では宿泊しただけで何もせずに去っていくようだ。なんとなく申し訳なくてなにか物色しながら走る。桐生明治館といった古い建物があり、なにか展示をしている。何を展示しているか聴くと市民の作品かなんかであった。興味が沸かないので旧群馬県衛生所という建物だけ写真を撮って先を急ぐ。Img_1756



 坂を登っていると、赤城山と渡良瀬川上流の足尾方面が見える。あのあたりが銅山で栄えていたのかと思うと是非要ってみたいのだが、博物館、資料館的なものは無さそうである。勿論公害に関する展示などさらさらないのであろう。やむなく渋川方面に進む。この国道は空っ風街道というのだが今日はそよ風程度で最高のサイクリング日和である。赤城山の景色が角度により変わり楽しい。やがて榛名山方面の山々も見えてくる。実はどちらに登ろうか決めかねていたのである。どちらの山も麓に温泉がある。赤城山の登り口のところで榛名山に決める。形が良いのだ。榛名や妙義のようにむくむくとした山が好きなのである。 Img_1757 Img_1759
Img_1761
左:足尾方面
中:赤城山
右:榛名山


 峠を越えるともうすぐにでも渋川に着くのかと思ったら、だらだらとアップダウンが続く。富士見村のあたりか変な標識を見つける。「一級河川 木曽川」「一級河川 天竜川」
という看板である。どちらも袂には草にまみれた小さな川が流れている。そうか、あの大河もここが源流なのかと思ったのだが、よくよく考えるとちょっと方向が違うぜ。宿で地図を調べてみると木曽川というのは確かにある。天竜川の記述は無いが木曽川同様存在するのだろう。いずれにしても両河川ともすぐに利根川に流れ込む川で、私どもの思う木曽、天竜川とは違う。群馬県もなかなかしゃれたことをするじゃないか。でもあの看板どれだけの人が気付くだろう。Img_1763 Img_1764

一級河川木曽川、天竜川の看板



 渋川から伊香保までは6Kmの登りなのだが直線的に登っていてつらいこと。またもやシャツ一になって頑張る。伊香保温泉入り口のグランドホテルで宿を取る。7,800円は安い。

走行距離 57Km  累計4,460Km   費用10,015円

★伊香保グランドホテル 7,800円 二食付き 部屋は新館のきれいな洋室でLAN
            もあり最高。
★伊香保温泉 黄金の湯 700円(宿泊者無料) 混合泉で加温、加水、循環装置使わ       ず 緑褐色 中性 ph6.8 40度

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日本一周って何? 11/15

2006-11-19 | 旅行記

 2006.11.15(水)     快晴     
 6:45 起床   
 9:30 古河グリーンホテル発~県道~野木神社~県道~三国橋~R354~R50      ~渡瀬サイクリングロード~
15:30 シルバーホテル着(桐生市)
 
 長旅を続けていると妙に張り切れる日と嫌で嫌でたまらない日がある。嫌ならそのまま連泊して休養すればいいのだがそういうときに限って居たくない宿に泊まっているのだ。
嫌になる原因は色々 決まらないこと、これといった目標が決まらないことなどだろう。東北や北海道は行き先を決めればルートは必然的に決まってしまうのだ。関東はそうはいかない、網の目のような道路群の中から抽出しなければならない。面倒なことこの上ない。 今日は乗らない日で、目が覚めても起きられない。仕事に行くのが嫌でたまらないときと同様だ。嫌々味気ない朝食を摂る。こういう日は勘も悪い、行きたい場所に全然行けない。野木神社にお参りして谷中湖を横断し、R354に出るつもりが道がわからなくてうろうろしたあげく三国橋に戻り、R354に出たときは2時間も費やしていた。Img_1742

野木神社、乃木大将とは無関係、栃木県に行った証拠。

 三国橋を渡ったところにカスリーン台風の決壊口の碑がある。昭和22年のこととて私など生まれていないときなのだがその名は聴いていた。この大きな川が決壊するのだから恐ろしい水害である。谷中湖は日本の公害の発祥の地と言っていいのではないか。足尾銅山の鉱毒問題は田中正造などの活躍で、日本初の公害として知るところだが、旧谷中村は鉱毒問題を陳情したところ渡良瀬川の水害問題にすり替えられ、村毎移住を迫られ、田中らの反対運動にもかかわらず湖の湖底に沈んだと言うことである。Img_1744
Img_1746
渡良瀬川キャスリーン台風決壊口と谷中湖


 R354とR50を通り桐生に向かうが、この道のなんと交通量の多いこと、特にダンプの通行が大半なのである。はっきり言って、もう関東地方は要らない、さっさと廻って帰ろうと思わせるのである。
 途中館林で足腰の神様というのがある。金のわらじならず、かねのわらじに願いを書いて奉納するらしい。もの凄い数に、足腰の悩みの多いことを感ずる。Img_1748


足腰の神様、子の権現


  おもしろくも何ともないただ埃っぽい国道をジリジリ走る。朝の出発からずっと向かい風が吹いている。冷たく乾燥し、埃っぽい風である。かかあ天下と空っ風、かかあ天下は問題ないが空っ風はたまらない。邑楽郡邑楽町はきっと誰も読めない町だろう。おうらぐんおうらまちという。北海道の函館で紹介した吉井氏の居住地なのだ。本来なら立ち寄るところなのだが、彼はここ数年海外出張中で会うことができないのだ。おうら町とはなかなか響きが良いが、国道から見る限りは埃っぽい所だ。途中美術館とか雷電神社とか古墳跡とか立ち寄りたい箇所はいくらかあるのだが、精神的に余裕がないので総てパスする。風というのは肉体的にも精神的にも負担の多いものだ。
 桐生に入り渡良瀬川を左岸に渡ったら、藤岡ー足利ー桐生サイクリングロードに出た。そんなものあるのを知っていたら走るのに、、、、残りの数キロだけ楽しんでロードは終わった。正面には赤城山、左には鉱毒の面影はみじんもない渡良瀬川、最後の一時間だけ楽しい走りができた。

 日本一周ってなんだ?
 「日本一周頑張ってね」「日本一周やりきってね」などと多くの人に励まされてきた。
あまり頑張るつもりはないのだけど、やはりこだわりがあって途中で止めたくはない。でも日本一周って一体何なのだ。今まで自転車だけでなく自動車でもバイクでも徒歩でも、変わったところでは竹馬でとかリヤカーでとかあるけれど、将棋の棋譜のように経路は総て違うものである。海岸線を忠実に歩いているというのもある、海岸沿いの国道をぐるりと廻るのも多いだろう、県庁所在地を総て廻るというのもある。みんな日本一周なのである。自分自身の日本一周を白いキャンバスに絵を描くように作り上げれば良いのだろう。
私の場合はとにかく48都道府県の地を愛車初恋号で踏みしめることと定義している。例えば栃木県は2泊しているけれど、自動車で訪れているのだ。今日野木神社に参拝に行ったのは単に愛車で栃木の地を踏みに行った訳である。東北や中国地方は各県が旨く並んでいるので、総ての県を巡ることができるが関東地方は難しい。群馬と山梨は前半に回っておけば良かったと反省している。特に山梨は雁坂トンネルが自転車で通行できない以上訪れるのが難しい。

 走行距離 66Km  累計4,469Km   費用8,767円

★シルバーホテル 6,640円 朝食付  古いホテルで割高感有り 職員さんは親切

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