2006.11.11(土) 雨
6:45 起床
8:30 新田家発~県道140~県道42~フルーツライン~県道42~
不動峠~筑波スカイライン~風返峠~
15:30 筑波山荘YH着
新田家の家族は今日明日と法事に出かける。4人とも慣れない服装で見送ってくれた。
すぐに雨が降り出す、県道沿いの農家の出店に飛び込み、「雨宿りさせてください」というといいよと言って椅子を用意してくれ、おまけに商品の柿は頂くはで大感激する。おばさんは話するわけでなく、知らん顔して柿の選別をしている。そのうち大勢のお客さんがやってきて柿や茸を買ってゆく。聞くと他府県からも沢山買いに来るそうだ。柿の品評会の賞状が何枚も飾ってあって、相当有名な店らしい。お礼に写真をといってカメラを向けるとおばさん逃げてしまった。
親切な柿屋さん、逃げ出すおばさん
その後降っては雨宿り、止んでは走りで不動峠の下で大休止、一時間以上降り続いた。雨の日の峠越えほど惨めなものはない、なんでこんなことしてるのかと自己嫌悪に陥る。峠にかかると雨宿りの場所も無いと腹をくくり出発する、杉林が続き北山の峠を登っているようだ。難点はゴミの投棄、特に大型ゴミの投棄がすさまじいこと。家具、タイヤ、冷蔵庫、ガスコンロ等所帯道具が揃いそうだ。これらが杉林の中に散見し道端には空き缶やビニールなどが落ちている。ようやく峠に着くと、筑波側に東屋があり展望台となっている。ガスで展望はきかないのだが晴れていれば良い眺望だろう。ここにも紙くずやコンロ台などのゴミが散乱し、残念である。一部の心ない人のために県全体のレベルが低くみられるのである。行政と一緒になって筑波のゴミをなんとか解決していただきたい。
雨の不動峠取り付きと峠の東屋のゴミ
スカイラインに上がると、ガスが濃くなり視界は10m程度となってきた。こんな日に走る車は無いだろうと思ったが、そこそこ上がってくるのだ。その中にYHで同宿の方もおられた。
途中子授け地蔵というのがあり、抱き石を抱くと子を授かるという。お礼参りの人形が沢山備えてあるので、ご利益があるかも、必要な方は是非お参りを。私は授かると困るので抱かないで写真だけにする。
左:スカイラインの視界は10m
右:右手の石が抱き石
風返し峠からの下りでスポーツカーが側溝に落ちている、スピード出し過ぎなのか、これで5件目の事故目撃である。筑波山荘は昔ながらのYHで食事もおいしく、自転車の私に大変良くしていただいた。夜は大荒れ、風雨が吹き荒れた。
★峠列伝(25)不動峠(茨城県県道138号線) 困難度 3 水場 有り
景色 1 歩道 無し 景色は不法投棄のため
走行距離 41Km 累計4,266Km 費用9,268円