2008.1.16(水) 京都北部 雨
2回目の間伐に三和に行く。橋立さんの休みの間に薪小屋の柱とドッグランの塀の柱を確保しておく必要がある。今日は2台の軽トラで連なってゆく。山に入る前に元製材所で山の境を確認による。あいにくの留守で会えなかったが、本当は山にある建築途中の陶芸釜のことを聞きたいのだ。随分昔に酔狂な方が陶芸の釜を山中に建設し、どういう訳か中途で挫折しているのである。数キロに渡って電線も敷設し、釜も立派に出来上がっている。私たちは残された建設素材に興味があるのだ。
大きな耐火煉瓦を使った釜と放棄された煉瓦。
上等な素材を使っているので、あわよくば安く譲っていただこうという魂胆である。
さて肝心の間伐はというと、間伐よりも柱に必要な木を確保するという不純な動機だから一向に進まない。適当な細さの木はほとんどが腐っているのだ。植林から40年もたっているから、まともに育った木は太すぎて使いようが無いのだ。ログハウスでも作るのなら意味があるのだが、、、、、。今日は斜面の木を切ったので、橋立さんがチエンソーを使い、私はひたすらロープ引きに徹する。木を切るのは大変テクニカルで急斜面で山側に倒すのは至難の業である。しかし一番大変なのは、切り倒した後の処理である。生の大木はびくともしない。枝を落として、適度な長さに揃え、林道に出す。結構危険なシーンもあり、そのたびに運動神経や判断力が低下していることに気付く。
今日一の杉、30cmぐらいか、たき火が暖かい。
昼頃から時雨れだし、その後弱い雨が続く、たき火を囲んでの昼飯は最高である。3時頃まで作業をし、軽四に満載して上林に帰る。雨は猛烈になってきて、手も足もぐしょぐしょ、前回と合わせて、薪小屋の柱は充分である。あとは皮むきの工夫である。
橋立さんありがとうございます。
今日の反省点
(1)合羽を用意する。
(2)消火用バケツを用意する。
(3)防塵眼鏡は安物を使わない。(野外ではしっかりしたものを使う)
(4)防水の手袋はないか。
(5)山仕事にはスコップ、鎌が必需品。
(6)チエンソーの燃料、チエンオイルは意外と消費が多い、充分に用意を。等など。