2019.1.23(水)晴れ
小沼さんが「そばを栽培して自分で打って食べたらおいしいだろうな」と言うもんだからその気になって、そば打ち体験をしてみようと言うことになった。安喰(あじき)さんのそば打ち教室が毎月開催されているので、早速申し込む。
材料、道具すべて用意されているのであとは習うだけだ。
粉は越前の上等な粉で、先生によると打ち方が少々下手でも良い粉を使うとおいしいと言うことだ。
講習が終わって片付けているところ。
まず先生がすべての工程をやられるのだが、ふんふんといいながら見ているだけでちっとも頭に入らない。だからいざ自分でやるとなると妙に緊張する。水回し、まとめ・こね、菊ねり、へそ出し、手地延し、延棒地延し、本延し、切りの行程をやっていくんだが、「あれっどうすんのやったっけ」てんで先生を呼ぶ。そして本延しの行程で失敗をする。長時間力入れすぎで生地が破けてしまった。先生に補修をしてもらうが、厚さに偏りがあり形も随分いびつである。なんとか厚さを揃えて切りに入るが、これは難しい。包丁が真っ直ぐ入っていないためか細く切ると千切れてしまう。厚く切ると今度は不揃いになってしまう。まあ初心者だから仕方が無いか、愛嬌愛嬌とばかりに切り終える。自分の食べる分だけ湯がいてもらって試食、まあこんなもんかなって程度で特別美味いとも思わない。
帰りにスーパーでニシンの甘露煮を買ってにしん蕎麦を作る。五島列島のあごだしスープの素があったので、かみさんにつゆを作ってもらい試食。これは実に美味しく、蕎麦ってつゆなんかなあと思う。
第一作目、温めるのにそば湯を使ったためつゆが濁って失敗。
実際そういう人もあるそうだ。失敗を活かしてもう少しまともに打ったらもっと美味いかなと、2月にもリベンジすることにした。蕎麦打ちってはまるのよね。