2006.8.7(月)○
7:50 起床
天然酵母薪釜パン作り、龍双の滝訪問
今回の旅でひとつやりたいことはパンづくりである、さっそくその機会がやってきた。天然酵母を使ったパンを薪釜で焼く講習をうけることとなった。ほかにも鶏の解体や薫製づくり、ビールづくりなどいろいろのメニューがある。粉ふりから焼き上げまで9時間以上かかり、一日仕事である。一時発酵の合間に昨日訪れることができなかった龍双の滝とオウ穴群を見に行く。なんでもダムの計画があり、将来見ることができなくなるかもなんて威かされての結果である。
龍双の滝は日本の滝100選に選ばれているそうだ。先日訪れた八淵の滝もそうである。
落差は70mといったかなかなかの名瀑である。その下にオウ穴群というのがある。石や水で岩盤がえぐられてできた渓谷である。規模も小さく、上流の護岸工事のため水が濁っており、あまりたいしたものではなかった。
池田町は二日間に渡って訪問したわけだがなんと言っても合併しないのが嬉しい。足羽郡池田町なのだ。
たとえば「ここどこですか?」「越前市ですよ」「武生に行きたいのですが」「武生ですよ」「越前市武生なんですか?」「武生が合併して越前市になったのですよ」、、、、
これは武生を訪れる前の私と郵便局員さんの会話である、いったい何のこっちゃわからんでしょう。合併による地名変更で地名がその地域を表するという地名本来の役割が消えてしまったのだ。ブログの中でも新旧入り交じった使い方になっているが、まったく残念で困った現象である。池田町万歳、池田町頑張れ。
夕刻パンが焼き上がった、釜から出すときはどきどきする。きれいな色に焼き上がりほっとするが、酵母パンはすぐには食べられない、明日を楽しみに眠ることとする。昼間は暑いが夜は寒くて窓は開けていられない。
走行36Km 累計313Km 費用0円