日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面社会保障推進協議会が、箕面市国保運営協議会委員に要望書を提出

2013年08月22日 23時56分00秒 | 市議会
8月22日(木)

 箕面社会保障推進協議会が、箕面市国保運営協議会委員に要望書を提出され、国保運営協議会委員の私のもとにも要望書が届けられました。
 要望書は、平成17年度から国保料が毎年値上げになり、22%も値上げになったことや今年の値上げでは中間所得者に値上げのしわ寄せがおこなわれている一方、24年度決算では6億円の黒字になったこと、この財源を生かせば、値下げができることなどはきちんと指摘され、解明されています。
 私も、6月市議会などで、国保料の値上げをしなくて済んだと指摘して質問していました。箕面社会保障推進協議会では、値下げをもとめる署名もすすめています。ご協力をお願いします。
 平成25年度第1回目の箕面市国保運営協議会は27日(火)午後2時からです。

 以下、いただいた要望の文章を掲載しておきます。



箕面市国民健康保険運営協議会委員
 箕面市議会議員 名手宏樹様

 貴団体におかれましては、医療や福祉をはじめ市政各般にわたり、市民の暮らしを守る取り組みへのご尽力に心から敬意を表します。
 さて、本年6月中旬に箕面市の国保料が加入世帯に通知されました。
 平成25年度も保険料が引き上げられ、年間一人当り平均1 0 5、102円になっています。
 箕面市では平成17年度以降、毎年値上げが続き、平成25年度まで22%も引き上げられてきています。
 国保料は、市民の所得が減少する中、暮らしを一層圧迫し、保険料が高くてもう払えない。医療にかかれないの声が広がってきています。そのため、保険料未納者が加入者全体の30%近くになるという深刻な状況となっています。
 とりわけ制度上の問題から中間所得層への負担が増加し、所得400万円3人世帯で年間62万円の保険料。所得208万円の3人世帯では年間44万円という異常に高い保険料となり、実に所得の21%を占めます。いまや国保料は加入者にとって命と生活が脅かされ、極めて深刻な事態です。
 先の6月議会で、平成24年度の国保決算が約6億円の黒字と報告されています。私たちは、この黒字の一部を活用してあまりにも高すぎる国保料を引き下げるべきだと訴えています。この黒字決算の対応について、国保運営協議会や議会で議論してもらうと倉田市長は6月議会で答弁しています。
 公的医療として社会保障としての国民健康保険であるべきであり、安心して医療にかかれ、払える保険料にすべきと考えています。
 何卒、以上の主旨をお汲みいただければと心から願うものです。
 なお、ご承知のことと存じますが、国保法第一条に「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と謳っています。この条文は、憲法第25条の「健康で文化的な生活を保障する」生存権規定を具体化したものであります。
                         2013年8月22日
                        箕面社会保障推協議会
                         会長 武田勝文
[参加団体]全日本年金者組合箕面支部/箕面民主商工会/箕面労働組総連合/新日本婦人の会箕面支部/民主主義と人権を守る府民連合箕面支部/平和と革新をめざす箕面の会/ほくせつ医療生活協同組合/日本共産党箕面市委員会