11月29日(水)
今日から12月市議会がはじまりました。日本共産党箕面市会議員団は、箕面市立病院を守る会から提出された「市民の生命と健康を守る砦、箕面市立病院を守るための請願」の紹介議員になり、今日の本会議で紹介議員を代表し趣旨説明を行いました。本会議での提案理由の説明の中身をお知らせします。
請願は、12月4日の午後3時半からの、新市立病院建設運営特別委員会に付託され審議のうえ、採決されます。
日本共産党の名手宏樹でございます。
ただいま上程されました請願第3号 市民の生命と健康を守る砦、箕面市立病院を守るための請願 につきまして、紹介議員を代表いたしまして提案理由とその内容についてご説明を申し上げます。なお本請願は、令和5年 2023年11月21日、「箕面市立病院を守る会」より提出されたものでございます。
説明につきましては、まことに勝手ながら本文朗読をもってこれにかえさせていただきますので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
請願第3号 市民の生命と健康を守る砦、箕面市立病院を守るための請願
請願の趣旨につきまして、
「2020年から4年を経過した新型コロナウイルス感染症は、経済活動や市民の生命やくらしに深刻な影響を及ぼしました。箕面市は市民の暮らしを守り、箕面市立病院は市民の生命と健康を守る砦として奮闘し大きな役割を果たしてきました。私たちは関係者のみなさまの献身的なご奮闘に心から感謝しています。「新型感染症」対策「災害医療」等、これからの公立病院には一層の役割と充実が求められています。
こうしたおり、箕面市は箕面市立病院の移転建替えにあたり「指定管理者制度」導入を決められました。しかし、市民の願いはこれまで市民の生命と健康を守り、40数年間公立・直営で培ってきた箕面市立病院の継続です。
箕面市議会におかれましては、箕面市立病院の継続と充実を求める市民の願いによりそい、市民の生命と健康を守る砦として箕面市立病院が運営されることを願い請願を行うものです。
なお、箕面市立病院の運営は「公立、直営」を継続することを求める緊急署名1328筆を箕面市と箕面市議会に提出いたしました。 その後追加があり1333筆となっています。
次に、請願項目につきまして、
1 箕面新市立病院整備基本構想(案)に関する意見募集(パブリックコメント)をはじめ、箕面市立病院の「公立・直営」の継続運営を願う市民の声を尊重すること。
2 箕面市立病院で働く職員の労働条件を守り、賃金を引き下げないために市が保障をおこなうこと。
3 新箕面市立病院の指定管理者の指定に関する条例を議会に上程する前に市民説明会を開催し、市民の意見を聞く事。
4 箕面市と「指定管理者」の「協定書」締結の議決は拙速におこなわないこと。
でございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議の上、ご採択いただきますようお願い申し上げ、提案理由とその内容についてご説明とさせていただきます。