AFVとかだと塗装の持ち手を付けるためだけでも、当然のように平気で底にタップ切ったりできるのに、
飛行機だと、たとえ下面とはいえ、機体にネジ穴切るなんて発想なかったなあ。
磁石とか両面テープとか使って、なるべく機体を傷モノにしないようにして、飛行状態展示では苦労してた。
年に何回も手に持ってブーーーンってするわけじゃないから、はずせなくても困んないのにねえ。
やっぱブーーーンってするには、脚が出てないほうが絶対にいいよね。
五十歳過ぎたら、普通しないけどね。
クラキンさんのブログ見て目が覚めたね。
もう15年も前の出戻り直後の零戦二二型。
今までは3mmの真鍮棒に0.5mmのピンを植えて、増槽に明けた0.5mmの穴に刺して接続してた。
なるべく小さな穴にしなけりゃ、としか考えてなかったんだねえ。
1本だから重心がちょっとでも動くと、機体が回転するんですよ。とっても不安定だった。
水平自転する機体って欠陥機だよね。
思い立ったら吉日。飲みながらの軽工作。ちょいちょいとカイゼンした。
0.5mmのピンを抜いて、その辺に転がってた真鍮片に3mmと1.4mmの穴を開けて、3mm棒を差込み半田付け。
1.2mm程度の穴を増槽に開けて、セルフタップはさすがに怖かったのでM1.4でタップを切った。
そしてネジ止め。がっちり固定ですよ。
実物は写真よりももう少し明るい緑です。
久しぶりに手に取ってよく見てみたら、かなりデカールが痛んでる。
この頃は水性のクリアを吹いていたが、もう保護の効果ないみたい。
橙黄色も退色してる。
小さい頃は、理由もなく二二型が好きだった。
二一型はカウルの造形がダサい、三二型は翼がうつくしくない、五二型は厚化粧の年増みたい。
大人になって、ピンと伸びた長い翼と洗練されたカウリングの組み合わせの二二型が一番うつくしいと再認識して、
一番好きなのは変わらない。