III号戦車用の飾り台は、小さくても良さそうなので
手持ちの端材を使うことにした。
10年以上前にハンズで買った端材¥100.
飾り台1号は栓という木材だったが、このハンズ端材、
木目は栓に似ているが、比重がかなり違い、重く堅いので、
家具などに使う木材のようだ。
軽く傷つきやすい、見た目だけの栓とは大違い。
でも t19X90X300で¥100は安い。
III号なら90X180位で十分。
¥100なら120mm捨てても惜しくはない。
1号の教訓を活かしクランプしてトリマーを掛けたが、まだ完璧ではない。
まず、木目方向(今回は長手)はすんなり切れるが、
木目を横断する方向は切削抵抗が大きい。
そこで、送り速度が遅くなると木が焦げるのだ。
端部では欠けも出るので、送りを緩めるが、それでも焦げる。
木目横断は両側共に焦げてしまった。
送り速度の加減が難しい。
新たな教訓としては、木目横断方向を加工する際は、
一航過で加工せず、切り込み量を少なくし数航過に分けること。
繰り返しの精度は良いので、加工が済んだ箇所を何回通しても
不要な箇所を傷つけることはないので。
サンドペーパーで消えるかと思ったが、残った。
焦げてしまったら、数mmカットして捨ててしまい、再度トリマーを通せば
切削量も少ないし、好結果となるだろう。
それとトリマーのビットだが、自分のギンナンビットは、板厚が19mmあると、
縁の飾りの最下段(ベアリングの転がる箇所)がバランス的にやや厚くなりすぎ。
なので、素材の板厚は12~18mm程度が良さそう。