美濃の山奥も、小春日和の週末でございました。
次回の釣行はイカ類ではなく、久々のジグやルアーでの
硬骨魚類狙いとなりそうなので、その準備をしたり、
新プリンターの設定やら、夜中にできない塗装工程の
集中作業でございました。
アッという間に2日が過ぎ、ほとんど家を出ず、
小春日和は楽しめませんでした。
休日を有効に使って、充実してたなあ。
シャパレルは、カーモデルの最重要工程ボディ塗装。
俺、白色のエアブラシ塗装苦手みたい・・
白のモールド状態じゃ表面状態がわからないので、
サフを吹いて、ペーパーで面の乱れを修正。
所どころサフが取れて、プラの地が顔を出す。
そのまま白を吹くとムラになるので、再度サフでグレーに統一。
その上から白を慎重に吹いてるのに、ムラが消えない。
白サフもあったけど、あれはあれで濃度調整が難しいし。
元々飛行機メインだったせいか、薄めの塗料を低い圧で
何層も吹くというのに慣れていて、たまにカーモデルでグロスだから
濃い塗料で高圧だぞ!と気合い入れても、
感覚がついてこないんですな。
通常は0.5Kgf以下で、距離2cm位で吹いてますからね。
ドア後方側面のエアインテイクは、成型の関係で口元で切れてたが、
プラ板でダクト状に奥まで延長した。
土曜日にクレオスの#69グランプリホワイトで4層以上吹いて一応合格とした。
けど、なんかいつまでもグレーっぽさが消えない。
目の錯覚かと思うほど、白く見えない。
日曜日に自然光で見ると、確かにムラに見える。(心では大丈夫じゃない?と思いつつ)
逡巡したが、もうひと頑張りすることにした。
ネットで白塗料事情を調べると、クレオスのクールホワイトか、
ガイアのアルティメットホワイトが隠ぺい力強いらしい。
いつ買ったか覚えのないクールホワイトがあった。ラッキー。
2倍くらいの希釈(自分的にはすげえ濃い)、1Kgf以上で2層吹いた。
写真は頑張り後の姿。
クールホワイトが良かったのか、濃いのが良かったのかわからないが、
リカバリーできてホッとした。
ボンネット中央の空気口は分割パーツで、単独で塗って完全に色が違ってたが、
仮止めして吹いて、差がなく色合わせができた。
これなら妥協なしで合格。
最後にホコリを巻き込んだ。
低圧で吹いてるとホコリはほとんど気にならない。
高圧だからホコリを引っ張るんじゃないかなあ?
ってことは低圧で10層位吹いた方が、良いのかも。
研究の余地あり。
実際の色調はもう少し青く、こんなに黄色くない。(色温度が高い)
今まで、#3白は透けるので使わず、日の丸にもグランプリホワイトを
使うほど多用してた。
彩度の高い色の中で見れば、十分「白」で通用するので。
調べたら、グランプリホワイトって、自動車国際レースにおける
日本の車のナショナルカラーなんですって。
イタリアンレッドとか、ブリティッシュグリーンみたいなね。
クールホワイトの色調も悪くないです。 隠ぺい力も高いしね。
本当は今回の工程とは逆に、下地をク-ルホワイトにして、
色気が欲しい時にグランプリを重ねる方が良いのかも。
デカール貼って、クリアだ。