巡潜乙型の艦橋造作は続く。
小物つくり。
艦橋の測距儀はお立ち台の上に設置され、
その丸い台には、上部がラッパ状に
広がった手すりが付く。
それも、ぐるっと1周1個ではなくて、
( )のように、半円弱が2個。
横から見ると、この青丸のように、
直径5.5mmから7mmのテーパーがついた2段手すり。
こういうものを、目測でえいやッ、と作れるほど
達人ではないので、必ず原寸図をCADで
描いてプリントし、材料を図にテープで貼り付け、
固定してから半田付けする。
下5.5mmから上7mmの、テーパーの付いた
高さ5mm位の半円の手すりを、平面に展開すると、
赤丸R24mmの、角度24度の扇形になる。
こういうのはCADのおかげで非常に楽。
計算しなくてもいいから。バカ向き。
これに、Rを付けた横棒2本と、縦棒3本を貼る。
面倒そうだが、急がば回れで、
不器用な人間にはこれが一番確実。
材料は100均の軟線。
0.3mmの穴にはちょうどいい太さ。
半田付けしてから、丸める。
軟線はこういうのが楽。
5.5mmの円盤の台に6個、0.3mmの孔をあけて、
差し込んで、形を整えれば出来上がり。
ここまで2時間。
日付が変わってた。
明日も仕事だ。