重要任務を無事完遂した出張の帰り、
本当は新幹線内で祝杯を上げたいが、
最寄駅からは運転なので無理。
なので、いつも乗換駅で自分へのご褒美を買う。
今回はこれ。
なんて安い男なんだろ。
イ号はウォーターラインではなく、フルハルモデルなので、
飾り台に置かないと、転んでしまう。
付属のスタンドは、ちょっとチャッチーの。
なので、オリジナルで作りたい。
それも安くね。
会議中も自分の番が済んだら、他人のは聞かずに、
センスない頭で、構想を練ってたわけよ。
いろいろ考えたが、オーソドックスに
真鍮かアクリルか銘木のベースに、
金属削り出しのスタンドを2個立てる、
無難な線でいこうと決めた。
売り場に行くまでは、材料が木でも金属でも樹脂でも、
t20X70X200くらいのブロックにしようと思ってた。
でも、金属や樹脂では、そんな中途半端なサイズはないのね。
木材はまだ選べるが、丁度いいのはない。
厚いと幅がないし、幅を求めるとその逆で薄い。
つまり角棒に近いか、薄板に近いか、どっちかということ。
まだ薄板の方がいいかなと。
ベースとして、幅があって安定しそうだしね。
これは、木のハガキっていう規格サイズ。
この規格は材種が豊富で、選択の幅がある。
当初、ベースは黒い木で、黒檀をイメージしてたけど、
甲板材に多く用いられているチークの方が
潜水艦も船なんだから、縁もゆかりもあるかなと。
本物のチークを初めて触ったけど、ものすごくオイリーなの。
チークオイルっていうのかな。ねとねとする。
値段のシールなんか簡単にはがれたよ。
さて、スタンドの図面描いて金属加工の準備しなきゃ。