今日も暑くなりそうですが、朝4時ならまだなんとか作業できる気温です。
多治見で40℃以上を記録した一昨日の晩は、窓全開で寝ても室温は30℃を下回りませんでしたが、今朝は28℃と幾分下がりました。
この当社標準モーター¥100がB-17には大き過ぎたため、新しいモーターをネットで物色していたところ、同じモーターが¥70に値下がりしていたので3個補充しました。
29X6って、H29年10月6日製造ってこと?まさか今時、平成なんか使うのかなあ。
そして同じサイトで禁断の超小型モーターである、携帯バイブ用の振動モーターも合わせて購入しました。
5個で¥250也。
シャフトには振動モーター足らしめる、分銅がカシめてあります。
こんな偏心した錘付けてブン回しても壊れないんだから、丈夫なんでしょうね。
これをどうやって取るのか。
昨夜、酔った勢いでバイスに加えて、力まかせに格闘しましたが外れません。
1時間近く頑張りましたが、汗だくになってあきらめ、ネットで先達の技を確認したところ、ピンで押し出すのが正解のようです。
それで、金曜日。早起きして、朝4時の涼しいうちから作業開始。
お土産で頂いた、木曽檜の鉛筆立ての穴に、使い古しのPカッターの刃をセット。
刃の半円状の切り欠きを、分銅の下に差し込みます。(首吊りします)
カッターの刃は薄いわりに、焼きが入っているので強度があり、支えには最適です。
ピンバイスに冷間加工の硬線、いわゆるピアノ線を咥えて叩けば、簡単に抜けました。
硬くて細い線という意味で、ピアノ線は最適。
モーターシャフトは研磨されて表面が滑らかなので、滑りやすいのでしょう。
幼少の頃、ピアノ線という優雅な名前に騙され、ニッパでカットしようとして何度刃をダメにしたことか。
昔の模型ではピアノ線をよく使いました。
ライトプレーンのゴムを掛けるフックとか、真鍮線より入手性が良かったですね。
あっという間に4個外せました。
昨夜あんなに格闘したのがバカみたい。
缶の外径4mm、シャフトが0.6mm。
根元の軸受け部がゴツイのは、ブレた回転に耐えるためでしょうか。
これなら1/72のB-17でも入ります。
昨夜弄んだ1個は、分銅が変形してしまってどうしても取れません。(金曜日帰宅後やったら取れました)
通電テストしてみると、5個とも無事でした。
以前、ガダルカナルの米軍で言われていたという、こんな話を聞きました。
彼らは上陸後、日本軍の夜間爆撃に手を焼きましたが、日本の双発機は米国のとは違い、左右のエンジンの同調がとれていないので音が干渉し、爆音がゴオーッという音ではなく、グワングワンとうねるように聞こえるのですぐわかる。というものです。
B-17は日本機じゃないんだから、4発同調してゴオーッと言わせたいのです。
今回の買い物で失敗だったのが、電池ボックス。
胴体後部の、乗客乗り込み用の長四角の搭乗口からCR2032を入れようと考えていました。
ネットのモーター屋で物色していたら、スイッチ付きのおしゃれなのがあったので、大きさも考えずポチっ。
デカすぎ!ご覧の通り全然入らない。
もっとシンプルな、電池の大きさギリギリのホルダを自作することにしましょう。
こういう、テキトーでだらだらな工作が楽しいなあ。