模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

休日のアッシー君

2019年02月11日 | カーモデル

一昨日、華やかな表舞台のリビングから、寂しい客間に移動させられ、いわば2軍落ちした旧TV日立WOO君ですが、実はIPSという高級な液晶パネルを搭載してたんです。
このパネル、高視野角約180度を誇り、斜めからでもくっきり観れるのが特徴です。
ところが新TVは4K対応で高精細なのですが、正面から少しでも外れて、斜めから観ると白く飛んで、観るに堪えません。
うーん。第一線を引退した、かつての名選手を惜しむ感じ。新人はただ新しく元気が良いだけか。惜しいなあ。
4KでウルトラQリマスター観たくてこの機種にしたんだった。家族には内緒。


さて、飛行艇の後、新しいキットを開ける前に、仕掛品を片付けることにしました。
記録を見ると最後のクリアを吹いたのが12/11。ジャスト2か月放置じっくりと乾燥させました。
日曜日は午前中、机の上を片付けて、午後いちから夕方までじっくりと磨きました。
今回は、妥協せずとことんやってみようと、気合を入れて臨んだんです。
画像は月曜日、窓周りの黒い隈取まで塗り終わったところ。
ただの赤に見えますが、クランベリーパール。
シルビアっぽくないかなあ。でも、このツートーン結構気に入りました。


バフレックスグリーン⇒ラプロス#4000⇒#6000⇒#8000。
バフレックスグリーンの前に少々迷って、普通の#1500で少し触ってしまい、スクラッチが入ってしまったので、コンパウンドは粗目から始めました。
粒度を替える毎に洗面所まで降りて、切粉を洗い流します。
コンパウンドはその粒子が引っ掛かるサイズの傷が無くなると、抵抗が無くなって磨く手が軽くなります。
それを合図に番手を上げます。
気のせいか、擦る音も変わる気がします。
コンパウンドは細目でじっくり傷取りをして、仕上げ目⇒セラミックと一旦進めます。

それから光にかざして中間チェック。全体を一律に磨いただけでは消えない傷が必ず見つかります。
傷は一律についてるわけではないので、一律に磨いただけでは残る所があって当然です。
次はその箇所をチェックして、そこを覚えておいて集中的に攻めます。

最初から行ったり来たりループを繰り返す前提で進めました。
傷や曇りは6箇所ありました。みんな軽度だったので細目までは戻らず、仕上げ目からで十分消えました。
光にかざして見ても、かすかな傷も一切なしにできました。休憩なしで3時間ほどでした。

もちろん顕微鏡レベルで見れば、セラミックコンパウンドの粒子より小さな傷はあると思いますけど。
本当はここでワックス系で表面を保護したいけど、この後にモールなどの細部塗装があるのでできません。
この状態では、ティッシュで指紋を拭くだけでも傷ついちゃいますから、慎重に扱います。

塗装前のぺーパーで平面度もあげてあるので、滲みなく反射します。窓のすぐ下はギザってるよう見えるけど。

2トーンの赤とシャンパンゴールドの境目には黒いラインが入るのですが、溝の甘いR部で見切ってマスキングしなくてはならないので、うまくいく自信がなく、ハセガワの粘着シート黒を貼るつもりです。

月曜日はこの車体窓枠の黒と、窓ガラスの黒縁のマスキングと塗装で終わりました。

ガラスは4面のうち3面にウエルドラインがくっきりとありました。
後ろの窓は熱線のモールドがあるので残しましたが、サイドはプラ板に置き換えることにしたので、切り離しました。
この方が密着しますしね。

そしてマスキングして内側から黒を吹きました。
剥がす前にマスキングテープとの境に念のためカッターを入れましたが、テープを剥がしたら予想通り縁が欠けてギザりました。
クリアパーツは塗料の食いつきが悪いんですかね。
飛行機のキャノピーも枠の塗料がよく欠けます。
パーツを触った感じが、国産品でもなんかスベスベする気がしますよね。離型剤じゃないと思うけど。
次回は、透明クリアを先に全体に吹いてみようかな。洗剤で洗うだけでも良いかな。
この窓ガラスの画像は、火曜日の晩に1時間以上かけて、ギザった箇所をタッチペイントし、はみ出しを爪楊枝で欠き取って、何とか見れる程度に手直ししたものです。
エアブラシは油性でしたが、修正は水性で部分マスキングして、筆で慎重にタッチペイントしました。
それで水性が完全に乾く前に、マスキングを剥がしたらうまくごまかせました。
裏からだから、筆ムラが目立たないんです。

明日の晩はライトカバーやリアコンビランプの塗り分けをしましょう。

コメント
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