私、エアブラシ塗装をするときは、以前勤めていた会社の、着古したユニフォームを着て作業しています。
それが手持ちの中では、一番ホコリを出さない服の気がしてるんですね。
ホコリを嫌う漆塗りの職人さんが、工房では何度も洗って毛羽の出なくなった作務衣を必ず着用する、と言われるのをTVで観て、なるほどと思いました。
そうか、服からホコリが出るのかと。部屋の隅の綿ボコリは、衣服や布団から出た繊維なんだと。
それ以来、塗装はそのユニフォームなんです。確かにフリースを着て塗装すると、ホコリが付くことが多いような気がします。
繊維と静電気なんでしょうね。
外出しない日は、擦り切れたり、穴が開いたようなボロ着を主に部屋着にして着ています。
高校時代のジャージや体操着は40年経った今でも、室内着として十分役立っています。
塗装がない今日のような日の作業では、そういうボロ着の上に、このエプロンを着用しています。
嫁が女子大生だったころ、カセットテープかなんかの街頭プロモのアルバイトをした時にもらったものだそうです。
つまり30年前のもの。しっかりとしたデニム製です。
たった数日バイトに着用させるためだけに、広宣費でこんなの作るって、バブルの頃だからでしょうか。
塗料や接着剤などで汚れているところを見ると、少しは着用の効果があるようです。
これを着て、今日は新しいキットに着手しました。
どこかの閉店セールで、売れ残っていたのを買った気がします。
よく言われる、少ないリソースしか保有しない当時の日本が、こういう専用機を開発する必要があったのか、というやつですね。
でも、模型的には面白い。
当初、テキトーにちゃっちゃと作ってしまおう、と思っていたのですが、仮組してみたら、結構ちゃんとしたキットでした。
モールド表現も、合いや精度も優れてるんです。
なので、プロペラ回して、飛行姿勢にしてやることにしました。
仕掛&ガラクタ箱を物色しましたが、電池が入りそうな展示台がなかったので、専用で作ることに。
暖かかったので、屋外の物置でも楽に作業ができました。
角棒で枠を作って、¥100均の色アクリル板でフタをするいつものやり方。
搭乗員がいないので、昨夜ポチっとしたら夕方に届きました。
16人も入ってるので、ひとり¥80位です。人命も軽くなったもんです。
その上、このクオリティ。素晴らしいキットです。
しかも安い。
1/72なのに、表情がわかります。
逆に塗りのウデが試されそうですね。
レベルのこいつらとは大違い。
キャノピー越しじゃどうせ見えないから、人が乗ってるな、程度のお人形で良いんだけどなあ。
東海はグラッシーだから、良く見えるかもしれないけど。
ファインモールド初体験ですが、結構、造型細かいです。
コクピットなどは、1/48でも十分なほどの再現性。
問題は、お人形が上手にシートにちゃんと座ってくれるかどうかってところ。
別売りのフィギュアで、一発でシートに収まった経験ゼロですから。
今回のエンジンはこれ。
プロペラの軸孔は1.5mm。ジャンクのDCモーターのシャフトは0.8mm。
手持ちのパイプ2重(1.5-1.2-0.8)で、ドンピシャいけました。
前回の飛行艇の時と違って、電池を機内に仕込まなくていいので楽です。
それにこの機体、脚庫の扉がないので、飛行姿勢の最難関課題である、合わない扉を閉める面倒が不要です。
あっという間にできそうかな。
あれをやらなきゃ、っていうプレッシャーのない土曜日。
午後からは少し風が出ましたが、まあまあ穏やかな休日でございました。
子供達が部活や試合でパパ独りなので、余計にのんびりです。
午前中にしたことといえば、1年ぶりくらいに通常オフラインのHDDを繋いで、日常使用しているHDDをバックアップしておきました。
ダウンジャケットを、洗濯機のおしゃれ着コースで洗いました。
かなり暖冬のようなので、もうシーズン終わりでしょう。
ツバメの囀るような声がしたので外に出て見ると、鳴き声がツバメからコジュケイの、チョットコイに変わりました。
モズでした。ツバメには早すぎると思った。
漢字では百舌鳥と書くように、モノマネ上手なんですね。かなり長い時間唄っていました。
犬の散歩に、望遠レンズを付けたカメラを持って出たら当たりでした。
ずんぐりした体形のこいつは、ノスリ。
やや強めの風にノスリが舞っていると、トンビが寄っていきました。
2羽がけん制し合って舞っているところに、もう1羽、細長いのが寄ってきました。
細く小さいのと、翼端の指のような羽根が6本なのでハイタカだと思います。
もう1枚。
油断して連写モードにしていなかったこともあり、良いショットがありませんでした。
外で木工をしてもそれほど寒く感じない、良い休日でした。