子供がテスト週間でずっと家にいるので、ステレオの音が出せません。ギターも弾けない。
日曜の朝4時からエッチングワイパーの組み立てとナンバープレート印刷。
ワイパーエッチングの組み立てはやっと慣れました。
テールランプ、タイヤ、排気管の接着も済んで、タミヤ1/24シルビア完成です。
なぜこの車を作ろうと思ったのだろう。
就職して2、3年した頃にデビューしたこの車のCMを観て、角ばったダサいボディばかりだった日産が、変わった気がしました。
今から思えば、バブルやシーマの狂乱に向かって進み始めた、象徴的なクルマだったのかもしれません。
セフィーロのCMが、自粛で取りやめになったのもこの頃。
カッコいいなとは思ったけど、アウトドアが趣味の自分には使い道がないなと思いました。
セリカ1600GTVを捨てて、そろそろ車でも買おうかと物色していたのは、中古のレオーネツーリングワゴン4WD1800でした。
結局、車を買わないまま結婚しました。その貯めていた金で、奨学金をまとめ返済したんだった。
午前中にできたので、外で撮影してみました。
どピーカンでコントラストが強くなってしまいました。晴れならもっと早い時間か、夕方でないともうダメですね。
タミヤのキットはスジ彫りが深くて、墨入れしなくても十分でした。
パーツにウインドーウオッシャーのノズルが無かったので、2個作って置いてみましたが、無い方がカッコいので捨てました。
ドアミラーは同時にだけど、別の持ち手で塗ったら色が少々違います。明るい。
赤は同じ発色を得るのが本当に難しいです。
これはただの赤ではなく、クレオスの限定版クランベリーレッドパールですが、自分のようなガサツな人間には扱いが難しいです。
もっと塗り重ねると、ドンドン暗く紅色に近づいていきます。
全体が同じ発色になったところで見切って止めることが、まだできません。
下半分はゴールドとシルバーと黄色を適当に混ぜた、なんちゃってシャンパンゴールド。
余分に作らなかったので、タッチペイントのたびに調色する羽目になりました。
書くまでもなく、メーカー純正でこんなツートンはありません。
でも、自分的には結構お気に入り。
こんな塗り分けにしたら、トヨタっぽくなるかと思ったけど、シルビア以外に見えないのでOK。
ナンバーは昔の電話番号。ラッキーナンバーの6が入っているので。
携帯電話を持つまでは、自分の家だけでなく、友人宅などの電話番号も数件は覚えていましたよね。
今は自分の携帯番号さえ危うい。
前輪が傾いてますね。ステアしますが、グラつきます。
トランクのロッドアンテナはパーツになかったので作りました。
黒のランナーをドリルに咥えて削り、メッキピンを挿しました。
手前のテールライトの下のボディ塗装は、仮組してた時に割れて欠けたのでタッチペイントしました。
塗膜が厚いとすぐ欠けるので、神経使います。
バランス的には、タイヤがやたら大きい気がします。
そういえば、フロントタイヤの幅詰めもしたんだった。後輪はそのままの幅なので、シャーシと干渉しています。
カーモデラーの方は、シャーシにホイルを接着して車輪が回らないなんてガサツなことしないんでしょうね。
傾斜でも、転がって動かないから便利なんだけどな。
そうか、飛行機モデラーが息を吹いてプロペラが回らないと面白くないのと同じ、と思えば共感できるか。
プロペラの軸を金属化して、軽く回るようにこだわる人いるもんね。
排気管は真鍮のメッキパイプで置き換えました。
これしか径が合うのが無かったのですが、口元の肉厚を薄く削ったら、当たり前ですが金色の地が出て失敗でした。
金属部品をわざわざシルバーで塗るというのは、間抜けで情けない気分になります。
スポイラーは両面止めなので、少し浮いて見えます。
スポイラーのストップランプもクリアでなかったので、シルバーにコピックの赤でお茶濁し。
サイドミラーはハセガワの曲面追従ではなく、平面用というやや厚い粘着シート。
曲面用よりハリがあって下地の影響を受けにくいので、鏡には最適でした。
これだけ磨いても、車を専門に作られてる方の作品ほどピカピカになっていないように思います。
もっともっとじっくり磨かれてるんでしょうね。
タイヤがデカいせいか、この角度だと、ちょっと前のFFカローラみたいに見えてきました。
室内をインスト通りブラウン系の明るい色にして、サイドウインドウガラスをプラ板に置き換えたら、明るくて室内が良く見えます。
見えないから手抜き、ってできません。
カーステレオのスイッチまではっきり見えちゃうのは想定外でした。
ワイパーは単体ではうまくできるようになったのですが、ガラスとの位置決めがまだ会得できていません。
キットのパーツは左右同じ長さでしたが、今思えば、運転席側を短くすれば良かったのかな。
まだまだいろんな学びがあって、モノ作りは面白いわ。