ワンポイントのみでしか使用しない道具がある。
万能ではないが、これでないとダメというやつ。
大洋のシピンの打席だけワンポイントで出てくる、ピッチャー小川のようにだ。
うちの切れ者。
貝印の剃刀。
箱に刃は炭素工具鋼と書いてあるので、SK材の安いやつ。
20年以上前に5本組¥130で買った。
まだ、その1本目を使用中。
こりゃ一生モノだ。
高価な使い捨てのメスなんか買えないし。
毎回、使う前にクラフトハサミで、ブレード先端を数ミリカットする。
だから、いつも切れ味はサイコー。
耐久性は確認したことが無い。
この柄の、重心よりやや後ろの方を、シーソーのように
2本の指でつまむと、頭の方が下がる。
その自重だけで、作品に貼って半渇き状態のデカールから
余白を切り取る。
厳密には塗装面もV字に切ってるんだろうけど、ほとんどわからない。
20年前の目の良い頃の自分でも、気にならないほど。
硬くてスジボリに馴染まないデカールや、動翼に掛かるデカールも
溝に沿ってこれでカットしてしまう。
それから墨入れ。
こんなワンポイント使用なので減らないんだね。
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