模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

発動機調達活動

2018年07月20日 | The boat S-43

今日も暑くなりそうですが、朝4時ならまだなんとか作業できる気温です。
多治見で40℃以上を記録した一昨日の晩は、窓全開で寝ても室温は30℃を下回りませんでしたが、今朝は28℃と幾分下がりました。

この当社標準モーター¥100がB-17には大き過ぎたため、新しいモーターをネットで物色していたところ、同じモーターが¥70に値下がりしていたので3個補充しました。
29X6って、H29年10月6日製造ってこと?まさか今時、平成なんか使うのかなあ。


そして同じサイトで禁断の超小型モーターである、携帯バイブ用の振動モーターも合わせて購入しました。
5個で¥250也。

シャフトには振動モーター足らしめる、分銅がカシめてあります。
こんな偏心した錘付けてブン回しても壊れないんだから、丈夫なんでしょうね。


これをどうやって取るのか。
昨夜、酔った勢いでバイスに加えて、力まかせに格闘しましたが外れません。
1時間近く頑張りましたが、汗だくになってあきらめ、ネットで先達の技を確認したところ、ピンで押し出すのが正解のようです。

それで、金曜日。早起きして、朝4時の涼しいうちから作業開始。

お土産で頂いた、木曽檜の鉛筆立ての穴に、使い古しのPカッターの刃をセット。
刃の半円状の切り欠きを、分銅の下に差し込みます。(首吊りします)
カッターの刃は薄いわりに、焼きが入っているので強度があり、支えには最適です。
ピンバイスに冷間加工の硬線、いわゆるピアノ線を咥えて叩けば、簡単に抜けました。
硬くて細い線という意味で、ピアノ線は最適。

モーターシャフトは研磨されて表面が滑らかなので、滑りやすいのでしょう。

幼少の頃、ピアノ線という優雅な名前に騙され、ニッパでカットしようとして何度刃をダメにしたことか。
昔の模型ではピアノ線をよく使いました。
ライトプレーンのゴムを掛けるフックとか、真鍮線より入手性が良かったですね。

あっという間に4個外せました。
昨夜あんなに格闘したのがバカみたい。
缶の外径4mm、シャフトが0.6mm。
根元の軸受け部がゴツイのは、ブレた回転に耐えるためでしょうか。

これなら1/72のB-17でも入ります。
昨夜弄んだ1個は、分銅が変形してしまってどうしても取れません。(金曜日帰宅後やったら取れました)
通電テストしてみると、5個とも無事でした。

以前、ガダルカナルの米軍で言われていたという、こんな話を聞きました。
彼らは上陸後、日本軍の夜間爆撃に手を焼きましたが、日本の双発機は米国のとは違い、左右のエンジンの同調がとれていないので音が干渉し、爆音がゴオーッという音ではなく、グワングワンとうねるように聞こえるのですぐわかる。というものです。
B-17は日本機じゃないんだから、4発同調してゴオーッと言わせたいのです。

今回の買い物で失敗だったのが、電池ボックス。

胴体後部の、乗客乗り込み用の長四角の搭乗口からCR2032を入れようと考えていました。
ネットのモーター屋で物色していたら、スイッチ付きのおしゃれなのがあったので、大きさも考えずポチっ。
デカすぎ!ご覧の通り全然入らない。
もっとシンプルな、電池の大きさギリギリのホルダを自作することにしましょう。

こういう、テキトーでだらだらな工作が楽しいなあ。

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都会よりましなんだろうね

2018年07月17日 | The boat S-43

21時時点での室温31.4℃。扇風機を逆換気扇のように窓際に置いて強で回す。
書き終わったころ何度になってるだろう。
田舎は不便で良いことは少ないけど、人も建物もコンクリートも少ないので、陽が落ちると急に涼しくなるんです。
暑いのは、家の外壁などに昼間蓄熱したのが残っているからでしょうか。
家を塗り替えた時に、屋根は遮熱塗料にしたけど、どれほど効果があったのか。
こんなに暑くちゃ、わかりませんね。

晴嵐、GSX1100、38t、キャデラック、SRX600、B-26、四式重爆、セリカと7月半ばで8作品と、例年になくハイピッチで完成させているので気分がいい。
次は勝手知ったる飛行機で、息抜きしようかと。
B-17の4発回転に挑戦と意気込んだのですが、この重爆のエンジンは思いの外コンパクトで、主脚のあるナセルは弊社の標準モーターでは脚庫に飛び出し、主脚が邪魔で搭載不可ということがわかりました。
現在、小型モーターをポチッして入荷待ちです。

しかし、モーターで多発機のペラを回したい衝動を抑えられないオヤジは、これを持ち出しました。
自身初の簡易インジェクションです。

ご丁寧に写真集付きです。
エデュアルドさんが、エッチングとレジンのパーツと、この冊子を足してくれました。
ほんの少しリッチな気分。大人の趣味っていうんですかね。

垂直尾翼ってデザインの自由度が高いって聞いたことがあります。
この設計者はこうしたかったんでしょうね。
モーター搭載の標準工程が決まってないので、毎回どうしようかと考えるのが、楽しみでもあります。

このモーターの断面は小判型で、8mm径の円をHカットした形状です。
エバグリの外径3/8インチパイプの内径がほぼ8mmなので、モーターを挿しこんで、平面にくさびを接着すれば固定できることに気づきました。
プラならエポキシでなくても本体に接着できるので、好都合です。

この星型エンジンのモールドはレジン製です。
事前洗浄の必要があるのかと、試しにシルバーで筆塗りしてみましたが、塗料を弾きません。
昔の溶剤臭いレジンと違って、進歩したのか洗浄済みなのか。

しかし、レジンのエンジンパーツがないと、空冷エンジンのカウルの中は平板なんですけど、簡易ってそれが普通なんですかね。

ほぼセンターにできたので、パイプとモーターの固定はエポキシ接着剤を盛ります。
プロペラのセンターに外径1.2、内径0.8のパイプを付けておけば、このモーターシャフトに後付けでペラは付きます。
レジンのエンジンの孔が2mm以上あるので、ペラが振れても触れないでしょう。

今回は展示台をなしにして、電池は胴体内に仕込もうという計画です。
爆撃機のように爆弾庫の扉があれば取り外し式にして,電池ブタとして利用できるのですが、飛行艇のため開口部が上面の乗客搭乗口しかありません。
乗員搭乗口は細長く狭いですが、ボタン電池なら出し入れできそうです。
それほど長時間は回さないので、CR2032あたりで十分と考え、ホルダーもポチっとしました。

主翼も分厚くて重たいんです。
カーモデルと違って、神経質にならなくて良いのが楽ですねえ。
31.7℃・・・上がったじゃねえか。

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真夏の夜のイカ

2018年07月15日 | 釣り

今週末は全国的に猛暑となり、ところによっては40度近くにまで気温が上がるとのこと。
特に大雨の被災地の皆さんは熱中症に気をつけて、なんとか切り抜けて頂きたいと思います。

会社の若い衆が11名でイカメタル船をチャーターしたというので、オジサンも混ぜてもらいました。
まだシーズンのはしりで、型も小さく数も爆るほどではないですが、そこそこ釣れているという情報。

夜釣りは午後に家を出て、現地で早めの夕食。
帰りは日をまたいで8時間後なので、少量のアルコールなら嗜めるという楽しい夜遊び。

しかし、個人的にはかなり厳しかった。
最初の1パイ目を釣ったのはビリから3人目くらい。竿頭がすでに4ハイ程上げた頃というアセる出だし。
19時に釣り始めて、1時間ほどはまったくアタリがなかった。
竿頭は緑赤のスッテばかりにのせていたので、真似したらすぐに結果が出た。
色なんか関係あるのかなあ。


21時でこんな貧果。

一応、ケンサキイカの顔も見れたので、ジグヘッド&ワームを投入。
すぐに明確な当たりとともにアジゲット。

25cm程度の同型をポンポンと釣った。
同じベタ底のタナなので、イカとアジが交互に釣れます。

最後に掛けたやつは多分40cm以上の大物だったようで、一気に走られたらロッドを立てられず、鉛をシャクれるようにキツメに締めたドラグがまったく滑らず、PE0.6を20mほど高切れして逃げられた。
大アジも惜しいが、その日のイカすべてを掛けた、あたりスッテとエギを失ったのも痛い。

こちらはスルメイカ。5ハイ。
ケンサキと生け簀で同居させると、ケンサキを齧ってしまうので、すぐにジップロックに分けて入れます。

スルメはドロッパーの代わりに付けた、エギばかりにのった。

ケンサキイカは7ハイ。
ケンサキは生け簀でギリギリまで活かしておくので、新鮮。
赤いっぽい4ハイはまだ生きていました。
どうもイカは普段泳いでいる向きに置いた方が長持ちするようです。
同時に生け簀から上げたのに、白くなっているのは裏返しになっていたやつばかりです。

アジは5尾。

最後、切って逃げたやつが惜しい。

ボーズよりはましだけど、この程度じゃ満足できません。

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セリカ完成と竣工写真の試行と失敗

2018年07月10日 | カーモデル

大雨はひどいことになりました。被災地の方々にはなんとか頑張って頂きたいと思います。
災害列島といいますが、太古の昔から地震や土砂崩れが本当に多い国なんですね。
取引先が1社被災しました。道が寸断されていて重機が来れないので、従業員総出で泥掻きしているとお聞きしました。
断水が続き、出社するだけでも大変なのに。
台風8号が来て追い打ち、ということは避けられてひと安心ですが、現地は飲料水不足だそうなので、暑い中の作業は熱中症にも気をつけて頂きたいと思います。

月曜日はノンアルコールデーなので、作業が進みました。
セリカ完成です。
屋内撮影のテストも兼ねているので、同じような画像ばかりです。

毎回お世話になっている、ミニチュア用のプレート画像作成サイトを使わせて頂いて、ナンバープレートを作りました。

今回は、京都ナンバーにしました。
まず最初に京5、とひと桁で作ったのですが、ナンバーの改正があってセリカの頃は2桁が主流のようなので作り直しました。
付けてこの画像を撮ってみたら、今度はサイズがなんか大きい、と感じました。

こんなことでもないと調べないのですが、プレートのサイズって300X165なんだそうです。
測ってみると、1/24ではやや大きかったので、90%で出力し直したのがこちら。

やっぱりサイズはこちらの方がしっくりします。
セリカ1600GTなので、せ1600ってベタ過ぎですね。
シーリングライトを消して、左からレフ版で光を返してみました。

次はいくらフォトショで補正しても、うまくカブリが消えなかった画像。


黄色や赤はすぐ飽和するというか、カメラが階調を認識できなくなりますね。
WBがオートではダメなのは、黄色に青バックというのが苦手なのかなぁ。

赤いブルーバードもきれいに撮れてないので、2台は屋外でも撮ってみましょう。
秋になるかな。今はヤブ蚊が多いので。

今回は120secさんのサイトを参考にさせて頂いて、事前情報を頭に入れていたので、数多くの地雷を避けて大きな失敗をせず、楽に進めることができました。
どうもありがとうございました。御礼申し上げます。

例を挙げると、フロントグリルのパーツとボディのハメ合いがきつい、と書いてあったので、自分ので確認したら、抜きテーパーでグリルパーツの奥の方が大きくなっているので入りにくい、とわかったので、逆テーパーに削ってすんなり入ったとか。
もし知らなかったら、自分のことだから強引に押し込んで、塗装を削ってましたね。

その他、パクリスペクトさせて頂いたのは、
グリルのメッシュ化とウインドウガラスのプラ平板化。
車高の調整と後輪を外側気味に付けること。ポリキャップを使わず4mmのプラパイプで軸を延長したので、ガッチリ接着で回りません。
フロントグリルのエンブレムを元のパーツから切り抜いてメッシュに貼ること。
ポジションランプにUVレジンを詰めること。
これ以外にも細かいところが参考になったのと、モデラー視線での実物の細部画像が、手を入れるかどうかの判断に大変役に立ちました。
120secさんがやられていた、ドアやボンネットを開閉可動にしたり、ダッシュボードや室内の徹底工作などは、手の遅い私なんかがやることではないし、うまくできずに途中で投げ出すのが関の山なので、手を出していません。

もうすぐギャランGTOが発売されますが、120secさんも買われたようなので、届いてもすぐに作り出さずに、氏が完成させるまで待った方がいいのではないかと思うほどです。

バカチョンカメラでは難しいみたいなので。
一眼レフでWBをプリセットしてやり直してみました。

そしたら、イメージセンサーにゴミがついているようで、同じ個所に黒点が映ります。

この画像でも青バックに大きいのが2個、小さいのが数個確認できます。
何枚も撮った後で気づいたので、結構がっかり。
センサーの掃除には電池が足りなかったので、また後日に撮り直します。
自分でごみが取れないと、サービスセンター送りかな。

この画像だけスマホの壁紙用に1枚だけ消さずに残したのですが、グリルメッシュの奥にラジエターの縦線が見えます。

何とも尻切れトンボな完成記事で失礼しました。
何か始めると、ほかのところに別の不具合が発覚するという、ドタバタ人生は齢を取っても変わらないなあ。

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まだまだもう少し

2018年07月09日 | カーモデル

うちのセリカ君。
外装の小物を全部作ってから、一気に付けました。
残すはナンバープレートだけだと思うけど、写真に撮って再確認。

いつもは丸だけのキーホールにキー溝を入れてみました。
マック8の軸0.7mm、ヘッド1.2mmのピンをバイスに挟んで、先を研いだマイナスドライバーで打刻。
けっこう簡単です。
目見当で打つしかなく、センターずれが目立つので、約5割の成功率でした。

真鍮にメッキなので柔らかいからできること。

着けてみるとこんな感じです。

大した効果はないな。本物とは似ても似つかないし、自己満足です。

バンパーとポジションランプの間が空きすぎです。
これはバンパーの位置が悪いのではなくて、クリアパーツが小さ過ぎです。
ボディに嵌めるのにも、ボディを削って調整したほどですから。

サイドウインドウ後ろのエアインテイクは、当初ミラークロームで塗りましたが、墨入れして拭いたら落ちてしまったので、メッキシルバーネクストで吹き直しました。

フロントグリルは金属メッシュに置き換えたので、奥のラジエーターのセンターにいたずらでタテに1本ミラーシートを貼ってみました。
メッシュを透かしてちらっと縦に一筋みえます。
箱画がこんな感じに描いてあるのでやってみましたが、実物写真では見えません。

失敗だったのは、ウオッシャー液ノズルのモールドをそのままにしたこと。
シルバーで塗っておきましたが、非常にダルなモールドなのでまわりとのバランスがとれてません。
ワイパーはバルケッタの国産車用。
ズバリセリカ1600GT用のアームが入っているので、それを使いました。
1/700のパーツに比べれば、それほど難しくはありません。

助手席側のはブレードが転んでるから、修正です。
アップで見ると、ルーバーの洋白生地の部分と半田の色つやが違いますね。
右下ピンぼけの伸縮アンテナは、プラ棒をドリルレースして作ったものと置き換えました。
こういう小さな丸いパーツの両側にゲートを付けたら、うまく整形できないから使えないですよね。

平板の置き換えたサイドウインドーは平面度が良いですね。
ピラーにピッタリの洋白の帯板が、在庫にあって良かった。
墨入れが不均一でおかしいです。
しっかりスジ彫をしておかないからですね。

後ろのバンパーは、片方のダボを切り飛ばさないと定位置に収まりませんでした。
排気管は2.1mmのアルミ管に置き換え。水平じゃないかな。
GTバッジはモールドの上にデカール貼り。



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