模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

シルビア・バルタンなサタデイ

2019年02月16日 | カーモデル

タイトルに意味はない。
早朝から一日中シルビアをいじっていたってことです。なんて平和なジジイでしょう。
先週、越前のライトタックル甘鯛釣行に誘ってくれましたが、風が寒そうなので辞退したら、やはり強風で出船がなかったようですな。
もうひと月くらいはインドアに専念です。

車体の磨きも終わり佳境のシルビアですが、朝イチでツートンのギャップに走る黒帯を入れました。

塗装ではうまくやる自信がないので、黒デカールを貼るとか、プラペーパーを黒く塗って貼るとかいろんなアイデアを検討しましたが、一発目に試した、ハセガワの曲面追従シートのブラックが案外簡単に成功してしまいました。
エバグリの細帯を0.5mm、0.75mm、1mmと嵌めてみて、0.75mmがちょうど良かったので、切出す際のスペーサに使いました。
ヘッドライト下のウインカーは車体と一体成型だったので、シルバーで塗ってクリアオレンジを掛けましたが、この位にできればクリアで置き換えるまでもないと思います。
このウインカーに黒帯が達してますが、これは間違いで、実物は手前で止まります。(赤丸)

それを知ったのは、どうせ黒帯があるから大丈夫と、いい加減なマスキングしてツートーンを塗った後だったので、延長して隠しました。

プロジェクターの横のフォグランプは、クリアイエローが在庫になかったので、内側から色の素のイエローを筆塗りしました。
フロントのクリアパーツは縁をマジックで黒く塗りました。
このクリアパーツも、サイドミラーも、サイドの窓ガラスも、リアスポイラーもみんな両面テープ止めです。

デカールも貼ったし、サイドの窓ガラスもプラ板から切り出したし。
あとはエッチングワイパーとナンバープレートでおしまいのはず。

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休日のアッシー君

2019年02月11日 | カーモデル

一昨日、華やかな表舞台のリビングから、寂しい客間に移動させられ、いわば2軍落ちした旧TV日立WOO君ですが、実はIPSという高級な液晶パネルを搭載してたんです。
このパネル、高視野角約180度を誇り、斜めからでもくっきり観れるのが特徴です。
ところが新TVは4K対応で高精細なのですが、正面から少しでも外れて、斜めから観ると白く飛んで、観るに堪えません。
うーん。第一線を引退した、かつての名選手を惜しむ感じ。新人はただ新しく元気が良いだけか。惜しいなあ。
4KでウルトラQリマスター観たくてこの機種にしたんだった。家族には内緒。


さて、飛行艇の後、新しいキットを開ける前に、仕掛品を片付けることにしました。
記録を見ると最後のクリアを吹いたのが12/11。ジャスト2か月放置じっくりと乾燥させました。
日曜日は午前中、机の上を片付けて、午後いちから夕方までじっくりと磨きました。
今回は、妥協せずとことんやってみようと、気合を入れて臨んだんです。
画像は月曜日、窓周りの黒い隈取まで塗り終わったところ。
ただの赤に見えますが、クランベリーパール。
シルビアっぽくないかなあ。でも、このツートーン結構気に入りました。


バフレックスグリーン⇒ラプロス#4000⇒#6000⇒#8000。
バフレックスグリーンの前に少々迷って、普通の#1500で少し触ってしまい、スクラッチが入ってしまったので、コンパウンドは粗目から始めました。
粒度を替える毎に洗面所まで降りて、切粉を洗い流します。
コンパウンドはその粒子が引っ掛かるサイズの傷が無くなると、抵抗が無くなって磨く手が軽くなります。
それを合図に番手を上げます。
気のせいか、擦る音も変わる気がします。
コンパウンドは細目でじっくり傷取りをして、仕上げ目⇒セラミックと一旦進めます。

それから光にかざして中間チェック。全体を一律に磨いただけでは消えない傷が必ず見つかります。
傷は一律についてるわけではないので、一律に磨いただけでは残る所があって当然です。
次はその箇所をチェックして、そこを覚えておいて集中的に攻めます。

最初から行ったり来たりループを繰り返す前提で進めました。
傷や曇りは6箇所ありました。みんな軽度だったので細目までは戻らず、仕上げ目からで十分消えました。
光にかざして見ても、かすかな傷も一切なしにできました。休憩なしで3時間ほどでした。

もちろん顕微鏡レベルで見れば、セラミックコンパウンドの粒子より小さな傷はあると思いますけど。
本当はここでワックス系で表面を保護したいけど、この後にモールなどの細部塗装があるのでできません。
この状態では、ティッシュで指紋を拭くだけでも傷ついちゃいますから、慎重に扱います。

塗装前のぺーパーで平面度もあげてあるので、滲みなく反射します。窓のすぐ下はギザってるよう見えるけど。

2トーンの赤とシャンパンゴールドの境目には黒いラインが入るのですが、溝の甘いR部で見切ってマスキングしなくてはならないので、うまくいく自信がなく、ハセガワの粘着シート黒を貼るつもりです。

月曜日はこの車体窓枠の黒と、窓ガラスの黒縁のマスキングと塗装で終わりました。

ガラスは4面のうち3面にウエルドラインがくっきりとありました。
後ろの窓は熱線のモールドがあるので残しましたが、サイドはプラ板に置き換えることにしたので、切り離しました。
この方が密着しますしね。

そしてマスキングして内側から黒を吹きました。
剥がす前にマスキングテープとの境に念のためカッターを入れましたが、テープを剥がしたら予想通り縁が欠けてギザりました。
クリアパーツは塗料の食いつきが悪いんですかね。
飛行機のキャノピーも枠の塗料がよく欠けます。
パーツを触った感じが、国産品でもなんかスベスベする気がしますよね。離型剤じゃないと思うけど。
次回は、透明クリアを先に全体に吹いてみようかな。洗剤で洗うだけでも良いかな。
この窓ガラスの画像は、火曜日の晩に1時間以上かけて、ギザった箇所をタッチペイントし、はみ出しを爪楊枝で欠き取って、何とか見れる程度に手直ししたものです。
エアブラシは油性でしたが、修正は水性で部分マスキングして、筆で慎重にタッチペイントしました。
それで水性が完全に乾く前に、マスキングを剥がしたらうまくごまかせました。
裏からだから、筆ムラが目立たないんです。

明日の晩はライトカバーやリアコンビランプの塗り分けをしましょう。

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初めて作った飛行艇

2019年02月09日 | The boat S-43

観測史上最強の寒波ということで北国は大変なようですね。
最高気温が氷点下10度以下なんて、まったく想像できません。
大変だなあ。お見舞い申し上げます。

今日午前中に新TVが搬入されました。
画質も音質もそれほど進歩していないのかな。
以前液晶TVを買った時ほど、感動しませんでした。
その配線やセッティングで半日潰れました。

さて、自身初めての飛行艇、それも簡易インジェクションに初めて挑んだベイビークリッパーS-43。
簡イ初心者でも何とかなる良質なキットだっと思います。雑な俺でもできるんだから。
ダボホゾや補強をキチンと考えて、仮組してやれば、ちゃんと組み上がります。
少し前のフジ〇模型のような、いい加減なところがほとんどなく、元々の設計がしっかりしていて、ちゃんと試組みしてフィードバックをかけて調整してあることを伺えます。

ゆっくりのんびりでしたが、何とか完成です。


モーターもちゃんと回って良かった。
ウインドシールドのクリアパーツは、エデュアルドが切り抜きマスキングを用意してくれてたので簡単でした。

スイッチの尾輪はON/OFFの繰り返しに耐えるよう、元のプラパーツを捨て、真鍮線と真鍮パイプを半田付けでがっちり組んだ脚に、ジャンクボックスから持ってきた何かの車輪を付けました。

エンジンモーターは通販で買ったジャンクのDCモーター。

先週の平日夜にアンテナ線用のヒートンを植えるなど、細かい工作を済ませてありました。
やらないで済ますつもりだった、こういうところもゴールが見えたらモチベーションアップして手をつけました。
エアスクープというか、アウトレットの穴。


黒く塗っただけで、お茶を濁そうと思ってました。
でも、一念発起してやって良かった。

見た目が全然違いますなあ。これくらいの工作なら飲んでてもできます。

胴体の銀色は、シルバーと明灰白色を混ぜた光らないアルミ色。

更に上からつや消しクリアを吹いて、ライトグレーでフィルターを掛けました。
海のそばにいるので、ずっと潮風にさらされてるはずです。


ボートとして水面に浮いている時は、乗客は胴体上部の乗降口から乗船します。
その乗降口扉が外れて、電池交換できるように細工しておきました。

把手が無いので、磁石で着けて外します。
嵌めたままで塗装したので、最初カッターで切り込みを入れないと外れなくて焦りましたけど。
予め扉の裏側に、鉄片をゴム系接着剤で貼っておきました。

失敗したのは着陸灯。

フォードGT40のクリアパーツの残を、ライトとして埋め込みました。
カバーが薄板ではなくムクだったので、ライトとの間に空間が無く、黄色が浸み込んだり、接着剤が回ったり。
何回かやり直しましたが、諦めました。こちらはまだましな左翼。

主脚は金属線を埋め込んで補強しました。
ダボホゾが無いので、接着位置がはっきりしませんでしたが、現物合わせで組んだらうまく合いました。
こういう寸法が確かなところが、このキットの信用できるとこなんです。
キットの脚パーツを、全部金属線で作り直さなければならないようじゃ困りますからね。
というか、そんな自社製品に対して誠意のないメーカーは、キットを出す資格がないと思います。

垂直尾翼の航法灯を塗り忘れてるのに気づきました。
主翼の翼端灯はパーツになく、実物写真を観て気づいたのが塗装後だったので、作りませんでした。

楽しい時間を与えてくれた、良質なキットでした。
組み始めたのは昨年の夏のこと。釣りシーズンに入ってお蔵入りしてました。

作りながら、翼のスパンが大きくてあちこちにぶつけました。

結構広い作業机なのに、物が散乱してるから有効スペースが狭いんです。
この程度の大きさでやり難いようじゃ、B-17は場所の確保から考えなければいけないなあ。
今年完成2作目。

新しいTVで録っておいた映画でも観るかな。

ここから翌朝。2/10追記
早朝に起きたものの、すぐに次には取り掛からず机の掃除をしたり、昨夜書いたブログを読み返したりしていたら、もう少しつけ足したくなりました。
昨夜は映画ではなく、音楽番組を観ました。
新TVは少し良いスピーカーを搭載した機種なので、ステレオから音を出さなくても十分だったのでまあ満足でした。
すぐに、展示棚にしまうのは、寂しいのでもう少し細部に成したことを記録。

主翼上のアンテナは、キットのままでは普通に直立ですが、写真集を見るとこのように前傾しているのが正しい模様。
アンテナ線でテンションが掛かるので、真鍮線にテーパーを付けて穴に差し込み接着。
コクピット屋根上のループアンテナも輪は¥100均の0.55mm真鍮線、支柱はプラ棒で作り直し。
エンジンナセル上面のインテイクは、∩状で下面がオープンだったのにプラ板を貼って塞ぎました。
下面のインテイクは、レジンの入口周辺に、後半部をエポパテで付け足し。
主脚のオレオは伸縮部を洋白線に置き換え。

展示するときは電池を抜いとかないといけないかな。
右翼のライトは黄色浸み込み。
今思えば、透明プラで絞れば良かったんだな。

作品というか、こういうでき上がった物っていうのは、自分のウン〇みたいなもんだと以前から思っていて、他人がどう思おうが、自分がなした物であり、なした結果として受け入れなければならないものだと。できはどうあれ、可愛いというか。
じゃそのウン〇を人様の目に晒すというのは、どういうことよと言われれば、まあ変な趣味なんです、としか言いようがないんですな。

こういうの、ブサカワイイっていうのかな。
カッコイイとは違う気がする。
愛嬌があって、なかなか良いな。

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お預けの週末

2019年02月03日 | The boat S-43

テレビが調子悪いので買い替えの注文をしました。
居間の液晶薄型37型は10年以上前20万円もしましたが、50型4k放送対応の最新型は13万円でした。
ラーメンは学生の頃¥350位が今は¥700位が普通ですね。
これじゃ国内の製造業が伸びるわけないですよね。
安かろう悪かろうじゃなくて、良いものは高いのが当たり前って常識を日本人皆が持つべきだと思いますねえ。
日曜日は廃品回収。役じゃないのでお気楽なものです。

さて趣味のお話。土曜日早朝からのダッシュは効いたものの、その後は予想外の障害で進みませんでした。
一番の障害はこのナセル下面のインテイク。
オリジナルのスオードのキットを組んだ方の作品にはどれも、このナセル下面のインテイクが付いていません。

エデュアルドはレジンパーツで用意してくれていました。
しかし、中途半端なデキで、開口部が正面を向かず下方45度下向きな変な造型なんです。
飛行艇で下向きなインテイクじゃ、海水が入っちゃいますよね。。

なので、エポパテとプラの端材を盛って、ヒョットコの口を90度曲げ、もっともらしく造型したんですが、材質の違いで表面のざらつきが取れず、4回もサフと研磨を繰り返す羽目になりました。
気温が低くてエポパテが完全硬化しなかったのが原因かも。

それと簡易インジェクションで厚く成型された主翼と、胴体の接着が最大難関でした。
翼が厚く重たいのに、モーターを2個積んでるので、キットのダボホゾに自前でもう1セットダボホゾを付けましたが、それでもグラグラといつまでも固定できずに、手で押さえたまま何分もボーっと待たなければなりませんでした。
プラ用流し込みで仮止めし、すき間に瞬着を流して何とか固定できました。

主翼柱根元の溶けたプラに接着の苦労の跡が見えます。
柱前縁に飛び出した棒は0.7mm洋白線。アンテナかな。

やっと士の字。接着剤が固まってなんとか動かなくなった。

左右の支柱でサポートすれば多分大丈夫でしょうが、ハラハラしました。
その他小物はこんな物たち。

ピトー管かな。
プラのパーツはゴツくてひどいものだったので、マストはパーツを活かして、細部は0.3mmの穴を明け0.25mmのリン青銅線で置き換え。

レジンとエッチング3部品で発電機を用意してありました。
こういうのは、キットのありがたさ。自作じゃこうシャープにはできない。

あと、補助翼の作動稈もエッチング。

尾翼の作動稈はレジンパーツで立体的に再現。
自家調色塗料は多めに作っておかないと、こういうタッチペイントに困るんだよね。

ナセル上のインテイクはプラパーツ。
排気管はレジンパーツ。
ナセル後方の把手はエッチング。

結局完成はお預け。残すは、ナセルと胴体を繋ぐ支柱と、主翼上のアンテナマストとアンテナ線と主脚。
ランディングギアは主翼と同様に強度が心配だなあ。

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春の兆し

2019年02月02日 | The boat S-43

日が長くなっているのを感じられるようになってきました。
まだまだ寒いですが、もうすぐ立春。
春はあけぼのではないですが、今朝は4時から模型部屋で工作を始めました。
先週月曜日から、息子がインフルエンザに罹り、家でも会社でもマスクをする毎日でした。
関節が痛かったり、体調がやや変な日もありましたが、予防接種のおかげか、まだ熱も出ずなんとか発症しないでやり過ごせそうです。
息子が夜のクラブ練習を休んだので、娘の夜のお迎えが毎日パパの担当になって、晩酌できなかったのでプラモがはかどりました。

平日のうちに、サイドフロートを主翼に接着し、支柱間のX字のリギングは済ませました。
それとヒートン代わりのリギングの止め具を16個作って主翼とフロートに付けました。

止め具はエバーグリーンの0.75mmROD。
リギングがシングルなら針金にしますが、ダブルなので2本の間隔を保つ目的もありRODを初めて使ってみました。
クロスに0.4mmの孔を明け、主翼に傾けて明けた0.8mmの穴に挿し込み接着しておきました。
20数個作って選抜された16個です。RODが長いまま孔を明けてから、頭部を短く、挿し込む下側を長めに切り出します。
頭部を薄くし過ぎたものは、テンションを掛けた際に孔が切れました。
作業中に孔が切れて、止め具から交換したのは2箇所。
なんとなく0.75mmを選びましたがこれが限界で、これ以上細くするとプラでは強度がもたない気がします。

今朝2時間半で8か所のリギングを完了して、朝飯前にこれを書いています。

ワイヤーはカステンのストレッチリギング0.6号0.13mmです。
止め具の穴を0.3mmにするとうまく通らず、0.4mmだと格段に作業性が良くなります。
多分テンションを掛け過ぎると、線の劣化が早まると思うので、弛まない程度の軽いテンションにします。
それでも片側に張ると、フロートが傾くので左右交互に張りました。

難航すると思っていた張り線が、土曜の朝飯前だったので、今週末一気に完成しちゃうかも。

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