心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
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ポジティブマインド
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老人心理

(2) 講義内容のインターネットでの公開

2008-02-09 | わかりやすい表現


(2) 講義内容のインターネットでの公開について90%以上が肯定的に評価
インターネット上で大学の講義内容を公開することについて、どう思うかを尋ねたところ、「非常に良いと思う(33.2%)」「良いと思う(60.6%)」を合わせ93.8%もの人が肯定的に評価している。
前回の結果と比較すると「非常に良いと思う」という回答が増え、「あまり良いと思わない」「良いと思わない」という否定的な回答が減っていることから、全体的な評価が高まっていることが分かる。【goo調査による

海保私見
みるほうは別に悪いことはないので、賛成が多いのは当然
でも講義するほうは、どうだろう
自分はできればやりたくないなー
余談ができないし、板書がきたないからなー

ジョーク

2008-02-09 | 心の体験的日記

髪が薄い理由

お母さん!どうしてお父さんの髪は薄いの?
それはね、お父さんはいつも難しいことを考えているからよ。
じゃあお母さんの髪はどうしてフサフサなの?
それはね・・・。そんなことはいいから勉強しなさい

高齢者は、出来そうなことと出来ないこととの間に齟齬があることを知る

2008-02-09 | ヒューマンエラー

第13回 ヒヤリハットの心理学
「高齢者は、出来そうなことと出来ないこととの間に齟齬があることを知る」
1 イラスト案
2 枠を跨ごうとして足がひっかかって転びそうになる高齢者
3 その隣を若者があっさりと跨いで通っていく


「解説」
 私たちは、自分の身体でできることをかなり正確に知っています。目の前にコップをとろうとするとき、自分の腕でそれがとれるところにまでこないと、コップをつかむ動作をしません。実は、こうした動作は、生後3か月くらいの子どもでも可能だそうです。
 ところで、心身の衰えがはじまる50歳代の心理特性の一つに、出来ると思ってやったら、出来なかった、というのがあります。自分の能力についての認識(メタ認知)が充分でなかったためです。
 それまでは出来たのだから今度もできるはずとの思い込みは、誰にもあります。
 しかし、高齢期に入りつつある人は、自分の身体能力の衰えを知ろうとしない、というより認めたくないところがあります。何度となく「痛い目」に会わないと、衰えを認識しようとしません。
 それが、しかし、高齢者の事故を引き起こしてしまいます。
 身体能力がはっきりと衰えた後期高齢者には、バリアーフリーの環境を用意するようになってきましたが、高齢者の入り口にさしかった人々の支援環境は、意外となおざりではないかと思います。
「類似ケース」
○かなり大きな水たまりがあった。飛び越えられると思ってジャンプをしたが、わずかに及ばす、靴を水で濡らしてしまった。
○電車に間に合いそうになかったので、階段を駆け上がったら、つまずいて転んでしまった。
****本文 20行 イラストを除く
111112222233333444445555566666
30字 23行 700字 タイトル抜き、本文のみ
13回 徹底追及 ヒヤリハットの心理背景解説
「身体能力の衰えをきちんと認識するにはどうしたらよいのでしょうか」
「背景解説」
 思春期の子どもは、身体の能力の発達が心の機能の発達をはるかに上回ります。身体が先に動いてしまいます。そして、時折、身体の暴走さえ起こってしまいます。
 高齢者では逆に、身体の衰えが心の衰えより急です。頭ではできると思っていても身体は言うことをききません。
 こうした心身間の齟齬を大きくしないため高齢者にできることは、というより、高齢者がしなければならないことをいくつか挙げてみます。
 一つは、「ユックリズム」の実践です。身体の動きを自覚的に7割程度までゆっくりとさせることです。「自覚的に」というところに注意してください。これは、心で身体をコントロールすることを意味しています。
 2つは、一日の生活の中で身体の衰えを実感させられるようなことがなかったかを内省してみる習慣をつけることです。
 3つは、自分と同年代の人々の身体動作を観察したり、語り合ってみることです。
チェック「あなたの身体と心の齟齬の認識度はどれくらい」******
自分に「最もあてはまることを”3”」「まったく当てはまらないことを”1”」として3段階で判定してください。
1)やろうと思ったことはだいたいできる( )
2)何事も人より速くできる(  )
3)やってみてしまったと思うようなことは少ない( )
4)つまずいたり人混みでぶつかったりすることはない( )
5)もっと注意すれば転んで怪我をするようなことは減る( )
*10点以上なら、心身の齟齬の認識が低い方です。
*********本文 24行

甘納豆

2008-02-09 | 心の体験的日記
渋滞を避けて別の道を使った
なつかしい甘納豆の看板を見つけた
買ってみた
美味だった
なつかしさがこみ上げたきた

近場には、一流の和菓子屋も2軒ある
甘いものは好き
しかし、健康の大敵でもあるので
控えてはいるが、月に一度くらいはつい寄って
買ってしまう

写真 その和菓子屋さんの飾り

パスワード騒動

2008-02-09 | 心の体験的日記
文書のやりとりにpwをつけることによって安全を、
の趣旨はわかるが
ここ数日、どうやっても送ることも開けることもできない状態が続く
先方がこれを使ってというpwをまったく受け付けない

かくして、先方からこちらまで人がやってきて
文書をあけることになる。
おかしいねー。

pw、本当に困りもの。
もっと簡単ですぐれものは、ないものか

写真 スティックを忘れないための仰山な仕掛け

プロスペクト理論

2008-02-09 | 心理学辞典

●プロスペクト理論(prospect theory)
同じ1000円の損でも、1万円もっている人と、10万円持っている人とでは、その損に対する主観的な感覚は違う(感応度低減性)。あるいは、死亡率10%と生存率90%という表現は、数学的には等価であっても、死亡率のほうをより誇大に受け取ってしまう(損失回避性)。また、10人中のトップと、100人中のトップとでは、同じトップでも喜びが違う(参照点依存性)
このように、経済合理性、数学的論理性から考えると「非合理的な」人の判断について理論化してみせたのがプロスペクト理論である。行動経済学が展開されるきっかけを作った理論である。

チーム力---3人寄って文殊の智彗

2008-02-09 | Weblog
キャリアアップのための発想法 培風館

チーム力---3人寄って文殊の智彗にする

ポイント*************************************
1)チーム力を引き出すには、それなりの場が必要
2)ブレーンストーミングはチーム力を高める場の典型。
3)チーム力は、リーダーとメンバーと集団文化によって決まる。 ***********************************************

●「1+1」は2か  
人が集まると、一人ならまずやらないようなことをしたり、考えたりすることがある。集団は、あたかも人格も思考も意思もある一人の人間であるかのごとくである。  たとえば、意思決定でも集団でそれをすると、一人での決定よりも、より危険なほうへシフトしてしまう、リスキーシフト(risky sift)現象が知られている。「皆で渡れば怖くない」である。  これは集団によるマイナス効果であるが、「3人寄れば文殊の智彗*」というプラスα効果も集団にはある。文殊の智彗*を引き出すにはどうしたらよいであろうか。

●チーム力が発揮される場  
多彩なアイデアを集めるために行なわれるブレーンストーミング(brain stor ming)はよく知られているし実践されている。 「批判厳禁」「自由奔放」「質より量」「他人のアイデアとの結合」をルールにして皆で「わいわいがやがや」やろうというものである。  この4つのルールが大事である。  批判は発言を抑制してしまう。自由の制約は本音を出させない。アイデアの質を問うと、思い浮かんだアイデアの自己評価をしてしまう。他人のアイデアを無視するとせっかくの異質アイデアとの結合機会が無駄になる。  
さらに、明示的にはではないが、この4つのルールに加えて、「論理性無視」ルールもある。場の中に論理的な一貫性はとりあえずは無用である。むしろ、連想的な飛躍のほうが好ましい。

●チーム思考の質は集団の質によって決まる  
アイデア生成のような場では、前述のルールのほうが大事であるが、チームとして一つの結論を引き出すようなときは、集団の質が大事になる。  
集団の質を決めるのは、まずはリーダーとリーダーシップである。  
ブレーンストーミングで得られた多彩なアイデアは目標に向けて収斂させなくてはならない。その舵取りをするのがリーダーである。  あまり早急に結論を得ようとするのもせっかくのチーム力を活かしていないことになるし、拡散させてばかりもメンバーを疲弊させる。メンバーのやる気や満足感にも配慮しながら、かつ、リーダーとしての権限と責任も明確に表現しながらの難しい舵取りが求めれる。  さらに、集団の質は、メンバーによっても決まる。  集団の見えない力や場の力はかなり強力なので、メンバー個々人の個性は、チームの中では抑制されるが、それでも、メンバー個人の力量は、チーム力にとって大事ではある。  
集団の質を決めるもう一つの要因は、集団文化である。  その集団特有のマナー、雰囲気、まとまり具合などなどである。やや扱いに困る要因ではあるが、組織、集団の力の強い日本では、この要因がチーム力を強く左右している。

****** *********** 図解「1+1+1は、3か4か2か」********** 図は別添 「解説」 群衆はただ人が集まっただけであるが、それでも群衆心理という得体の知れないものが働いて、一人の時にはしないようなことをする。 ましてや集団では陰に陽に、集団の維持と目標達成のために、人と人の間を結ぶ力が働いているので、集団心理、集団行動が必ず発生する。その結果は、プラスの場合も、マイナスの場合もある。それを分けるのが何かは場によるので一概には言えない。

クイズ「単独連想とチーム連想」************ 次のことばから連想することを図にしてみよ。さらに、同じ事を友人と一緒にやってみよ。      改革----リフォーム---古家   「解説」 2人、3人でやると、自分のアイデア生成の促進が実感できるはずである。中には、自分にはわけのわからない連想も出てくるかもしれないが、そこに創発の芽がある。

診断「あなたはP型、それともM型?」***** 三隅二不二氏のPM類型はよく知られている。 Performance(目標達成志向)か、Maitenance(集団維持志向)かを組み合わせたものである。あなたは、いずれのタイプであろうか。 図は別添 「解説」 PM型が最も理想的なように見えるが、チーム力を発揮する場によって、最適なリーダーシップの型は異なる。たとえば、長期的な研究開発のチームなどでは、pm型のほうがよいし、短期的なイベントの実行などではPm型がよいこともある。 図 *****

健康・スポーツ心理学科 構想中

2008-02-09 | わかりやすい表現
07・5・24海保博之
1111122222333334444455555
25文字 22行 550文字
東京成徳大学同窓会
すいしょう会7月号原稿
福祉心理学科長 海保博之

 すでにご承知と思いますが、20年度より「応用心理学部」が発足します。福祉心理学科は、臨床心理学科とともに、人文学部のほうから分離して、応用心理学部の中に入ることになります。
 当面は、2学科体制を維持しつつも、応用心理学部充実のために目下、21年度の開設をめざし健康・スポーツ心理学科を鋭意検討中です。
 心理学は現在、応用と実践の範囲を拡大しつつあります。「人がいるところには心理学の研究テーマあり」というほどの拡大ぶりです。また、周囲からの心への配慮不足のために厳しいストレスにさらされている人々も増加しています。そこでは、心理学への強い期待があります。
 14年前に日本初の福祉心理学科を立ち上げて今日まで日本における福祉心理学の先導的な役割を果たす大学として、多数の学生を集め、福祉マインドと技術とを身に付けた人材を社会に提供してきましたが、類似学科や学部が周辺大学に設立されて受験生の確保に難儀するような状況も近年みられるようになってきました。
 応用心理学設置を格好の機会ととらえて、初心を忘れずに、10年先を見越した、応用心理学部の発展のためにがんばりたいと思います。
側面からのご支援を強く期待します。
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