心の風景 認知的体験

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状況論 行動型AI

2008-02-27 | 認知心理学
状況的認知論では、人間の認知を頭の外とのやりとりで捉え直す動きを作り出し、それは、必然的に、実験室的な認知から日常的な認知へと関心を向けさせることにもなった(たとえば、Neiser、 1982 )。

 人工知能も、こうした動きと呼応するかのごとく、ブルックス(B rooks、1986)が サブサンプション(包摂; subsumption)・アーキテクチャーと呼ばれる設計思想に基づいた行動型AIを開発した。センサーで駆動される複数のエージェント間の実行の優先順位に従って環境中を適応的に動き回る昆虫のようなロボットが開発されたのである。


わかりやすさの心理学

2008-02-27 | わかりやすい表現
1章 わかりやすさの心理学
 
「概要」わかりやすさの心理について認知心理学の枠組みの中で考えてみる。わかりやすさは、ごく日常的な体験である。まず、その体験を支えるのがメタ認知であることを紹介し、ついで、わかりやすさの心理的メカニズムに配慮したわかりやすさの設計原理を提案する。

シチュウがカレーに変身

2008-02-27 | 心の体験的日記
手羽先シチュウーを作るつもりだった
塩,こしょう、コンソメを入れた
さて、これだけでは具不足
たまねぎを入れた
にんじんを入れた
まだ、不足。ジャガイモを入れた
なんだ、これならカレーになると気がついた
カレー粉を入れた
いつもより一味違った(足りない)カレーが出来てしまった
これを3食はしんどいなー

朝倉心理学講座「文化心理学」

2008-02-27 | 認知心理学
海保監修 田島信元編集
これで全19巻のうち、18巻まで出た
「越境する心理学」を実感させられる内容

海保編集「認知心理学」が出たのが最初、2005年11月
あと1巻「感覚知覚心理学」が5月ころ出る予定
これでこの全集、終わり


次は、実践心理学講座。お楽しみに。

局所最適化の罠に落ちないようにしながら

2008-02-27 | ヒューマンエラー
局所最適化の罠に落ちないようにしながら

●人は、エラーするようにできている   
・見誤る/聞き違える ・記憶がへた   ・不注意   
・論理的に考えない ・判断が稚拙   ・感情的   

●人は、エラーしながら創造的、挑戦的なことをしている  エラーをするというリスクを前提に、新しいことに挑戦することで、生存競争を生き延びてきた(エラーの創造的な側面)。

●「角を矯(た)めて牛を殺す」ことになっては局所最適化の罠に

●安全という制約のもとで、与えられた使命に従った仕事をすることになる

わからない講義に対する対処のさまざま

2008-02-27 | 教育
わからない講義に対する対処のさまざま

  ・自助努力をする
  ・質問する
  ・隣の友人に聞く(相談私語)
  ・わかるレベルの目標設定を下げる
    試験に通ればよい
    わかるところだけわかればよいなど
  ・私的私語(講義に無関係な私語)
  ・逃避(寝る、欠席するなど)