心の風景 認知的体験

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複数の表示面を有効に活用する

2008-01-28 | わかりやすい表現
  2ー*     複数の表示面を有効に活用する

「解説」   生活用品では、四角の箱なる6つの面、袋なら2面、円形なら1面、というように、表示面の数も面の性質もさまざまである。  

このような表示面では、次のような点について、きちんとして方針が必要となる。
1)店頭や使用中にどの面を見えるようにおいてもらうか  いうまでもなく、広告面を見えるようにおいてもらうことになる。 ただし、店頭表示でもたくさん重ねたときの見せ方、家庭での使用中の見せ方にも配慮する必要がある。

2)手にとった時、どの順にみてもらうか  文書にはページ(ノンブル)があり、その順に見ていけばよい。  

生活用品の場合は、裏表表示なら裏返す、6面表示と1面表示なら回わすことになる。とりわけ、回すことを想定したとき、表示面間で不適合を起こさないようにする必要がある。 ******* ******* 以下は、追加部分  ***********

「背景」  
文書では、情報が書かれる「面」が陰に陽にある。これを版面と呼ぶ。読み手は、この版面を、文書を読むときのガイドの一つとして暗黙のうちに使っている。  本や書類なら、版面活用のリテラシーは確立しているので問題はないが、生活用品のように、容器の面が多彩になると、どこが版面なのかが不分明なことがある。そこで次のようにして、あえて版面を陽に明示することもあってよい。  
・線で囲む  
・背景色で面を塗る  
・空白で区切る

単純作業とミス

2008-01-28 | ヒューマンエラー
単独作業の特徴

1)すべてを一人で---能力限界超えエラー
2)自己管理が難しい---自己管理不全エラー

対応
1)連絡・相談、救援体制の整備
2)指さし確認など外化による自己管理技術の活用訓練  と、表示などによる外からの自己管理支援

学力低下

2008-01-27 | 教育
2006-07-18 02:33:21
学力低下
テーマ:認知心理学
東北大学・仁平義明教授からおもしろい研究報告が送られてきた
ルーチンスの水瓶問題(思考の柔軟性を見る問題)を15年間、
大学生1年生に実施した結果報告である
びっくりするくらい、きれいに正答率が逓減している

なお、一方では、フリン効果が知られている。
先進諸国では、知能指数が時代と共に増加する現象である。

こうした長期的な追跡研究は、貴重でおもしろい

「学生は本来の姿を失ったと考えるべきでもない。変化は、つねに起こっている。
学生は、つねに本来の学生である。」(仁平義明)
「ときとして、経験は最悪の教師である。」(ジンバルドー)

朝倉心理学講座全19巻完結まじか

2008-01-27 | Weblog
この原稿、前に書いたのを覚えているが、アップされていないので再度

文化心理学
高齢者心理学
があいついで1月中に出る
あとは、知覚心理学が3月で終わり

監修というはじめての仕事が終わる
長かったし、楽しかったし、いろいろあった
こりもせず、再度、実践心理学講座の監修をしている
こちらは、企画段階で難航。あと1冊、どうしてもうまく
いかない。困った!!
温泉と健康の心理学なんてありかなー?
実践と理論の心理学? まさかねー

昔のブログ

2008-01-27 | 心の体験的日記
昔、アメブロでブログをやっていた
マック対応ができなくなり、こちらに移行した
今久しぶりに訪問したら、結構、アクセス数がある
しかし、汚いコメントがどっさりでかなり汚染されている。
ほとんどの内容は、こちらのブログへ移行したが、
ときどき、再掲している。
定時運行も、そこからもってきたもの。

定時運転の呪縛

2008-01-27 | 安全、安心、

提言その1 定時運転の呪縛を緩めるーー安全より定時を優先してしまう使命の取り違えエラー

●日本の鉄道はなぜ世界でも最も正確なのか 
この小見出しは、「定刻発車」(三戸祐子著、新潮文庫)の副題である。江戸時代の参勤交代にまでさかのぼっての定刻通り遵守の交通文化の起源、それを保証するための人(乗客も含む)もその一部に取り込んだ精緻な管理システム構築の現実を余すところなく書き込んだ好著である。
これを読むと、列車の2,3分の遅れくらいどうということはない、とは安直には言えなくなる。それくらい定刻発車は日本の鉄道に構造的に作り込まれたシステム文化なのである。

●それでも定時運転の呪縛は安全の大敵
時間は誰しもがそれなりに利用している。時間のおかげで社会生活が円滑に営まれている。時間は、目に見えない重要な社会的インフラの一つである。そのインフラが至る所で極めて強固に構築されている日本において、定時運転が乗客のみならずシステム運行管理者から強く期待されるの当然である。
しかし、事が安全に関わるときは、定時の呪縛はネガティブな面をみせる。定時を遵守する以上に大事な安全がそのために犠牲にされてしまうことになるからである。

●状況と人の変化が定時を許さない
現場は時々刻々変化し多彩である。いつもと同じ状況で同じ心理状態で仕事ができることはまれである。
ホームの混雑や交通渋滞に巻き込まれるかもしれない。人間である限り、気になることが突然脳裏をよぎり運転に集中できないといった個人的な事情も発生するかもしれない。そんな中でも動かさなければいけないのが公共交通の仕事である。
そこに、さらに定時運転の呪縛がのしかかってくれば、運転者のストレスは、想像を絶するものがある。安全運転の制約をはみ出てしまう運転が発生しても不思議ではない。
このことの認識が、乗客も含めてすべての関連する人々の間で共有されることがまずは必要である。
 
●運行の現状と予測情報を提供する
その認識を共有した上で、定時からはずれた運行が発生していることを知らせる情報システムを用意する。
たとえば、公共バスでは、運転側も乗客側も定時運転の呪縛からすでに解き放されているようにみえる。それほど都市部では交通渋滞が慢性化してしまったからである。それでも乗客がバスをそれなりに利用しているのは、主要路線の一部ではあるが、運行状況を知ることのできる情報が提供されているからである。あと何分待てばよいかがわかれば、それなりの心理的準備も対応も取れる。
これがまた運転者から定時の呪縛を幾分なりとも解き放すことに役立っている。

●それでも安全第一で
現場には「安全第一」を「安全第二、第三」にさせるものがたくさんある。定時運行はその一つに過ぎない。
たとえば、バスのブレーキの効きが悪くなった。運行をストップするかどうか。駅まではあとわずか。ここで運行中止を決断するか(安全第一)、それともここで止まってしまえば乗客に不便をかけるのでなんとか駅まで走るか(乗客満足優先)。
こんな判断はごく日常的に発生している。安全運行規定マニュアルを整備しておいても、それが活かされないほど厳しく多彩な現実が現場には絶えず発生している。さらに、想定外の状況も発生する。
そんな時にでも、ともかく「安全第一」の判断させるには、組織としてきちんと安全第一の使命を掲げ、さらに、それが現場で活かされるように、絶えずその使命を明示し、さらにそれが現場で活かせるような具体的な方策を提供しかなければならない。


アクセス解析

2008-01-27 | 心の体験的日記
日付 閲覧数 アクセスIP数 ランキング

1/26(土) 1183 pv 301 ip -位(945162 BLOG中)
1/25(金) 960 pv 335 ip 893位(944398 BLOG中)
1/24(木) 969 pv 366 ip 823位(943709 BLOG中)
1/23(水) 1019 pv 364 ip 846位(942956 BLOG中)
1/22(火) 1205 pv 386 ip 756位(942212 BLOG中)
1/21(月) 1389 pv 415 ip

見事なほどの逓減傾向で、予想通り、
週末最低アクセスで、ランク落ち
月曜日、急回復を期待
しかし、1週間、ずっとランク入りはすごい
愛読感謝

写真 梅のいけばなの一部

ジャンクブレックファスト

2008-01-26 | 心の体験的日記

ピザを取り寄せたときにサービスのコーラがついてきた。
1週間冷蔵庫にあった。
それにアンパンで朝食
こういうのって、栄養的には好ましくないが、
実にうまい。
しかし、すぐに腹が減ってしまうのが、玉に瑕

昼食はビフテキにした。
これもあまり年寄りにはよくないとは
おもうが,満腹感があり満足

モデム不調

2008-01-26 | 心の体験的日記
今朝方、またインタネットにつながらない
J-COMに電話したらモデム不調とわかる
取替えにきてくれるとのこと
電話待ちのあいまに
念のため、モデムの電源を抜いて入れてみたら、
回復。
さて、取り替えてもらうか、このままにするか。。
それにしても、J-comのサービス体制のよさに
びっくりした
これなら、安心だ。

結局、14時にJ-comがきて、交換していった。

日本語を読む

2008-01-26 | わかりやすい表現
02/6/9 海保 日本語を読むブーム(斎藤孝・明治大学文学部教授)

1)日本語を声に出して読むことの効果
1ー1)日本語の理解力を養う
・難しい言葉が耳から入って音として頭に蓄積される(素読、朗  誦) ・わからないと読めない(朗読)
1ー2)情感を養う ・リズムにはからだとシンボルの融合がある ・からだを言葉の表現媒体として使う(演劇・竹内敏晴)
1ー3)表現力の向上
・声を出すことは他者を意識させる ・自分の思いの社会化をする
1ー4)脳の活性化効果
・音読のほうが黙読より脳の活性化領域が広い   (社会技術研究所のプロジェクトで)
1ー5)カタルシス効果 ??

2)映像として
2ー1)パドマ幼稚園での漢詩の朗誦---斎藤孝p145
2ー2)竹内実践 岩波新書
2ー3)斎藤孝の実践
2ー4)朗読教育の実践 どこかにあるはず
2ー5)佐藤綾子の実践

3)なぜ、斎藤本は売れるのか
3ー1)ここ10年、断続的に日本語ブームが続いている
・異言語接触 ・日本語学習者の増加--文化庁など別紙 。金田一春彦 大野晋 柴田 ・漢字検定試験に数十万人の受験者が
3ー2)身体論の復活
・アフォーダンス(意味は外界にあり)や身体性認知科学の台頭 ・シンボルロボットに代わり、  センサーロボット、ヒューマノイドロボットの流行 ・からだを使った学びの再評価
3ー3)パフォーマンス論の普及
・佐藤綾子(大妻か共立女子大)によるパフォーマンス学会の活動 ・自己表現力不足の日本人の反省

入試ミス

2008-01-26 | ヒューマンエラー
 ここでは、大学院博士課程における入試の特徴と、そこでの入試ミス発生の背景要因を探ってみる。



1.受験生が少なくかつ「知っている」受験生がかなりいること

 (1)実情

 たとえば、筑波大学大学院人間総合科学研究科14年度入試の9月期で言えば、14専攻の平均受験者数は15名にすぎない。一方、筑波大学内部からの受験生は42%(全学で63%)を占める。

 ちなみに、文部科学省の統計によると、大学院博士課程入試では、内部からの受験者の割合は、65%~70%の間で推移しているという。



 (2)入試ミスとの関連

 こうした事情は、一般には、入試ミスを発生しにくくしているところはある。しかし、次の点については、十分に留意すべきである。

 ○入試が社会的な使命を帯びていることを忘れさせ、組織全体での重要な業務であ  るとの認識を持ちにくい。

 ○入試への心理的関与と時間的なコストを低下させがちで、情報漏洩、うっかりミ  スを誘発しやすい(資料1参照)。

 ○“my student”の選抜になりがちで、守秘、公平性、客観性、納得性といった基  本的に遵守すべき入試モラルがおかされがちである。



2.大学院入試も「受験」という意識でとらえる受験生が増えている

 (1)実情

 教官側からすると、研究者としてのふさわしい資質を持った学生を選べればよいという目的優先的な思考をしがちである。「学科試験の多少のミスはノイズ程度のもの」で大した事ではないとの暗黙の思いもあるかも知れない。

 しかし、学生や世間からすると、最高学府への進学のための「受験」という意識も、大学院生の数の増加とともに高まっている。その証拠として、大学院受験予備校などを挙げることができる。(資料2参照)。

 

 (2)入試ミスとの関連

 学生/世間側からすると、厳格かつ公平かつ納得できる試験の実施が当然のこととして期待される。当然、情報漏洩、入試ミスへの目も厳しくなる。

 次のような点への配慮が必要である。

 ○学群・学類入試と同じ程度の慎重かつ厳格な手順での業務遂行が求められる。

 ○資質の評価は、可能な限り客観化する。

 ○分野別選抜にはきちんとしたルールを作成しておく。

 ○試験科目や内容を充実させる。

 ○“my student”選抜への対応として、限定的な推薦入試枠の設定を取り入れるこ  ともありうるが、学内限定の排除、オープン応募など、公平性を担保する。