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思いの外、先日ブログに載せた『たぬき丼』の評判が良かったので2匹目のドジョウならぬ『たぬき』を食べに甘酒横丁の東嶋屋にお邪魔する。この店もなかなかの老舗で創業は1887年、この地に移ったのが1935年である。とは言うものの敷居は低く、メニューは豊富である。
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以前に『むじなそば』をブログに書いたが、ここの揚げ玉が素晴らしいのである。店に12時5分前に入ると誰もいない。コロナウィルスのせいなのだろうが、あまりに寂しい。これでは飲食店は厳しいだろう。
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1番出口に近い4人席に座り、『たぬき丼』(750円)をお願いする。因みにご飯ものは玉子丼、きつね丼、カレー丼、かつ丼、天丼、牛玉丼とかなりのレパートリー。
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5分も待たないうちにたぬき丼登場、玉ねぎ、かまぼこを煮込み、玉子でとじて、上に揚げ玉。ここの揚げ玉には桜海老が入っていて天ぷらを作る時の副産物ではなく、ちゃんと別に揚げ玉を作っている。
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ここのかえしは優しい味付け、醤油が勝つわけでもなく、甘い訳でもない。京都の黒七味を振っていただくが、ちょうどいい塩梅でトロトロの玉子の上にサクサクの揚げ玉が乗った食感も楽しめる。
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食べ終わる頃にようやく新しいお客さん、やはり注文は冷やしたぬき、はしりのメニューである。ご馳走さまでした。
東嶋屋
中央区日本橋人形町2ー4ー9
0336666964
中央区日本橋人形町2ー4ー9
0336666964