outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ヨットクラブの紹介その①

2006年10月23日 14時45分58秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット
久しぶりになってしまいました。今回は特別に二週間分を二つに分けて一枚づつ写真も入れてアップしましたので二つを続けてお読みくださいね 今日は買い物に来ています。相変わらずオートバイに四人乗りして半時間、ジプニーに乗り換えて一時間かかりましたすっかり乾季になってこのところ晴天続きながらホロホロはまだしばらく動きそうにありません



10月9日前回ブログをアップしたした後、買い物をしていたらいつの間にか買い過ぎて・・長い間日本人をしていた我々は情けないことに通常はこの程度なら絶対しないタクシーを頼んでしまいました今日したビザの延長ですがフィリピンは入国すると21日間の滞在許可が無条件でもらえますだから10月19日までは問題ないのですが早めに延長したのです。今回の延長で入国から60日の滞在が可能となり11月27日までOKです延長の費用は今回一人2020ペソで次回は3400ペソでまた60日延長でき、このように二ヶ月単位で延長して最長一年間滞在が可能ですずっとここに住んでいる外国人は一年が近づくと国に帰ったり近くの国に一度出てまた一年滞在する
生活をしています。 現在ホロホロが居る入り江は台風の心配もなく居心地が良いのでここに入港したヨットはなかなか出て行きません
もう一つ独身老人のパラダイスで現在ここに居るヨットの殆どはフィリピンの若い女性と一緒でカップルの平均的年齢差は35歳位?最大差は50歳位となかなか羨ましい年の差であります しかしこのパラダイスに暮らす老ヨッティ達も寄る年波には勝てないらしく今月は二人が亡くなったそうでホロホロが初めて入港してからだとかなりの人が亡くなっていますが「死に場所」として選ばれるほどここは良い所なのです ただ僕はここをヨットを「置く場所」としてしか見ておらずいつもここで過ごすのはフィリピンに来た時と日本に帰る前の各10日間ほどで逃げるように出ていっていますしかし今回は特別で整備の為に長居となりそうでもしかすると「死に場所」と認識してしまうかも・・ とちょっと心配です。


10月10日、来た時から気になっていたテンダー(上陸用小型ボート)をデッキの上に上げて良く調べてみると底の合板がかなり腐って
いることが判明しましたホロホロが出航してから二隻はFRP底のゴムボートでしたがこの3隻目はフィリピンで同じものが手にいらなかっ
たので地元の人に注文して造ってもらったものです材質はフィリピン製耐水ベニヤで日本では考えられないほど安いが粗悪ですから張り
合わせた板の間が数センチ木の無い場所があったり「ボコ」と言う木喰い虫が住んでいたりします今回はこの間の板が抜けているのが原因で起こったものですが応急処置とペンキ塗りに4日ほど掛かりそうでその間はボートが無いから迎えに来て貰わない限り上陸も出来ませんクルージング生活もヨットや装備が新しい間は遊べる時間がイッパイありましたが新艇から15年もなると修理に随分時間がとられますもっと古い船では何処にも行かず半永久的に修理ばかりと言ったことも冗談でなくほんとにあるのですがこれも一つのクルージングスタイルなのだと最近解ってきました 


11日 明けがたより 水が採れて遠慮なくシャワーも洗濯もできますしかし昨日からやっているテンダーの修理は無理だから船内の荷
物をチェック。年をとると何処に何をしまってあるかすぐ忘れるから紙に控えていますでも忘れ易くなって良いことだってあります僕も美由紀も本を読むのは好きで結構読んでいます。ヨットの中にある限られた本を毎年読み返していますが一年経つとすっかり忘れているお陰で毎回新鮮後10年もすると10冊あれば一生足りるような気がします またこの歳になると暗いところで一つの灯りが灯っていると(星もですが)目を開けるたびに亀に見えたり魚に見えたたり車に見えたりたり飛行機に見えたりと一つの灯りが6つも10もになって形を変え結構楽しめますが実際に幾つあるのか解らないのが困り物でもあります僕が旅人だから余計に思うのかも知れないが人生を旅に例えるのが良く解る行ったことの無い土地や知らなかった物をに出合った感激と全く同じように経験したことの無い年齢による変化で
起きる様々な事は若いときには想像も出来なかった世界で結構愉しめます歳とる事は恐れることじゃなく愉しむものなんだと感じています

写真は浮かんでいるホロホロから写したフィリピン人(ニッキー)が経営するヨットクラブで上陸の時テンダーを繋ぐ桟橋が延びています。
フライディナイトの夕食会は奥の方の建物で水上にありますから雰囲気は最高です。写真をクリックすると大きく見えます。
コメント (1)
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10月12日から22日までの日記

2006年10月23日 14時28分20秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット
10月12日はちょっとだけが降りましたが良い天気でテンダーの底の穴が開きそうなところにボンドを詰め込んで補強の為に当て板をしてペンキを塗ろうと思ったら雨が・・出鼻を挫かれて中止して船内荷物のチェックを始めたけどいつの間にか昼寝になってしまいました
このところと言っても二晩だけですが晩御飯の後DVDで映画を半分づつ見ていますなんで半分かと言うとヨットの電源は性能が悪いフィ
リピン製バッテリーだけなので一度に全部見ようとすると電気が足りなくなってエンジンをかけなければならないのですこのように水や
電気は特に陸上で生活している場合とかなり違いますが、これだから早寝早起きが出来てなんとなく健康的気分で居られるように思います


10月13日 テンダーのペンキ塗りをしようと思っていたのに朝からで水はイッパイあるしこの雨はあまり歓迎できません。船内の整
理をしていて思ったのですがとにかく荷物が多い。10年以上生活してから当然と言えば当然ながら多すぎしかし捨てるには「もしも」を考えると必要な物や海の上では手に入らないから結局元に戻している。確かに航海に必要ない「遊び道具」も多すぎるけど・・二時過ぎよりてきて乾くのを待ってテンダーの内側だけペンキ塗りしました。今日はフライディナイトなのにテンダーが使えないからニッキー(ヨットクラブの経営者)に頼んで送り迎えしてもらい久しぶりにビールを飲んできました


14日 またまた雨が降ったり止んだりでテンダー外側のペンキ塗りも出来ず一日船内の整理にかかっていましたこの後しなければなら
ない事を確かめにデッキを見て周っていると「大事件発覚」ハル(甲板)とハル(船殻)を繋いでいるアングルのネジの多くが頭が飛んで
無くなっているこのままではとても航海は出来ない大事件。アングルに穴を開けて新しくビスで縫うことになるがその数はかなり多い。
幸いステンレスの大きなビスはそこそこ持っているから仕事は出来るがかなりの時間が必要そうだ。んんん~・・大変じゃ~・・


15日 日曜で今日はサンディナイトだが何故か今日は夕食会が無いらしい以前は毎週必ずしていたのに最近は時々しかしなくなったそ
うで残念。昼から雨が止み夕方にやっとペンキが塗れた今日は良い一日来てすぐにチェックしたら動かなかった気象ファックスを朝雨
が降っていたのでいじくっていたら奇跡的に復活天気図か取れないと航海は大変なので直って大喜び今日は良い日だった


16日 今日もまだ買出し外出もせず朝からウインドラス(アンカー巻上げ機)の配線修理と長く使っていない発電機が動くかチェックそして船内整理と今回ヨットに来てからはまるで日本人のように良く働いている。長く熱帯地方で暮らしてみると解ることだがこの辺の普通のヨッティは一日に一つしか仕事をしない僕も完全にそうなっていたのだがやはり日本の生活が長かったからだろう。次々見つかる仕事を次々に一日中続けている。まあ今までの調子でやっていたらここから動けず日本に帰らなければならなくなるだろうけど・・まあ僕の場合「やる時はやる」のである


17日 朝デッキで小便してたら懐かしいチンポコが見えたから急いで体重計に乗ったらなんと70キロになっていた原因は「晩酌を
止めている」「歯が痛くてあまり食えない」からと思うが二十日で8キロは痩せすぎ 体重計の故障かも? 以前フィリピンで喉がおかしいので咽頭ガンの検査に行ったら医者が聞いた「最近痩せたか?」痩せてないと返事をしたら「ガンなら痩せるから痩せたら来る様に・
・」との診察でしたから今フィリピンの医者に行くと多分「どこかのガンやな~・・」と診察してくれそうです やっとペンキが塗れたテンダーを水に浮かべたまでは良かったのですが・それに飛び乗ったとたんポッカリ穴が開いてしまいました 空気タンクと腰掛の役目をしているところで沈没はしませんでしたが・・また修理が大変です船底もどうも頼りないので少し補強も考えています。僕のことを
「怠け者」と思っている人が居たら大間違い。最近僕は類まれな働き者でないかと思ったりしてます



18日 テンダーに補強板を張り、発電機のキャブレーターを修理相変わらず朝から晩まで休みなく働いています船内荷物の確認で
不用品がかなりあるのでこれを幾らかででも売ろうと企んでいますが何分フィリピンだから・・・ヤフーのオークションに出せば結構値が
つきそうな物もあるんですが・・

19日 今日で10日間ヨットから出ずに暮らしています食料が少しづつ乏しくなってますが今朝は漁師が舟を漕いで大きなタイガープ
ルーン600グラムを150ペソで売りに来たから買いました早速シーフードスパゲティになり一匹は釣りのエサにして二匹をゲット
これは小物でしたが晩のおかず。残りのエビはまだ冷凍庫で凍っています。あればあるで食べるけど無ければないで結構昔の缶詰なども
利用しつつイケルもんですただ果物が欲しい・・


20日 熱帯地方には四季がないが雨季と乾季がありその時に風の方向も変わる。来た頃は雨季で毎日雨が降り南西の風だったが16日から乾季に変わったらしく風は北東から吹き毎日ガンガンと太陽が照り雨の気配は全く無いこれがだいたい三月まで続き四月五月の暑期を経てまた雨季となる。乾季になると日中の太陽の下では焼けるように暑いが夜は涼しく布団を被って寝ている今日は久しぶりにマストに登ってロープの交換などをした今からフライディナイトに行ってきま~す


21日 長い間乗らなかったヨットは思わぬところが動かない。ジブセール(前帆)を揚げようとしたらファーラー(帆を巻く設備)が全
く周らない念のためにとそのセールを揚げた時に巻くウインチを回そうとしたがそれも周らない ホロホロに来て3週間、毎日修理をしているがまだこの有様「頭に来る」「イヤなる」かと言えばそれは全く無く結構「これもあかん」と言いながら愉しんで修理をしてい
 まあ一番困っていることと言えばアンカーチェーンでこれはチェーンと呼べる状態はホンの一部で後は「鉄の塊が錆びている」状態
。コツコツ叩いてチェーンらしくしているがこれが結構な仕事おまけに太さが半分ほどになっているとこもあってかなりヤバイ日本で
なら注文すればすぐ届くがフィリピンにアンカーチェーンを必要とする船はないから買うことも困難マニラに行けば買えるかな~・・。


22日 全てのウインチを分解して油をし、アンカーチェーンを叩いて錆を落としている60メートルのうち32メートル落としたとこ
ろで致命的な箇所(針金ほどしか太さが無い)を発見・・・ここで切るしかないな~・・。そうなると深さの5倍は必要なので6メート
ルより浅いところにしか停泊できないことになる しかし何でも揃わないと言うのは不便なもの 今は夕方、そろそろシャワーを浴びてサンディナイトに行きましょう


この写真はアメリカ人が経営するサンディナイトがあるヨットクラブです。写真をクリックすると大きく見えます。              
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