天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

スキー2019・11回目@山形月山スキー場・その1

2019年05月01日 | スキー


割と定点観測的になって来た画像……↑上信越自動車道・小布施辺りの桜並木

さて、今年は初めての「GW10連休」で、何処に行こうか旦那と話し合った結果「今まで行った事がなくて前々から行きたかったスキー場にしよう!」と意見が一致。
折角の10連休を活用するべく、日頃行きたくても移動時間が掛かり過ぎるが故になかなか重い腰が上がらなかった「山形県・月山スキー場」へ行く事に!
初・月山やぞー!前々からマジ一度行きたいとずーーーっと思ってたんぢゃー!

で、出発は4月28日(日)
先ずはこの日は移動で1日掛かると踏んで、朝6時に自宅を出発。
ナビで「月山スキー場」を検索すると新東名(東名)~首都高に突っ込んで東北自動車道を使え、という「何この渋滞地獄確定ルートw」を推奨して来やがりますが
誰がGW2日目にそんなアホなルート使うのかと。
大回りだろうがココは渋滞回避が最も近道だと考え、我々は「中央道~長野自動車道~上信越自動車道~北陸自動車道~日本海東北自動車道」ルートで行きました。



ちょうどお昼辺りに北陸自動車道・米山SA.に立ち寄ったので、米山SA.内のレストランで昼食。
自分が食べたのは↑「柏崎名物・鯛飯茶漬け」
鯛の出汁と鯛身を入れて炊き込んだ「鯛飯」に鯛のお刺身を乗っけて、更にそこに鯛のお出汁を注いで頂く。
個人的に「鯛飯」「鯛飯茶漬け」と聞くと先ず宇和島(愛媛県)が頭に浮かぶのですが、ココ柏崎も鯛飯茶漬けが名物だったんですねぇ。知らなかったなぁ~
これがまたねー、SA.内のレストランと侮るなかれ。かーなーりークオリティ高いです!まあ平たく言って「めちゃウマ♪」



米山SA.は展望台あって日本海の雄大な景色が…天気が良ければ臨めます^^;
この日はちょーっと曇っていてイマイチな眺めだったのが残念です。肉眼だと海の向こうにうっすらと佐渡島を見る事も出来ました。

まーそんなこんなで、この日月山の宿に辿り着いたのは17時頃。休憩を挟んだとは言え、自宅から車で11時間の長時間移動でした。疲れました(旦那がw)

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さて、翌日(4月29日)
いよいよ月山スキー場だぞーう!

ところで、月山スキー場は「ゲレ前宿・ゲレ中宿」というのが存在しません。
スキー場入口からセンターハウスまでは必ず徒歩で雪山移動しなければならない。まあ↑この程度の緩やかな傾斜の坂を延々登っていくだけです。が、結構疲れますw
この徒歩移動が結構キツいので、午前中だけ無料でスキー場入口からセンターハウスまでの間をスキー板だけ運んでくれるというサービスがあります。
当然我々も板を預けて歩き出しました。



大体10~15分位ヒーヒー言いながら歩くとセンターハウスが見えてきます。
見えてからもまだ距離があるので気持ちは急くものの身体が思うように動いてくれない…(薄涙)



はぁー。ようやくセンターハウス到着。
1Fにはトイレがあって(自分達が行った時は2Fトイレは使用不可だった)、2Fはチケ売り場、売店、そしてレストハウスが併設。



このレストハウス周辺を物凄い数のツバメさん達が飛びまくっています。
で、ツバメさん達の飛行ルートを辿って見てみると…



センターハウスの建物の軒下がツバメさんマンションになっていました。皆さん子育て頑張ってー!(* ̄0 ̄)/



先程預けた板がようやく到着…結構待たされました^^;
ある程度板が集まらないと運んでくれないので、いの一番にゲレンデに飛び出したい人は板は預けずに自力で持って上がった方がいいと思います。
よーし!板も届いた事だし、いよいよ月山スキー場へいざ!!



ゲレ内のリフトはこのペアリフト↑が1本だけ。
後、ペアリフト登った先に2本Tバーリフトがあるらしいです。

上の画像を見ると、画像右が雪の壁になっていますよね。
ここ月山スキー場は余りにも積雪量が多過ぎて、いわゆるスキーシーズン中には山に人が入れずにOPENが出来ないという特殊なスキー場でw
暖冬で雪不足だと散々嘆きまくった今シーズンですら月山スキー場がオープンしたのは4月10日!
このスキー場は「4月オープン→7月クローズ」の「春~夏スキーが出来るスキー場」として有名なんです(^^♪

という訳で、GWとは言えまだオープンして2週間程度。なんと積雪量は10m弱もあるそうです!!
なのでガンガンに降り積もった雪を切り崩してリフトを「掘り出して」運営している為に上画像のような積雪差が出来て雪壁が出来るという訳です。凄いっすなぁ~

 

リフトを降りた所におあつらえ向きな「撮影スポット看板」が立っています。

さて、ここから少し登った(自力で)所にTバーリフトが設置してありました。
↑上画像の山の頂上まで行こうと思うと、このTバーリフトに乗らなければ辿り着けません…いや、自力で歩いて登っているハイカーさんも結構いますがそんなのただの地獄ですw
このTバーリフトがねー、自分はサーリセルカ(フィンランド)でもTバーリフト乗ってるから一発で楽々乗れましたが、慣れない女性が何度トライしても乗れず(お気の毒に~)
バーに身体を預けるコツがあるんですよね。それが分からないと永遠にTバーリフトは乗れないと思う。頑張れ^^;

ところで、Tバーリフトは2本設置してあるハズなのに、この日は下段の1本しか稼働していませんでした。
下段リフトの降り場から頂上までは自力で歩いて登るしか方法がないらしい…ココまで来て頂上見ないで下りるという選択肢は流石になかろうて…という訳でせっせと登ります。



せっせと登る…↑画像見ると大した事ないようにしか見えないんですけどね、コレが結構な斜度なんですよ(薄涙)
正直、足滑らせてひっくり返ったら思いっきり滑落するレベルの斜度はある。



途中で振り返ると…これまた大した斜度があるようには見えないんですがね、(以下、略w)
登れど登れどまだ頂上が見えない…Tバーリフト降りて下から仰ぎ見た時はほんのちょこっとに見えたのに、下から見た視界の先にまだ続きがあったという(号泣)



ようやく頂上に到着!!
ああ、なんて綺麗なんだろう!頂上の遥か先に美しく輝く白い山がクッキリと浮かんで見える…近くにいたハイカーさんが「あれは鳥海山だよ」と教えてくれました。



でも周辺には苦労して辿り着いたスキーヤーやハイカーがヘドヘドになっていますw

 

それにしても…絶景過ぎる!!
因みにココは「月山」の頂上ではなく月山に繋がっている「姥ヶ岳」の頂上です。
この時期、まだ雪が深過ぎて月山までは登れないそうですが、姥ヶ岳より少し先までは行けるようでした。

 

雪が少し溶けた部分に板を渡した遊歩道が作られていました。でもガッタガタなのでスキーブーツだと歩き難いんだなぁ~^^;

 

何枚も何枚もアチコチ方向を変えて撮影しまくったなぁ。今見るとキレイはキレイなんだけど全部同じに見えるのが切ない…



やっぱり鳥海山に目が奪われる…苦労して登った甲斐がありました!
…でも、本当に苦労して登ったので(苦笑)この段階で既に1日の体力の8割方失った感じです(滝汗)

これじゃースキーじゃなくてトレッキングだよぅ!!



このスキー場は特に整備もなーんもしてなくて「山肌を好きに滑り降りれば~?」という基本放置系ゲレンデです。
ただ、危険な箇所(ゲレ内に結構大きな雪渓があってガチ落ちたら死ぬ)には立ち入らないようにポールが立ててあります。

月山と言うと「コブ錬」で有名なスキー場だと思っていたのですが、基本は自然コブとなんとなーく皆で同じルートを滑って作るコブ。
この時期はまだスキー場がオープンしたばっかりでコブルートは3~4本しか出来ていませんでした。多分6月頃行けばYouTubeで見るようなコブコブ祭りになってるんだろうと思います。
そして…コブがゴリッゴリに彫られてる+斜度がかーなーりーゴツい(滝汗)
ようやく中級コブを何とか突っ込めるようになった自分にはちょっとハードルが高過ぎました…



予想外のトレッキングで全身汗だくになったのでレストハウスでビール休憩。お供は山形名物の「玉こんにゃく@1本150円」
玉こんにゃく美味しいなぁ~(^^♪

休憩後も更にリフトに何本か乗ってコブ錬しましたが…いやぁ~流石に疲れましたorz
…と、今日はこんな感じで終了~
コメント
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