出演:ラナ・ターナー ジョン・ガーフィールド
バレンタインデーに不倫の果ての殺人を描いた映画というのも……味わい深いかと。原作は4度も映画化されるほど著名な作品。流れ者(ガーフィールド)が安食堂でやとってもらい、美しい妻(ラナ)と関係ができ、主人を保険金のために殺そうとする。計画は成功したかに見えたが……
セックス・シンボルだったラナ・ターナーの美しさにめまいがします。しかし主役の二人は、のちに作品以上の不幸に見舞われることになります。ガーフィールドは赤狩りのために若くして逝き、8度の結婚、離婚をくりかえしたラナ・ターナーは実の娘が彼女の愛人を刺殺し……二度のベルが象徴するものとはなにか、不幸の連鎖が究極のラブストーリーをいろどっています。
※上映は2月13日(土)18:00 2月14日(日)12:00。
わたしの世代にとってはヴィスコンティ版やこのバージョンよりもジャック・ニコルソン&ジェシカ・ラングの「二度ベル」がおなじみ。しかしラナ・ターナーという存在にこの原作は似合いすぎている……
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