原題は「汚い12人」。軍法会議で死刑か重罪が確定している札付き軍人を集めてナチスのパーティでテロをかます……よく考えると倫理的にかなりまずい設定(笑)。
でもまとめ役がリー・マービンで、集まるのがジョン・カサヴェテス、ドナルド・サザーランド、チャールズ・ブロンソン、テリー・サバラス(やっぱりキムタクそっくりです)。
軍のお偉いさんがアーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、ジョージ・ケネディというみんな怖ーいご面相の方々なのでそんなことはどうでもよくなってきます。
監督ロバート・アルドリッチ好みの男くさーい映画。面白かったー。誰が生き残るのかってあたりも「大脱走」ありあり。ひょっとしたらあっちのリーダーもリー・マービンだったら違った結末があったはず。まあ、それだと“名作”にはなりえませんが。