PART4はこちら。
キャサリンの新作「シューター(早撃ち野郎)」は完成する。例によって今回の事件を予見するような内容。シューターとはニックを揶揄するようなタイトルだ。作品の完成とともにキャサリンはニックに別れを告げる。もう用はないと。困惑するニック。
“It was the fuck of the century.”
(すごいセックスだったじゃないか)
ホントに、英語のお勉強になります。
ここからは一気呵成。休職処分をうけているために身動きできないニックは、相棒のガスの協力をあおいで、キャサリンとベスの双方を知っている人物の聴取に向かう。
「おれにまかせておけ」とひとりでマンションに入ったガスは、エレベーターのなかで何者かにアイスピックで惨殺される(→第二の警官殺し)。何かがおかしい、と察知したニックはガスを追いかけ、死体を発見する。
犯人が残したものは、65ドルのアイスピックと、警察用のアウターだった。犯人は警察関係者なのか。そこへベスがあらわれる。
「止まれ!」
制止するニックの言葉が聞こえないかのようにベスは近づき、ポケットから何かを取り出そうとする。“シューター”は引き金を引き、ベスは絶命する。彼女のポケットに入っていたのは、ニックの部屋の鍵だった。
絶望するニックだったが、ベスの部屋からは、犯罪の証拠が次々に発見される。内務調査官ニールセンがベスを脅迫していたことも判明する。和解したキャサリンとニックはふたたび抱き合う。しかしそのベッドの下にはアイスピックがころがっていた……よーし説明は終わった。次回はつっこむぞ。