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♯108 平沼赳夫 & 与謝野馨
このふたりは麻布中学校の同級生。与謝野はそれはもう優等生だったんですって。平沼は、小学校のときに吉永小百合のお姉さんとも同級生。まあ、それはともかく「たちあがれ日本」は出来不出来はともかくとした同級生コンビによって結党されたわけだ。
しかし、このふたりの政治的スタンスには天地の開きがある(わたしにとっては与謝野の方が天で平沼が地)。ほとんど極右である平沼と組むことで、与謝野の理想は大きく変節せざるをえないだろう。舎弟である後藤田正純が追随しなかったのは、なぜ平沼なんかと、という嘆きがあったのではないかとわたしは考えている。
平均年令が70才近いことで揶揄されている「たちあがれ日本」だが、わたしは応援団長が石原慎太郎だったり、拉致議連の中川義雄やダークな噂のたえない藤井隆男がメンバーだったりすることの方でこの“新党”にはまったく期待していない。硬骨の人、与謝野馨にはシンパシーを感じていただけに残念。
次回は「得意技は年末調整」