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<阿久根市長>報告会に乱入 反市長派議員に「ばーか」
3月30日 毎日新聞
開会中の3月議会に出席を拒んでいる鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が29日夜、反市長派議員による議会報告会に“乱入”。議員らに「市政には参加させない」などと言い放ち、議員らと一時もみ合いになった。
報告会は市長宅から数十メートルの公民館であり、反市長派議員10人と約80人の市民が参加した。市長は開始前、「反対派がうそを言うかも」と、出席理由を説明していた。
報告会で議員から市長の出席拒否を非難する声が出ると、市長が突然マイクを握り、市職員の高給批判など自説を展開。ヤジを浴びながら約5分間話し続け、壇上の議員に「あなたたちは市政に参加させません」と言い放った。帰り際に市長が議員を「ばーか」と罵倒(ばとう)したため、もみ合いになる一幕もあった。
竹原市長は今月4日以降、本会議と予算特別委員会の出席をすべて拒み、委員会では一部の課長に答弁拒否を命じるなど混乱が続いている。【馬場茂、福岡静哉】
……また阿久根ネタでもうしわけない。どんどんレベルが下降しているので特集するのもしんどいのだけれど、ひとつだけ指摘しておきたい。
この阿久根市のような事例って、他の市町村では存在しないのだろうか。阿久根はあまりにあからさまだし、幸か不幸か市長自身がブログを活用しているために全国から注目されているが、本当にここが全国最低レベルの首長なのか?
たとえば、わたしが前に住んでいた狛江の市長は、バカラにはまりこんで30億だかの借金をつくって雲隠れ。いまは出家の身という怒濤の人生を送った人だが、しかし阿久根の場合は市への悪影響という意味で、それ以上ではないかと思う。
なぜなら、狛江の場合はトンデモ市長というわかりやすいロールを演じてくれたからまだしも、阿久根の竹原市長は“悲劇のヒーロー”を気どっているし、市民のなかにはそれに同調している層が確実に存在するからだ。「ばーか」なのはもちろん市長の方だけれど、彼の罵倒に快哉を叫んでいる連中がいることで、阿久根はなお沈んでいく。文句なく、現時点で最低の首長ではないか。その証拠に……PART10につづく。