アメリカという病、戦後責任、愛国心、有事法制をどう考えるか。性の問題、フェミニズムや「男らしさ」という呪縛をどのように克服するか。激動の時代、私たちは何に賭け金をおくことができるのだろうか―。ためらい、逡巡するという叡智―原理主義や二元論と決別する「正しい」日本のおじさんの道を提案する。(BOOKデータベースより)
実質上の内田樹デビュー作。だからけんか腰もいまよりずっとむき出し。
ウェブで自説を展開することは、ときに砂をかむような思いもあるだろうが、これだけのコンテンツを誇ればやはり誰かが発見するという……そんなに甘いものでもないんでしょうが。
わたしが、多少なりとも原稿料なるものを受け取り続けることになったのもそりゃネットがらみだけど、それはホントに偶然(とメルマガ読者たちの厚意)の産物だからなあ。