日本映画篇はこちら。
では極私的マイベスト2012を。
◇映画篇(2012年に映画館で初見だったなかから)
1.「裏切りのサーカス」
主人公が実はなにを考えているかよくわからないあたりがスパイものの醍醐味。ゲイリー・オールドマンやコリーン・ファースなど、それっぽくていい。「ゴースト・プロトコル」につづいて今年もスパイ映画がベストワンかぁ。
2.「戦火の馬」
馬が疾走する姿ほど映画に似合うものなし。そこへあんなストーリーをからませられたら……王道をおそれずに撮ったスピルバーグはえらいと思います。
3.「ドラゴン・タトゥーの女」
ど派手な映像にごまかされそうだけれど、実はかなり渋い。少女が消えたトリックは、単純だからむしろ成立しうる。冷蔵庫から牛乳が落ちそうになるシーンは、ロッキーが生卵を飲みこむ場面に匹敵(笑)
4.「エンディングノート」
エネルギッシュな父親が、次第に衰えながらも、娘の前ではむかしのままの姿勢でしか対応できないあたりが泣かせる。去年いちばん泣いた映画。
5.「ゴーストライター」
奇をてらった部分がどこにもないのに、主人公(ゴーストライターとだけ表現される)の幽霊ぶりが際立つ。さすが、「チャイナタウン」の監督だ。
DVDで鑑賞した作品では
「川の底からこんにちわ」
「SRサイタマノラッパー1&2」
「ゾンビランド」
「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
「博士と助手細かすぎて伝わらないものまね1~6」
「深夜食堂」
がおすすめです。どんだけ脈絡ないんだ。
次回はBOOK篇。