2014年10月児童手当号「何かを忘れてる……」はこちら。
おかげさまで本校職員は、給料もボーナスも全員全額口座振込です(差額だけが現金になっている人がいて泣いた。泣いた泣いた)。児童手当についても全員全額。ありがたいことです。
もっとも、公務員は職場(教職員は教育事務所)経由で支給されるのですが、ふつうは市町村から口座に振り込まれます。現金受給は基本的にできないことになっている。
ところが、ある一部の人たちには、現金で受け取りませんかと役所の側から連絡が。それは
「保育料を払っていない人」
です。要するに保育園に子どもを通わせながら(あるいは過去に通わせていながら)保育料が未納滞納となっている人は、現金で受け取りませんか(そのままこっちで徴収するから)という“相談”を受けることに。
どこかで聞いたような話です。そう、実は学校集金、特に給食費の未納についても同様の措置が可能になっていて、実際に酒田市でやっている学校もあります。
未納の保護者が指定した時間に、市役所の窓口で三者(保護者、学校、子育て支援課、場合によっては教育委員会)が落ち合うことになる。ただ、この相談については保護者の同意を必ずとりつけなければならず、そんな同意をえられる保護者なら最初から集金を滞納したりは……(泣)
ということで本日のあなたの児童手当受給額は0,000円。ちゃんと口座に入っているはずです。
去年のわたしのベストワン日本映画は石井裕也(くっそー、満島ひかりの旦那です)の「ぼくたちの家族」。なかでも特筆ものなのが“ひきこもりの過去をもつ兄(妻夫木聡)と距離をおきながら、余命一週間と宣告された母(原田美枝子)を救う軽薄な次男坊”という難役をこなした池松壮亮。「紙の月」では宮沢りえと壮絶なベッドシーンを。くっそー。
2015年6月児童手当号「子役」につづく。